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らんげん）は政府の失政（しつせい）に在ることなれば政法の根底（こんてい）より改革（かいかく）せざる限（かぎ）りは五年も十年も安心（あんしん）の期はある可らず即ち我政府が出兵（しゆつぺい）したるも一は以て居留人民（きよりうじんみん）の生命（せいめい）財産（ざい…

（われ）天軍（てんぐん）に乗（じょう）じて至（いた）らん、諸（もろもろ）の首領（しゅりょう）と権柄（けんぺい）と我（わ）が行（ゆ）くに随伴（ずいはん）せん、我（わ）が国（くに）の光（ひかり）は全（ぜん）世（せ）界（かい）を照（てら）さん、各人（かくじん）の前（まえ）に此（この）世（よ）の諸行（しょ…

んじん）等の虛假（こけ）の心はうせて。眞實心はやすくおこる也。これを淨土の菩提心といふなり。詮（せん）するところ。生（しやう）死（じ）の報（はう）をかろしめ。念佛の一（いち）行（ぎやう）をはげむがゆへに眞實心とはいふ也。二に深心（じん…

【一二】問曰（とひていはく）、「臨終（りんじう）の一念（いちねん）は、百（ひやく）年（ねん）の業（ごふ）にすぐれたりと申（まを）すは、平生（へいぜい）の念佛（ねんぶつ）の中（なか）に、臨終（りんじう）の一念（いちねん）ほどの念佛（ねんぶつ）をば申（まをし）いだし候（さふらふ）まじく候（さふらふ）やらん」 答（こたふ）、「三心（さんじん…

いよう）に立（た）ち得（う）へしとも思（おも）はれす軍人（ぐんじん）にして報國（ほうこく）の心（こヽろ）堅固（けんご）ならさるは如何程󠄁（いかほど）技藝（ぎげい）に熟（じゆく）し學術󠄁（がくじゆつ）に長（ちやう）するも猶󠄁（なほ）偶人（ぐうじん…

我掌中（しやうちう）のものなり如何（いか）なる事を命ずるも彼に於て異議（いぎ）はある可らず斯（かゝ）る條件（でうけん）にて媾和（かうわ）とは寛仁大度（くわんじんたいど）の處置（しよち）にして定めて感泣（かんきふ）することならんと思（おも）ひの外支那人は却て其條件を重（おも）しとして土地（とち）の割…

らんとして、之（これ）に止（とどま）らざる人（ひと）は詛（のろ）はるべし」、とあればなり。 11抑（そもそも）人（ひと）が律法（りつぱふ）によりて神（かみ）の御前（みまへ）に義（ぎ）とせられざる事（こと）は、「義人（ぎじん）は信仰（しんかう）によりて活（い）く」、とあるを以（もつ）て明（あきらか）なり。…

12彼等（かれら）の中（うち）なる一人（ひとり）の預言（よげん）者（しや）は言（い）へり、「クレタ人（じん）は何時（いつ）も虛言（きよげん）を吐（は）きて、惡（あし）き獸（けもの）、懶惰（らんだ）の腹（はら）なり」と。 13この證言（しようげん）は實（まこと）なり、此（この）故（ゆゑ）…

己而後發；發而不中，不怨勝己者，反求諸己而已矣。」 〈孟子曰く、矢人（しじん）は豈（あ）に函人（かんじん）より不仁（ふじん）ならんや。矢人（しじん）は惟（たゞ）人（ひと）を傷（きずつ）けざらんことを恐（おそ）れ、函人（かんじん）は惟（たゞ）人（ひと）を傷（きずつ）けんことを恐（おそ）る。巫匠（ふし…

（ひと）皆（みな）高慢（こうまん）に引（ひき）入（い）れらる、何（なん）となれば彼（かれ）らは地上（ちじょう）にありて、その生涯（しょうがい）を肉体（にくたい）を以（もっ）て秤（はか）り自己（じこ）の行動（こうどう）に依頼（いらい）して、人智（じんち）の及（およ）ばざるものを心に考（かんが）へざれ…

を指（さ）して、他（た）力（りき）の信心（しんじん）をよく全（まった）うじた念仏（ねんぶつ）の行（ぎやう）者（じや）と云（い）ふのであります。あなかしこ〳〵。 《原文》 當流の安心のをもむきを、くはしく、しらんと、おもはんひとはあながちに、智慧才覚もいらず。たゞ、わが身は、つみふかき、あさましきも…

じんあやをあらふにしきさんらんたり、 これを水（みづ）と謂（い）はんとすれば、すなはち漢女（かんぢよ）粉（べに）を施（ほどこ）す鏡（かゞみ）清瑩（せいえい）たり、 これを花（はな）と謂（い）はんと欲（ほつ）すれば、また蜀人（しよくじん）文（あや）を濯（あら）ふ錦（にしき）粲爛（さんらん）たり、…

6蓋（けだし）快樂（くわいらく）に在（あ）る寡婦（やもめ）は、生（い）きながらにして死（し）したる者（もの）なり、 7彼等（かれら）の科（とが）なからん爲（ため）に是（これ）等（ら）の事（こと）を命（めい）ぜよ。 8己（おの）が家族（かぞく）、殊（こと）に家人（かじん…

も）に或（あ）る物品（ぶっぴん）を取（と）らんと欲（ほつ）し、此事（このこと）に決（けつ）意（い）して逃（のが）るるを延引（えんいん）せり、されば視（み）よ、敵（てき）来（きた）りて彼（かれ）を捉（とら）へ、捕（ほ）虜（りょ）として異（い）族（ぞく）人（じん）の地（ち）に曳（ひ）き行（ゆ）き、かしこ…

ま）す神（かみ）、及（およ）び我主（わがしゆ）イエズス、キリストより、恩寵（おんちよう）と慈悲（じひ）と平安（へいあん）とを賜（たま）はらんことを。 3我（わ）が祖先（そせん）以來（いらい）潔（きよ）き良心（りやうしん）を以（もつ）て奉事（ほうじ）せる神（かみ）に感謝（かんしや）し奉（たてまつ）る…

（おおい）に期（き）する所（ところ）あるこそ、真（まこと）の日本人（にほんじん）に非（あら）ずや。人（ひと）誰（たれ）か愛国（あいこく）の至情（しじょう）なからんや。余輩（よはい）も日本国（にほんこく）中（ちゅう）の人民（じんみん）にして、国（くに）の一部（いちぶ）は自（みず）から担当（たんとう）…

んじ）を爲（な）し得（え）給（たま）へるものに、 21敎會（けうくわい）及（およ）びキリスト、イエズスに於（おい）て、永遠（えいゑん）の世（よ）に至（いた）るまで光榮（くわうえい）あらん事（こと）を、アメン。 1然（さ）れば主（しゆ）に在（あ）りて囚人（しうじん…

らん。世上（せじやう）の狼唳（らうれい）は。軽色（けいしよく）の新物（しんもつ）を用ゆべけんや。かつは累祖（るいそ）の鐙等（とう）。相伝（さうでん）せんなきに似（に）たり。中について。恒例（ごうれい）の神事（じんじ）也。毎（まい）度新造（しんざう）せしむるにをい…

らん、若（も）し無（な）くば其（その）後（のち）伐（きり）倒（たふ）し給（たま）ふべし、と云（い）へり、と。 10安息日（あんそくじつ）に當（あた）りて、イエズス彼等（かれら）の會堂（くわいどう）にて敎（をし）へ給（たま）ひけるに、 11折（をり）しも十八年（ねん）以來（いら…

じん）の會堂（くわいどう）に入（い）りて語（かた）りければ、ユデア人（じん）及（およ）びギリシア人（じん）の之（これ）を信（しん）ずる者（もの）夥（おびただ）しかりしが、 2信（しん）ぜざるユデア人（じん）は異邦（いはう）人（じん…