第二「カフィズマ」

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
wikisource:宗教 > 聖書 > 聖詠経


第九聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ラベンしごダワィドえい

しゅよ、われこころつくしてなんぢげ、なんぢことごとくのせきつたへん。

じょうしゃよ、われなんぢためよろこいはい、なんぢうたはん。

てきしりぞけらるるときつまづきてなんぢかんばせまへほろびん。

けだしなんぢさばきおこなひ、うつたへおさめたり、なるしんぱんしゃよ、なんぢほうたまへり。

なんぢしょみんいきどほり、あくしゃほろぼし、そのえいえんせり。

てきにはぶきことごとき、まちなんぢこれこぼち、そのおくこれともほろびたり。

ただしゅえいえんそんす、かれしんぱんためそのほうそなへたり、

かれこうもつかいしんぱんし、せいちょくもつしんぱんしょみんおこなはん。

一〇 しゅくるしめらるるものためかくれがとなり、うれひときおいかくれがとならん。

一一 なんぢものなんぢたのまん、しゅよ、なんぢたづぬるものてざればなり。

一二 シオンしゅうたへ、かれしわざしょみんうちつたへよ、

一三 けだしかれながつみひ、これおくしてくるしめらるるものさけびわすれず。

一四一五 しゅよ、われあはれめ、われもんよりのぼせて、なんぢことごとくのさんシオンむすめもんつたへしむるものよ、われにくものわれくはふるくるしみよ、われなんぢすくひためよろこばん。

一六 しょみんそのりたるおとしあなおちいり、そのかくしたるあみそのあしまとはれたり。

一七 しゅそのおこなひししんぱんりてられ、あくしゃおのれしわざにてとらへられたり。

一八 ねがはくはあくしゃおよかみわするるたみごくおもむかん。

一九 けだしまづしきものながわすれらるるにあらず、とぼしきもののぞみながたるるにあらず。

二〇 しゅよ、きよ、ひとかちしむるなかれ、ねがはくはしょみんなんぢかんばせまへしんぱんせられん。

二一 しゅよ、かれをしておそれしめよ、しょみんおのれひとたるをらんためなり。

二二 しゅよ、なんとほち、うれひときおのれかくす。

二三 あくしゃほこりりにりてまづしきものしのぐ、ねがはくはかれみづかもうくるところはかりごとおちいらん。

二四 けだしあくしゃそのたましひよくもつみづかほこり、むさぼものおのれむ。

二五 あくしゃそのおごりりてしゅかろんじて、たださざらんとふ、そのことごとくのおもひうちかみなしとす。

二六 かれみちつねがいあり、なんぢさだめかれとほざかる、かれそのことごとくのてきかろんじる、

二七 そのこころふ、われうごかざらん、よよわざはひはざらんと、

二八 そのくちにはのろひあざむきいつはりとをて、そのしたもとにはくるしめそこなひあり。

二九 かれかきうしろまいふくしょし、つみなきものかくれたるところころし、もつまづしきものうかがふ、

三〇 かくれたるところねらふこと、ししいはやるがごとし、まいふくしょねらひて、まづしきものとらへんとす、まづしきものとらへ、きておのれあみる。

三一 かれかがみてし、まづしきものそのつよつめつ。

三二 かれそのこころふ、かみわすれ、おのれおもてかくせり、ながざらんと。

三三 しゅかみよ、きて、なんぢげよ、くるしめらるるものながわするるなかれ。

三四 なんあくしゃかみかろんじて、そのこころなんぢたださざらんとふ。

三五 なんぢこれる、けだしなんぢしのぎしへたげとをかんがみる、なんぢもつこれむくいんためなり。まづしきものなんぢる、みなしごたすくるものなんぢなり。  

三六 もとむ、あくしゃざいしゃとのひぢくじきて、そのあくたづぬともるなきにいたらしめよ。

三七 しゅおうとなりて、よよおはりなからん、ほうみんそのよりたれん。

三八 しゅよ、なんぢけんものねがひく、かれこころかためよ、なんぢみみひらきて、

三九 みなしごくるしめらるるものとのためしんぱんおこなたまへ、ひとまたじょうおいおどしさざらんためなり。

第十聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

われしゅたのむ、なんぢなんたましひふ、とりごとびてなんぢやまいたれ。

けだしよ、あくにんゆみり、そのつるつがへ、くらきりてこころなるものんとほつす。

もといやぶられたらば、じんなにをかさん。

しゅそのせいでんり、しゅほうてんり、そのまづしきものそのまぶたひとしょこころみる。

しゅしゃこころみ、そのこころあくにんしへたげこのものとをにくむ。

かれやけずみもえおうあめごとあくにんそそがん、やきかぜかれさかづきぶんなり。

けだししゅにしてあいし、そのかんばせじんる。

光榮讃詞

第十一聖詠[編集]

れいちょうはちげんがくもつうたはしむ。ダワィドえい

しゅよ、われすくたまへ、けだしじんえたり、ひとうちちゅうしんものなし。

ひとおのおのそのとなりいつはりひ、へつらくちにてふたごころよりふ。

しゅことごとくのけつらくちほこたかぶるしたち、

ひて、したにてたん、くちわれともにあり、たれわれしゅたらんとものたん。

しゅいはく、まづしきものくるしみとぼしきものなげきりて、われいまき、とらへられんとするものあやうからざるところかん。

しゅことばきよことばなり、いろりおいつちよりきよめられて、ななたびられたるぎんなり。

しゅよ、なんぢわれたもち、われまもりて、よりえいえんいたらん。

ひとうちしょうじんたかきれば、あくしゃよもめぐる。

第十二聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

しゅよ、われまつたわするることいづれときいたるか、なんぢおもてわれかくすこといづれときいたるか、

おのれたましひうちはかり、こころうちにちうれひいだくこと、いづれときいたるか、てきわれたかぶること、いづれときいたるか。

しゅかみよ、かへりみてわれたまへ、あきらかにして、われねむりねざらしめたまへ、

てきわれかれてりとはざらんためわれむるものわれうごときよろこばざらんためなり。

われなんぢあはれみたのみ、こころなんぢすくひよろこばん、われおんほどこしゅうたひ、じょうなるしゅあがうたはん。

第十三聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

むちなるものそのこころかみなしとへり。かれみづかやぶれ、にくむべきことおこなへり、ぜんものなし。

しゅてんよりひとしょのぞみ、あるひあきらかにして、かみもとむるものありやをんとほつす。

みなまよひ、ひとしくようれり、ぜんおこなものなし、いつまたなし。

およほうおこなひ、パンくらごとたみくらひ、およしゅばざるものさとらずや。

かれおそれなきところおそれん、けだしかみじんぞくにあり。

なんぢひんじゃおもひに、しゅかれたのみなりと、ふをあざけりたり。

たれシオンよりすくひイズライリあたへん。しゅそのたみとりこかへさんときイヤコフよろこイズライリたのしまん。

光榮讃詞

第十四聖詠[編集]

ダワィドえい

しゅよ、たれなんぢすまひるをる、たれなんぢせいざんるをる。

きずなきをおこなひ、し、そのこころしんじつもの

そのしたにてざんせず、そのしたしきものあくさず、そのとなりそしことばけず、

よこしまなるものかろんじ、しゅおそるるものとうとみ、ちかひはつすればあくにんおいてすといへどもへず、

ぎんしてらず、まひなひけてつみなきひとむることをせざるものなり。くのごとおこなものながうごかざらん。

第十五聖詠[編集]

ダワィドうた

かみよ、われまもたまへ、われなんぢたのめばなり。

われしゅへり、なんぢしゅなり、われふくなんぢたまものあらざるなし。

じょうせいじんなんぢきいなるものとは、われもつぱらこれしたふ。

はしりてかみむかものは、ねがはくはそのうれひますますおほからん、そのそそぎまつりは、われこれそそがず、そのくちこれとなへざらん。

しゅぎょうさかづきとのぶんなり、なんぢわれくじる。

われあぜうるはしきめぐる、われぎょうよろこところなり。

われさとりひらきししゅげん、おいてもちゅうしんわれをしふ。

われつねしゅまへたり、けだしかれみぎにあり、うごかざらんためなり。

これりてこころよろこび、したたのしめり、にくたいのぞみやすんぜん、

一〇 けだしなんぢたましひごくのこさず、なんぢせいしゃつるをざらしめん。

一一 なんぢわれせいめいみちしめさん、なんぢかんばせまへよろこびじゅうまんあり、なんぢみぎよよふくらくあり。

第十六聖詠[編集]

ダワィドとう

しゅよ、われなほきき、われぶをれ、いつはりなきくちよりづるいのりたまへ。

ねがはくはわれたださばきなんぢかんばせよりで、なんぢそそがん。

なんぢすでこころためし、ちゅうのぞみ、われこころみてたるところなし、くちわれおもひはなれず。

ひとしわざおいては、われなんぢくちことばしたがひて、はくがいしゃみちつつしめり。

あゆみなんぢみちかためよ、あしつまづかざらんためなり。

かみよ、われなんぢぶ、けだしなんぢわれかん、なんぢみみわれかたぶけて、ことばたまへ。

なんぢたのものなんぢみぎてきするものよりすくしゅよ、なんぢたへなるあはれみあらはたまへ。

われひとみごとまもれ、なんぢつばさかげもつて、

われむるけんしゃおもてわれめぐたましひてきよりわれおほたまへ。

一〇 かれおのれあぶらつつまれ、おのれくちにてたかぶりふ。

一一 いまあゆたびわれめぐり、ねらひて、たふさんとほつす。

一二 かれものむさぼししごとく、ひそかなるところうづくまじしごとし。

一三 しゅよ、きよ、かれさきだちてかれたふし、なんぢつるぎもつたましひけんしゃよりすくへ、

一四 しゅよ、なんぢもつひとすなはちひとよりすくたまへ。かれぎょうこんせいにあり、なんぢなんぢほうぞうよりそのはらたし、かれきて、あまりそのすゑのこさん。

一五 ただわれもつなんぢかんばせんとす、きてなんぢかたちもつみづからん。

光榮讃詞