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けて一方（ぽう）を信（しん）じ一方（ぽう）を信（しん）じないのは天主（てんしゅ）の御言（おんことば）を信（しん）ずるのではなくて、己（おの）が好々（すき〲）の事（こと）を信（しん）ずるから信德（しんとく）とはいはれぬ。 △信（しん）ずべき事（こと）を疑（うたが）ひ、公教（こうけう…

公教要理説明 ← 第（だい）二十七課（くわ）　第（だい）一誡（かい）（二） 第（だい）三十八課（くわ）　公教会（こうけうくわい）の六つの律令（おきて） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）三十五課（くわ）　第（だい）六誡（かい）と第（だい）九誡（かい） －143－ ▲汝（なんぢ）姦淫（かんいん）する勿（なか）れ。…

洗禮（礼）（せんれい）（一） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）五十課（くゎ）　秘蹟（ひっせき） －218－ ▲秘蹟（ひっせき）は聖寵（せいてう）を施（ほどこ）す爲（ため）にイエズス、キリストの定（さだ）め給（たま）うた記號（しるし）であります。…

Wikisource:宗教 > カテキズム > 公教要理説明 ← 第（だい）五十三課（くゎ）　堅振（けんしん） 第（だい）五十五課（くゎ）　ミサ聖祭（せいさい） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）五十四課（くゎ）　聖体（せいたい） －230－ △最（もっと）も貴（たうと）き秘跡（ひせき）は聖体（せいたい）であります。…

うたゝねの記 群書類從卷第三百三十一 紀行部五 作者：阿仏尼 編者：塙保己一 『うたたね』は、阿仏尼が若い頃に書いた日記。失恋の顛末を記す。— ウィキペディア日本語版「阿仏尼」より。 うたゝねの記 阿佛 もの思ふことのなぐさむにはあらねども。ねぬよの友とならひにける月の光待出ぬれば。例のつまどをしあ…

… [目的指示（もくてきしし）]、今日（けふ）は敎皇（けうくわう）が敎（をしへ）に就（つい）て謬（あやま）り得（え）ないことをお話（はな）し致（いた）します。 　　　　　提　示（ていし） 〇全世界（ぜんせかい）の司敎等（しけうたち）が敎皇（けうくわう）と一致（いっち）を保（たも）ち、天主樣（…

Wikisource:宗教 > カテキズム > 公教要理説明 ← 第（だい）三十八課（くわ）　公教会（こうけうくわい）の六つの律令（おきて） 第（だい）四十課（くわ）　第（だい）三と第（だい）四との律令（おきて） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）三十九課（くわ）　第（だい）一と第（だい）二との律令（おきて）…

うたがひ）ない。公教会（こうけうくわい）で日曜日（にちえうび）に働（はたら）く免（ゆるし）を与（あた）へ得（う）るのは其訳（そのわけ）に基（もとづ）くのである。 とは、イエズス殊更（ことさら）に、「人（ひと）が教会（けうくわい）に聴（き）かずば、異教人（いけう…

即（すなは）ち事理（じり）を辨（弁）（わきま）へる人（ひと）は、相當（当）（さうたう）の準備（じゅんび）が要（い）る。 第（だい）一、 る事（こと）。其（それ）で常（つね）に公教要理（こうけうえうり）を能（よ）く學（まな）び十誡（かい）や主要（しゅえう）の祈禱（いのり）を先（さき）に覺（おぼ）えねばならぬ。…

23 蓋（そは）キリスト教會（けうくわい）の首（かしら）なる如（ごと）く夫（をつと）は婦（つま）の首（かしら）なれば也（なり）キリストは身（み）の救主（すくひぬし）なり 24 然（され）ば教會（けうくわい）のキリストに服（したが）ふ如（ごと）く婦（つま）も凡（すべ…

〇公敎会（こうけうくわい）は幾（いく）つに分（わ）けますか△敎（をし）へる敎会（けうくわい）と、敎（をし）へられる敎会（けうくわい）との二（ふた）つに分（わ）けます。 〇敎（をし）へる敎会（けうくわい）とは?△敎皇（けうくわう）と司敎（しけう）とを言（い）ひます。 〇敎（をし）へられる敎会（けうくわい）とは…

爾（なんぢ）の感謝（かんしや）するは善（よし）されど他（ほか）の人（ひと）は徳（とく）を建（たて）ず 18 われ爾曹（なんぢら）よりも多（おほ）く方言（はうげん）を語（かた）るを以（も）て神（かみ）に感謝（かんしや）す 19 教會（けうくわい）の中（うち）に在（あり）て我（われ）方言（はうげん）をもて一萬（いちまん…

正（ただし）く旅客（たびびと）を慇懃（ねんごろ）に待（あしら）ひ教訓（をしへ）をなし 3 酒（さけ）を嗜（たし）まず人（ひと）を撃（うた）ず柔和（にうわ）また爭（あらそ）はず財（ざい）を貪（むさぼ）らず 4 自己（おのれ）の家（いへ）を善（よく）理（をさ）め端莊（うやうやしき）を以（も）て其（その…

第（だい）五十二課（くゎ）　洗禮（礼）（せんれい）（二） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）五十一課（くゎ）　洗禮（礼）（せんれい）（一） －222－ △最（もっと）も必要（ひつえう）は洗禮（礼）（せんれい）であります。 譯（訳）（わけ）は、之（これ）を受（う）けずしては救靈（たすかり）を得（え）る事（こと）が…

Christi― 　去（さ）んぬる頃、日本長崎の「さんた・るちや」と申す「えけれしや」（寺院）に、「ろおれんぞ」と申すこの国の少年がござつた。これは或年御降誕の祭の夜、その「えけれしや」の戸口に、餓ゑ疲れてうち伏して居つたを、参詣の奉教人衆（ほうけうにんしゆう）が介抱し、それより伴天連（ばてれん）の憐みにて、寺…

けうくわい）を斥（さ）すのである、旧（舊）約（きうやく）の預言者（よげんしゃ）、洗者（せんしゃ）ヨハネ、イエズス、キリストも「天主（てんしゅ）の國（くに）」とか「天國（てんごく）」とか殊更（ことさら）に名（なづ）け給（たま）ふた。秩序（ちつじょ）の整（とゝの）うた…

第（だい）一課（くゎ）　使徒信経（しとしんけう） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）一部（ぶ）　序文（じょぶん） －5－ ▲否真（いなまこと）の宗教（しうけう）に限（かぎ）ります。 世間（せけん）には種々（しゅゞゝ）様々（さまゞゝ）の宗教（しうけう…

第九節（一〇）諸聖人の通功 第九節（一二）天国及び煉獄との通功 → 公教要理教案（こうけうえうりけうあん）.3 第九節（一一）戦ひの教会に於ける諸聖人の通功 [114] 　　　　　予　備（よび） 〇公教会（こうけうくわい）の信者（しんじゃ）とは、たゞ現世（このよ）の信者（しんじゃ）ばかりですか…

このしょ）は多様（さまざま）の音声（おんせい）、種々（さまざま）なる楽（がく）器（き）と舞（まい）および附歌（つけうた）と偕（とも）に巧妙（こうみょう）なる調（ちょう）子（し）にて歌（うた）はれたるものなり。ダウィド自（みづか）ら琴（こと）を弾（たん）じ、又（また）其（その）統御（とうぎょ）の下（も…

ずよく大（おほひ）に教會（けうくわい）の門（もん）を開（ひらく）べし　また我（われ）の才（さい）情（ぜう）甚（はなは）だ弱（よわ）ければ天（てん）下（か）の元黎（なみ）を感（かん）じ格（ただ）すことを得（え）ずと疑（うた…