第三「カフィズマ」

提供: Wikisource
ナビゲーションに移動 検索に移動
wikisource:宗教 > 聖書 > 聖詠経

第十七聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。しゅぼくダワィドは、しゅかれそのしょてきおよサウルよりすくひしときしゅうたことばべてへり。

しゅわれちからよ、われなんぢあいせん。

しゅわれかためわれかくれがなり、われすくものわれかみわれいはなり、われかれたのむ、かれわれたてすくひつのわれのがるるところなり。

われをがむべきしゅびて、てきよりすくはれん。

いたくるしみわれかこみ、ほうながれわれおどせり、

ごくくさりわれめぐり、あみわれまとへり。

われかんなんうちしゅび、かみべり。かれそのせいでんよりこゑき、よびごゑそのみみいたれり。

ふるひてうごき、やまもといふるひてうつれり、かみいかりはつしたればなり。

そのいかりりてけむりおこり、そのくちよりで、やけずみかれよりちたり。

一〇 かれてんかたぶけてくだれり、そのそくくらやみなり。

一一 ヘルワィムりてび、かぜつばさにてかけり、

一二 くらやみおのれおほひし、みづくらやみてんうんくらやみおのれめぐかげせり。

一三 そのまへかがやきりて、そのくもひょうもえずみとはせたり。

一四 しゅてんとどろき、じょうしゃおのれこゑひょうもえずみあたへたり。

一五 おのれかれらし、おほくのいなづまはつしてかれつひやせり。

一六 しゅよ、なんぢげんこゑりて、なんぢいかりふくりて、みづいづみあらはかいもといあらはれたり。

一七 かれたかきよりべ、われりておほくのみづよりいだせり。

一八 われつよてきと、われにくわれよりつよものよりすくへり。

一九 かれかんなんに、ちてわれめたれども、しゅところとなれり。

二〇 かれわれひろところいだして、われすくへり、そのわれよろこぶにる。

二一 しゅわれしたがひてわれむくい、いさぎよきにしたがひてわれしょうせり、

二二 けだしわれしゅみちまもり、かみまへあくしゃたらざりき、

二三 けだしそのいましめことごとまへにあり、われいまそのおきてはなれず。

二四 われかれまへきずなし、つつしみてつみおちいらんことをふせげり。

二五 ゆゑしゅわれしたがひ、そのもくぜんいさぎよきにしたがひてわれむくいたり。

二六 あはれみあるものにはなんぢあはれみもつこれほどこし、せいちょくものにはせいちょくもつて、

二七 いさぎよものにはいさぎよきをもつて、よこしまなるものにはそのよこしましたがひてこれほどこす。

二八 けだしなんぢはくがいせらるるものすくひ、たかぶるひくくす。

二九 しゅよ、なんぢともしびともし、かみわれくらやみてらす。

三〇 われなんぢともぐんやぶり、かみともじょうえんのぼる。

三一 あゝかみよ、そのみちきずなし、しゅことばいさぎよし、かれおよかれたのものためたてなり。

三二 けだししゅほかたれかみたる、かみほかたれまもりたる。

三三 かみちからもつわれおびし、ためただしきみちそなふ、

三四 あししかごとくにし、われたかところたしむ、

三五 たたかひをしへ、ひぢあかがねゆみかしむ。

三六 なんぢわれすくひたてたまへり、なんぢみぎわれたすけ、なんぢあはれみわれおほいなるものとなす。

三七 なんぢわれもとあゆみひろくし、あしよわらず。

三八 われてきひてこれおよび、これほろぼぼさざればかへらず、

三九 かれてば、かれあたはず、あしもとたふる。

四〇 けだしなんぢちからもつわれおびしてたたかひそなへ、ちてわれむるものあしもとくだせり、

四一 なんぢてきわれけたり、われにくものわれこれほろぼす、

四二 かれべども、すくものなし、しゅぶも、かれかず、

四三 われかれらすこと、ふうぜんちりごとく、かれむこと、みちひぢりこごとし。

四四 なんぢわれたみじょうらんよりすくひ、われててほうかしらとなせり、かつらざりしたみわれつとむ、

四五 かれひとたびことけば、われふくす、ほうじんまへへつらふ、

四六 ほうじんいろへんじて、そのとりでうちおののく。

四七 しゅせいかつなり、われまもものしゅくさんせらる。

四八 ねがはくはすくひかみためあだかへし、われしょみんしたがはしむるかみわれしょてきよりすくものさんしょうせられん。

四九 なんぢわれちてわれむるものうへげ、ざんにんひとよりわれすくへり。

五〇 しゅよ、ゆゑわれなんぢほううちげん、

五一 おほいなるすくひおうほどこし、あはれみなんぢあぶらつけられしものダワィドおよそのすゑよよるるものよ、われなんぢうたはん。

光榮讃詞

第十八聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

しょてんかみこうえいつたへ、おほぞらそのしわざぐ。

ことばべ、ほどこす。

そのこゑきこえざるげんぎよなく、ほうげんなし。

そのこゑぜんつたはり、そのことばはていたる。かみそのうちすまひてたり。

づること、はなむここんえんみやづるがごとく、よろこびてみちすることゆうごとし、

てんはてよりで、きててんはていたる、ものとしてそのあたためこうむらざるはなし。

しゅりつぽうぜんにして、たましひかため、しゅけいただしくして、もうしゃさとからしむ。

しゅめいにして、こころたのしませ、しゅいましめあきらかにして、あかす。

一〇 しゅけるおそれきよくして、よよそんす。しゅもろさだめしんじつにして、みななり、

一一 そのしたふべきこときんまさり、おほくのじゅんきんまさる、そのあまきことみつまさり、ふさよりしたたみつまさる、

一二 なんぢぼくこれりてしゅせらる、これまもるはおほいなるたまものるなり。

一三 たれおのれあやまちみとめん。ひそかなるとがよりわれきよたまへ、

一四 はんよりなんぢぼくとどめて、これわれせいせしむるなかれ。しかせばわれきずなくしておほいなるつみよりいさぎよくならん。

一五 しゅかためわれすくものよ、ねがはくはくちことばこころおもひとはなんぢよろこばれん。

第十九聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

ねがはくはしゅうれひおいなんぢき、イヤコフかみなんぢふせまもらん。

ねがはくはせいしょよりたすけなんぢつかはし、シオンよりなんぢかためん。

ねがはくはなんぢことごとくのささげものおくし、なんぢやきまつりえたるものとせん。

ねがはくはしゅなんぢこころしたがひてなんぢあたへ、なんぢはかところことごげしめん。

われなんぢすくひよろこび、かみりてはたげん。ねがはくはしゅなんぢことごとくのねがひじょうじゅせしめん。

いまわれしゅそのあぶらつけられしものすくふをれり、かれせいてんよりそのすくひみぎちからもつこれこたふ。

あるひくるまもつて、あるひうまもつほこものあり、ただわれしゅかみもつほこる、

かれうごきてたふれ、ただわれきてなほつ。

一〇 しゅよ、おうすくへ、またわれなんぢばんときわれたまへ。

第二十聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。ダワィドえい

しゅよ、おうなんぢちからたのしみ、なんぢすくひよろこぶこときはまりなし。

そのこころのぞところは、なんぢこれあたへ、そのくちもとむるところは、なんぢこれいなまざりき。

けだしなんぢじんしゅくふくもつかれむかへ、じゅんきんかんむりそのこうべこうむらせたり。

かれいのちなんぢもとめしに、なんぢこれよよことぶきたまへり。

かれさかえなんぢすくひもつおほいなり、なんぢそんえいげんとをこれこうむらせたり。

なんぢかれしゅくふくよよたまひ、なんぢかんばせよろこびにてかれたのしませたり。

けだしおうしゅたのみ、じょうしゃじんりてうごかざらん。

なんぢなんぢことごとくのてきたづいだし、なんぢみぎおよなんぢにくものたづいださん。

一〇 なんぢいかときかれかろごとくなさん、しゅそのいかりおいかれほろぼし、かれまん。

一一 なんぢかれよりち、かれたねひとうちよりたん、

一二 けだしかれなんぢむかひてあくくはだて、はかりごともうけたれども、これぐることあたはざりき。

一三 なんぢかれててまととなし、なんぢゆみもつそのおもてはなたん。

一四 しゅよ、なんぢちからもつみづかあがれ、われなんぢけんのうしょうさんえいせん。

光榮讃詞

第二十一聖詠[編集]

れいちょううたはしむ。あかつきときダワィドえい

かみよ、かみよ、われたまへ、なんわれてたる。ことばすくひよりとほし。

かみよ、われひるべども、なんぢみみかたぶけず、よるべども、われやすききをず。

しかれどもなんぢせいしゃは、イズライリさんしょううちるなり。

れつなんぢたのみたり、たのみたればなんぢかれたすけたり、

かれなんぢびてすくはれたり、なんぢたのみてはぢざりき。

ただわれむしにして、ひとあらず、ひとはづかしむるところたみかろんずるところなり。

われものみなわれあざけり、こうべうごかしてくちふ、

かれしゅたのめり、しゅかれよろこばば、かれたすくべし、すくふべし。

一〇 しかれどもなんぢわれはらよりいだせり、われははふところりしとき、なんぢうちたのみをけり、

一一 われたいないよりなんぢたくせられたり、はははらりしときより、なんぢかみなり。

一二 われはなるるなかれ、けだしうれひちかけれども、たすくるものなし。

一三 おほくのうしわれめぐり、ワサンえたるものわれかこめり、

一四 かれくちひらきてわれむかふ、えものゑてゆるししごとし。

一五 われそそがれしことみづごとく、ほねみなさんじ、こころろうごとくなりて、はらうちけたり。

一六 ちかられしことかはらかけごとく、したあぎきたり、なんぢわれちりくだせり。

一七 けだしいぬむれわれめぐり、あくしゃくみわれかこみ、あしつらぬけり。

一八 ほねみなかぞふべし、かれそそぎてわれたはむる。

一九 ともうはわかち、したくじす。

二〇 しゅよ、われはなるるなかれ、ちからよ、すみやかわれたすけよ、

二一 たましひつるぎよりたすけ、ひとりなるものいぬよりたすたまへ、

二二 われししくちよりすくひ、われきて、われのうしつのよりすくたまへ。

二三 われなんぢけいていつたへ、なんぢかいちゅううたはん。

二四 しゅおそるるものよ、かれげよ。イアコフすゑよ、みなかれさんえいせよ。イズライリすゑよ、みなかれまへつつしむべし。

二五 けだしかれくるしものうれひてず、いとはず、そのかんばせかれかくさず、すなはちかれときこれけり。

二六 たいかいうちおいて、ほめうたなんぢす、ちかひしゅおそるるものまへつぐのはん。

二七 ねがはくはまづしきものくらひてき、しゅたづぬるものかれげん、ねがはくはなんぢこころながきん。

二八 はてみなおくしてしゅし、ほうしょぞくみななんぢまへふくはいせん、

二九 けだしくにしゅぞくす、かればんみんしゅさいなり。

三〇 じょうゆたかなるものみなくらひてふくはいせん、ちりするものおのれいのちまもあたはざるものは、みなかれまへこうはいせん。

三一 そんかれつかへて、ながしゅものたなへられん。

三二 かれきたりてしゅしゅおこなひしことこうせいひとつたへん。

第二十二聖詠[編集]

ダワィドのえい

しゅわれぼくしゃなり、わればんとぼしからざらん。

かれわれしげくさいこはせ、われしづかなるみづみちびく。

たましひかため、おのれためわれみちおもむかしむ。

われかげたにくとも、がいおそれざらん、けだしなんぢわれともにす、なんぢつゑなんぢていわれやすんず。

なんぢてきもくぜんおいためえんもうけ、こうべあぶらうるほし、しゃくあふる。

ねがはくはなんぢいつくしみあはれみとはいのちあるわれともなはん、しかせばわれおほくのしゅいへらん。

第二十三聖詠[編集]

ダワィドのえい。(しちじつしゅじつ

これつるものかいおよこれものは、みなしゅぞくす。

けだしかれこれうみもとづけ、これかはかためたり。

たれしゅやまのぼる、たれそのせいしょつ。

ただつみなきいさぎよこころあるものかつおのれたましひもつむなしくちかはず、おのれとなりいつはりちかひをなさざりしものなり、

かれしゅよりこうふくけ、かみそのきゅうしゃよりきょうじゅつけん。

しゅたづぬるぞくイアコフかみよ、なんぢかんばせたづぬるぞくくのごとし。

もんよ、なんぢかしらげよ、よよよ、あがれ、こうえいおうらんとす。

こうえいおうたれたる、ゆうのうりょくしゅたたかひのうりょくあるしゅこれなり。

もんよ、なんぢかしらげよ、よよよ、あがれ、こうえいおうらんとす。

一〇 こうえいおうたれたる、ばんぐんしゅかれこうえいおうなり。

光榮讃詞