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第41講話　温柔（おんじゅう） / 83p 第42講話　侮（あなどり）を赦（ゆる）すべし / 85p 第43講話　敵（てき）の為（ため）に祈（いの）るべし / 86p 第44講話　不和（ふわ）を避（さ）くべし / 87p 第45講話　悪言（あくげん） / 88p 第46講話　汝（なんぢ）等（ら…

我（われ）等（ら）の中（うち）に明（あきらか）に知（し）られたる事（こと）、 二 即（すなはち）始（はじめ）より言（ことば）の實（じっ）見（けん）者（しゃ）及（およ）び役（えき）者（しゃ）たりし者（もの）が我（われ）等（ら）に傳（つた）へたる事（こと）に就（つ）きて、多（おほ）くの者（もの）が手（て）を擧（あ…

らから洩れ伝わって、かむろ蛇のうわさが近所近辺に拡がった。コロリも怖ろしいが、かむろ蛇も怖ろしい。関口屋の一家は今にみんな執殺（とりころ）されてしまうであろうなどと、途方もないことを云い触らす者もあった。 その最中に、又もやその長屋内に一つの怪談が伝えら…

主（しゅ）よ、我（われ）等（ら）を憐（あはれ）み、我（われ）等（ら）を憐（あはれ）み給（たま）へ、蓋（けだし）我（われ）等（ら）は侮（あなどり）に饜（あ）き足（た）れり。 四 我（われ）等（ら）の霊（たましひ）は驕（おご）る者（もの）の辱（はづかしめ）と誇（ほこ）る者（もの）の侮（あなどり）とに饜（あ）き足（た）れり。…

二二 主（しゅ）よ、我（われ）等（ら）爾（なんぢ）を頼（たの）むが如（ごと）く、爾（なんぢ）の憐（あはれみ）を我（われ）等（ら）に垂（た）れ給（たま）へ。 一 ダワィドの詠（えい）。ダワィド、アワィメレフの前（まへ）に在（あ）りて佯狂（ようきょう）し、彼（かれ）に追（お）はれて…

主（しゅ）よ、我（われ）心（こころ）を盡（つく）して爾（なんぢ）を讃（ほ）め揚（あ）げ、爾（なんぢ）が悉（ことごと）くの奇（き）迹（せき）を傳（つた）へん。 三 至（し）上（じょう）者（しゃ）よ、我（われ）爾（なんぢ）の爲（ため）に慶（よろこ）び祝（いは）い、爾（なんぢ）の名（な）に歌（うた）はん。 四…

ら）自（みづか）ら、我等（われら）が爾（なんぢ）等（ら）の中（うち）に在（あ）りて、爾（なんぢ）等（ら）の爲（ため）に如何（いか）なる者（もの）たりしかを知（し）るが如（ごと）し。 6　而（しかう）して爾（なんぢ）等（ら）は我等（われら…

二　我（わ）が兄弟（けいてい）よ、爾（なんぢ）等（ら）種種（しゅじゅ）の試誘（いざなひ）に遇（あ）ふ時（とき）は、之（これ）を大（おほい）なる喜（よろこび）と爲（な）せ、 三　爾（なんぢ）等（ら）の信（しん）の試（こゝろみ）は忍耐（にんたい）を生（しやう）ずるを知（し）ればなり。…

主（しゅ）は天（てん）に轟（とどろ）き、至（し）上（じょう）者（しゃ）は己（おのれ）の聲（こゑ）と雹（ひょう）と紅炭（もえずみ）を與（あた）へたり。 一五 己（おのれ）の矢（や）を射（い）て彼（かれ）等（ら）を散（ち）らし、衆（おほ）くの電（いなづま）を発（はつ）して彼（かれ）等（ら）を潰（つひや）せり。 一六…

）神（しん）゜には骨（こつ）肉（にく）なし、其（その）我（われ）に有（あ）るを見（み）るが如（ごと）し。 四〇 此（これ）を言（い）ひて、手（て）足（あし）を彼（かれ）等（ら）に示（しめ）せり。 四一 彼（かれ）等（ら）喜（よろこび）に因（よ）りて、猶（なほ）未（いま）だ信（しん）ぜず、且（かつ）…

二九　然（しか）れども我（われ）爾（なんぢ）等（ら）に語（つ）ぐ、ソロモンも其（その）榮華（えいぐわ）の極（きはみ）に於（おい）て、其（その）衣（ころも）猶（なほ）此（こ）の花（はな）の一（ひとつ）に及（およ）ばざりき、 三〇　今日（こんにち）在（あ）り、明日（みやうにち）爐（ゐろり）に投（な）げら…

爾（なんぢ）等（ら）主（しゅ）が其（その）聖者（せいしゃ）を析（わか）ちて己（おのれ）に属（ぞく）せしめしを知（し）れ、我（われ）籲（よ）べば、主（しゅ）は之（これ）を聴（き）く。 五 怒（いか）りて罪（つみ）を犯（おか）す毋（なか）れ、榻（とこ）に在（あ）るとき爾（なんぢ）等（ら…

3　兄弟（けいてい）よ、我等（われら）恒（つね）に爾（なんぢ）等（ら）の爲（ため）に神（かみ）に感謝（かんしゃ）すべし、是（こ）れ宜（よろ）しきに合（かな）ふなり、蓋（けだし）爾（なんぢ）等（ら）の信（しん）は大（おほい）に長（ちやう）じ、爾（なんぢ）等（ら）衆（しゅう）の中（うち）に各人（おのおの）相互（あひたがひ）の愛（あい）は彌（いよいよ）增（ま）す、…

あげ）て彼（かれ）等（ら）を祝（しゅく）し祝（しゅく）する時（とき）彼（かれ）等（ら）を離（はな）れ天（てん）に挙（あげ）らる雲（くも）これを接（うけ）て見（み）えざらしめたり使徒（でし）等（たち）は驚（おどろ）きて天（てん）を仰（あふ）ぎ視（み）たりしに白衣（しろ…

（いのち）を血（ち）を流（なが）す者（もの）と偕（とも）に滅（ほろぼ）す毋（なか）れ、 一〇 彼（かれ）等（ら）の手（て）に悪業（あくぎょう）あり、其右（そのみぎ）の手（て）は賄（わい）賂（ろ）にて充（み）つ。 一一 唯（ただ）我（われ）玷（きず）なくして行（ゆ）く、主（しゅ）よ、我（われ）を救（す…

ら）地（ち）を嗣（つ）がんとすればなり。 六義（ぎ）に饑（う）ゑ渴（かわ）く者（もの）は福（さいはひ）なり、彼（かれ）等（ら）飽（あ）くを得（え）んとすればなり。 七矜（あはれ）恤（み）ある者（もの）は福（さいはひ）なり、彼（かれ）等（ら）矜（あはれ）恤（み）を得（え）んとすればなり。…

あろう。 若い歴史家は妙な顔をして帰って行った。老博士はなおしばらく、文字の霊の害毒があの有為な青年をも害（そこな）おうとしていることを悲しんだ。文字に親しみ過ぎてかえって文字に疑を抱くことは、決して矛盾ではない。先日博士は生来の健啖（けんたん）に任せて羊の炙肉（あ…

あげ）て彼（かれ）等（ら）を祝（しゅく）し祝（しゅく）する時（とき）彼（かれ）等（ら）を離（はな）れ天（てん）に挙（あげ）らる雲（くも）これを接（うけ）て見（み）えざらしめたり使徒（でし）等（たち）は驚（おどろ）きて天（てん）を仰（あふ）ぎ視（み）たりしに白衣（しろ…

ら）は猶（ゆう）予（よ）の時（とき）を悔改（かいかい）の為（ため）に利（り）用（よう）すべければなり。さりながら今（いま）や神（かみ）は彼（かれ）等（ら）の心（こころ）を奪（うば）ひ、甲（こう）の為（ため）には彼処（かしこ）の罰（ばつ）を軽（かろ…

預言者（よげんしゃ）らの祈（いの）りを主（しゅ）は聴（き）き給（たま）へり。我（われ）等（ら）人類（じんるい）の亡（ほろ）びんことを父（ちち）はかろんぜずして、その子（こ）なる主（しゅ）を天（てん）より医者（いしゃ）としてつかはし給（たま）へり。されば或（あ）る預言者（よげんしゃ）はいへらく『汝（なんぢ）等（ら…