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第19講話　すべて神（かみ）の栄（さかえ）を顕（あらは）すやうに行（おこな）ふべし / 34p 第20講話　まづ敬虔（けいけん）を守（まも）ることを勉（つと）むべし / 34p 第21講話　身（み）上（じょう）に於（おい）て大（おほい）なる慎戒（しんかい）を守（まも）るべし / 36p 第22講話　聞（き）く所（ところ）の言（ことば）…

は小さなランチへ波の凌ぎに長い竹竿を用意して荒天のなかを救助に向つた。〔大部分の水兵は溺れ死んでゐた。〕しかし〔その〕現場へ行つて〔も〕<見ても>小さなランチは波に揉ま〔れて〕<れるばかりで><結局却つて>邪魔〔をするばかりで却て海軍に叱られた〕<をしに行つたやうなことになつ〔た〕てしまつた。>働い…

嗚呼（ああ）願（ねが）はくは我（わ）が道（みち）は爾（なんぢ）の律（おきて）を守（まも）るに向（むか）はん、 六 其（その）時（とき）我（われ）爾（なんぢ）が悉（ことごと）くの誡（いましめ）を視（み）て羞（は）ぢざらん、 七 我（われ）爾（なんぢ）が義（ぎ）の定（さだめ）を学（まな）び、心（こころ）の直（なほき）を以（もつ）て爾（なんぢ）を讃榮（さんえい）せん。…

－154－ ▲然（しか）り、公教会（こうけうくわい）の律令（おきて）をも亦守（またまも）らねばなりませぬ。 とは、イエズス、キリストの命令（めいれい）を守（まも）らせ、悪弊（あくへい）を除（のぞ）き、信者（しんじゃ）を救霊（たすかり）に導（みちび）く為（ため）に、…

とは、強（つよ）い〱と云（い）ふ字（じ）で、救霊（たすかり）の障碍物（じゃまもの）に打勝（うちか）つ勇気（ゆうき） とは、知（し）る力（ちから）と云（い）ふ字（じ）で、救霊（たすかり）の道（みち）に於（おい）て善悪（よしあし）を見分（みわ）け、危険（きけん）をも覚（さと）る賜（たまもの）。…

道（みち）を全（まった）うするには、先（ま）づ（一）之（これ）を知（し）って而（さう）して（二）守（まも）らねばならぬが、宗教（しうけう）も之（これ）を知（し）る事（こと）と守（まも）る事（こと）との両方（れうほう）が要（い）る、之（これ）を知（し）るのは学問（がくもん）に属（ぞく）し、守（まも…

まものや）のまへは通（とほ）りこして仕舞（しま）つた。あらマア何（どう）しませうねへ未（ま）だ先（さき）にもありますか知（し）ら。何（どう）だかぞんじませんたつた今（いま）何（なに）も入（い）らないと云（い）つた人（ひと）は何処（どこ）に。最早（もう）それはいひツこなしとゝめるも云（い）ふも…

まも）るべきものである。第（だい）二項（こう）鳥獣類（てうじうるゐ）と魚類（ぎょるゐ）とを同時（どうじ）に混食（こんしょく）する事（こと）も、昼（ひる）の本食（ほんじき）を夕（ばん）の食事（しょくじ）に繰替（くりかへ）る事（こと）をも禁（きん）ぜず。…

▲足（た）らず、尚天主（なほてんしゅ）の十誡（じっかい）と聖会（せいくわい）の律令（おきて）とを守（まも）らねばなりませぬ。 第（だい）十の問（とひ）の処（ところ）で云（い）はれた通（とほ）り救霊（たすかり）に至（いた）るには先（ま）づ其道（そのみち）を知（し）らねばならぬから第（だい）一部（ぶ）で其道（そのみち）…

涙（なみだ）を以（もつ）て播（ま）く者（もの）は、喜（よろこび）を以（もつ）て穫（か）らん。 六 泣（な）きて種（たね）を攜（たづさ）ふる者（もの）は歓（よろこ）びて其（その）禾束（たば）を攜（たづさ）へて帰（かへ）らん。 登上（とうじょう）の歌（うた）。ソロモンの作（さく）。 一 若（も…

も行ってもそこまで行きつけないような不思議な気持になるのだ。いつもの安堵が消えてしまう。遠い遠い気持になる。 闇の風景はいつ見ても変らない。私はこの道を何度ということなく歩いた。いつも同じ空想を繰り返した。印象が心に刻みつけられてしまった。街道の闇、闇よりも濃い樹木の闇の姿はいまも…

まもこのキタナさを愛してゐる。 「ラツシユ・アワア」も「風景」も「檢溫器と花」的なものである。 「菱形の脚」「砂埃」「花」の三つの「支那風景」は「光について」などと竝行して書かれたものである。おそらく休息的な愉しさが彼をとらへたのであらう。人をして頰笑ま…

　イエス世（よ）に始（はじ）めて教（おしへ）を垂（たれ）たまふに先（まづ）この譬（たとへ）を以（も）て語（かたり）たまへり　七（ななつ）の譬（たとへ）は二（ふたつ）に分（わか）ちて見（み）るべし　前（まへ）の四（よつ）の譬（たとへ）は船（ふね）の中（うち）に居（い）まして諸（もろもろの）人（ひと）…

いニスの匂ひをたてなくなつたし、海面のギラギラする反射もお（を）さまり、空氣も冷たくなつたので、食事を濟ませた船客たちがぞろぞろ上甲板を賑はせてゐた。 その中の一人だつた私も、食事で汗になつた肌衣を着かへて、學校の制服の釦もルーズに快い海風を孕ませて左舷の風景から右舷の風景へと甲板を步いてゐた。…

一四 我（われ）彼（かれ）を待（ま）ちしこと、我（わ）が友（とも）我（わ）が兄弟（きょうだい）の如（ごと）し、我（われ）憂（うれ）ひて行（ゆ）き、首（かうべ）を垂（た）れしこと、母（はは）を喪（も）するが如（ごと）し。 一五…

づ）かせぬ事等（ことなど）であるが、是（これ）ぞ学（まな）ぶべく守（まも）るべき 皆之（みなこれ）を能（よ）く守（まも）るならば此世（このよ）から極楽（ごくらく）に成（な）る －60－ 何（ど）うか能（よ）く学（まな）んで守（まも）りたいものである。 （註（ちゅう））福音（ふくゐん）は唯（たっ）た…

第（だい）三十九課（くわ）　第（だい）一と第（だい）二との律令（おきて） －157－ ▲守（まも）るべき祝日（しゅくじつ）を聖（せい）とすべし。 とは、祝日（いはひゞ）と云（い）ふ事（こと）で恰（あだか）も國祭日（こくさいじつ）を設（まう）けて、國家（こくか）に功績（こうせき）あった人（ひと）、及…

まへ）の事（こと）に過（す）ぎぬから、善（よ）いキリスト信者（しんじゃ）、即（すなは）ちイエズスの教（をしへ）を能（よ）く守（まも）った者（もの）とは云（い）はれぬ。「汝等（なんじら）の天父（てんぷ）の完全（くわんぜん）に在（ましま）す如（ごと）く汝等（なんじら）も…

蓋（けだし）我（われ）主（しゅ）の道（みち）を守（まも）り、我（わ）が神（かみ）の前（まへ）に悪者（あくしゃ）たらざりき、 二三 蓋（けだし）其（その）誡（いましめ）は悉（ことごと）く我（わ）が前（まへ）にあり、我（われ）未（いま）だ其（その）律（おきて）を離（はな）れず。 二四 我（われ）彼（かれ）の前（ま…

もかくの如（ごと）し、王（おう）たる神（かみ）が文書（ぶんしょ）としてこれを告（こく）示（じ）し、人々（ひとびと）の前（まへ）にあらはしたるは、神（かみ）を呼（よ）び且（かつ）信（しん）じたる者（もの）が天（てん）の賜（たまも…