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よう）時（じ）より各人（かくじん）に生長（せいちょう）し、養成（ようせい）せられて人（ひと）に悪（あく）を教（おし）へんとす。 二、　ゆえに神聖（しんせい）なる恩寵（おんちょう）の作（さ）用（よう）が各人（かくじん）の信仰（しん…

）は是（こ）れ貞潔者（ていけつしゃ）なり、けだし彼（かれ）は放蕩（ほうとう）なる思（し）念（ねん）に無耻（むち）にして心（こころ）を留（と）めざればなり。その良心（りょうしん）の尊正（そんせい）が一見（いっけん）して貞信（ていしん）の為（ため）に證（しょう）を為（な）す時（とき）は、耻（はぢ）は思念…

うよう）人（ひと）あり海（うみ）に浮（うか）んで激浪（げきろう）の起（おこ）るに際会（さいかい）するあらんに、一者（いっしゃ）は衣（ころも）を脱（ぬ）ぎて裸（ら）体（たい）になり、ただ自（じ）身（しん）を救（すく）はんとの意（い）を以（もつ）て水（みづ）に投（とう…

せいしつ）に於（おい）て罪（つみ）なるにはあらず、天性（てんせい）が此（これ）等（ら）により罪（つみ）なる慾（よく）に易（たや）すく傾（かたぶ）くによる、故（ゆえ）に人（ひと）は注（ちゅう）意（い）して此（これ）を戒慎（かいしん）すること肝要（かんよう…

せい）なる諸神（しょしん）の連隊（れんたい）とを移（い）住（じゅう）せしむること、その本国（ほんこく）に移（い）住（じゅう）せしむる如（ごと）くせん。終（つひ）に太陽（たいよう）は心中（しんちゅう）にも光（ひか）り始（はじ）め、その光線（こうせん）は悉（ことごと）くの肢（し）体（たい）に透徹（とう…

）に反（はん）して禁食（きんしょく）を等閑（とうかん）にする者（もの）はすべての善（ぜん）を動揺（どうよう）せしめん、何（なん）となれば禁食（きんしょく）は最初（さいしょ）食（しょく）を甞（な）むるとき、預防（よぼう）の為（ため）に我（われ）らが性（せい）に與（あた）へられたる誡命（かいめい）にし…

問　霊的（れいてき）祈（き）祷（とう）とは如何（いか）なるか、且（かつ）如何（いか）様（よう）に之（これ）を苦（く）行（ぎょう）者（しゃ）に賜（たま）はるか。 答　心霊（しんれい）上（じょう）の活動（かつどう）は厳（げん）重（じゅう）なる無玷（むてん）と浄（じょう）潔（けつ）との為（ため）に聖神（せいしん…

しんせい）なる慰（い）安（あん）をおのれに得（え）ず、一（いち）時（じ）の喜（き）楽（らく）に代（か）へて精神（せいしん）上（じょう）の楽（たのし）みを己（おのれ）の心（こころ）に感（かん）ぜず、腐（くさ）るべき衣（い）服（ふく）に代（か）へて神聖（しんせい…

しん）ぜざる者（もの）は放蕩（ほうとう）に身（み）を委（ゆだ）ねて、その体（たい）を悪（あし）く用（もち）ふること他人（たにん）の物（もの）の如（ごと）くせんとす。故（ゆえ）に死者（ししゃ）の復活（ふくかつ）に於（おけ）るの信仰（しんこう）は聖公教会（せい…

せい）神（しん）゜に歸（き）す。 左、　今（いま）も何時（いつ）も世世（よよ）に、「アミン」。 或日には、定則の示す如く、左の倡和詞（アンティフォン）を歌ふ。 主（しゅ）を讃榮（さんえい）するは美（び）なる哉（かな）。　救世主（きゅうせいしゅ）よ、生神女（しようしんぢよ）の祈（き）祷（とう…

一、　兄弟（けいてい）は互（たがひ）に大（おほい）なる愛（あい）を守（まも）らんことを要（よう）す、彼（かれ）等（ら）は祈（き）祷（とう）せんか、或（あるひ）は聖書（せいしょ）を読（よ）まんか、或（あるひ）は何（なん）の工作（こうさく）にか従（じゅう）事（じ）せんも、互（たがひ）に愛（あい）を基（もと…

は神（かみ）の奥（おう）義（ぎ）を解釈（かいしゃく）すれども、言（ことば）に巧（たくみ）なる者（もの）はその造成（ぞうせい）者（しゃ）より遠（とほ）ざかる。善良（ぜんりょう）なる者（もの）の霊（たましい）は太陽（たいよう）よりも光（ひか）り、神聖（しんせい）なる黙（もく）示（し）の現象（げんしょう…

「つまりお前はうまくやったんださ。」と云って意地の悪い者がどこかで私を嗤（わら）うような気がする。そして私はどうしても虚勢（きょせい）なしにはその声に対抗（たいこう）することが出来ない。私には思い当る節々がある。 先を云えば、なんしろその夜から母の眠（ねむ）れない夜が続いた。母は随分苦しんだ。私は母がその苦しさに打（ぶ）つかって、の…

しんぶん）を開（ひら）いて見（み）れば次（つぎ）の様（よう）な記事（きじ）が載（の）って居（い）る。 例（れい）の砂村（すなむら）の宝玉函（ほうぎょくばこ）事件（じけん）の真相（しんそう）は、吾人（ごじん）が事件（じけん）発生（はっせい）の当初（とう…

　　例 とうげ（峠（タウゲ））　たとうがみ（畳紙（タタウガミ））』　うとう（打（ウ）たう）　かとう（勝（カ）たう）　たとう（立（タ）たう）』　いとう（痛（イタ）う）　かとう（堅（カタ）う）』　とうけん（刀剣（タウケン））　とうしょ（島嶼（タウシヨ）（　×））　とうばつ（討伐（タウバツ））　とう…

せいめい）の供與（きょうよ）を得（え）んを願（ねが）ふか。正直（せいちょく）を以（もっ）て神（かみ）の前（まえ）を行（ゆ）くべし、知識（ちしき）を以（もっ）てするなかれ。正直（せいちょく）は信仰（しんこう）を伴（ともな）へども、思念（しねん）の軽薄（けいはく）と転倒（てんとう…

架（じゅうじか）は太陽（たいよう）よりも明（あきらか）に光線（こうせん）よりも光（ひか）り輝（かがや）けり、けだし太陽（たいよう）の暗（くら）くなりしとき十字架（じゅうじか）光（ひか）り始（はじ）めたればなり、太陽（たいよう）は當（とう）時（じ）滅（めつ）したるにあらざりしといへども、十字架（じゅう…

び言（い）はん、これ単（たん）に口（くち）にいふ言（ことば）にあらずして、神的（しんてき）生活（せいかつ）の事（じ）実（じつ）なり、適当（てきとう）信誠（しんせい）なる霊魂（たましひ）の中（うち）におこなはるる眞（しん）事（じ）実（じつ）なり。 十二、　さればもし汝（なんぢ）は神（かみ）の宝（ほう…

物体（ぶったい）と分離（ぶんり）するは神（かみ）と親（しん）與（よ）するに先（さき）立（だ）てばなり。麺麭（パン）は嬰児（おさなご）が乳養（にゅうよう）せられし後（のち）食用（しょくよう）として與（あた）へらる、かくの如（ごと）く神聖（しんせい）なる事（こと）に大（おおい）に発達（はったつ）せんと…

潔（じゅんけつ）の霊（たましい）にあらはれ、正直（せいちょく）明白（めいはく）にして穿鑿（せんさく）討究（とうきゅう）に渉（わた）るものには絶（たえ）て入（い）らざる精神（せいしん）の力（ちから）は失（うしな）はるべし。けだし一（ひと）たび信仰（しんこう）を以（もっ）て己（おのれ）を神（かみ）に従（…