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海（うみ）にはうつる三保（みほ）の松（まつ） 江（え）尻（じり）にちかき淸（し）水（みづ）港（こう） 家康廟所（いへやすべうしよ）の久（く）能山（のうざん） 道（みち）に立（たち）寄（よ）る龍（りゆう）華（くわ）寺（じ）は 富士（ふじ）の眺（なが）めのよき處（ところ） 東海屈指（とうかいくつし）の大（だい）都（と）會（くわい）…

〈子（し）曰（いは）く、不仁者（ふじんしや）は、以（もつ）て久（ひさ）しく約（やく）に處（を）る可（べ）からず、以（もつ）て長（なが）く樂（らく）に處（を）る可（べ）からず。仁者（じんしや）は仁（じん）に安（やす）んず、知者（ちしや）は仁（じん）を利（り）とす。〉 四之三…

子曰：「不仁者，不可以久處約，不可以長處樂。仁者安仁；知者利仁。」 〈子曰く、不仁者（ふじんしや）は以（もつ）て久（ひさ）しく約（やく）に處（を）る可（べ）からず、以（もつ）て長（なが）く樂（らく）に處（を）る可（べ）からず、仁者（じんしや）は仁に安（やす）んじ、知者（ちしや）は仁を利（り）す。〉 四之三 子曰：「惟仁者能好人，能惡人。」…

32イスラエルの王（わう）キリスト、今（いま）十字架（じふじか）より下（お）りよ、然（しか）らば我（われ）等（ら）見（み）て信（しん）ぜん、と。共（とも）に十字架（じふじか）に釘（つ）けられたる者（もの）等（ども）も、亦（また）之（これ）を罵（ののし）り居（ゐ）たり。 33十二時（じ）に至（いた）り、地上（ちじや…

じやう）の動搖（どうえう）する割（わり）に合（あは）せて道（みち）のはかは行（ゆ）かず萬世橋（よろづよばし）に來（き）し頃（ころ）には鐵道馬車（てつだうばしや）の喇叭（らつぱ）の聲（こゑ）はやく絶（た）えて京屋（きやうや）が時計（とけい）の十時（じふじ…

南（みなみ）へ馬（ば）車（しや）の便（べん）を借（か）り 富士（ふじ）の高（たか）嶺（ね）の雲（くも）分（わ）けて 千（せん）古（こ）の雪（ゆき）を踏（ふ）みや見（み）む 川（かは）を隔（へだ）てゝ聳（そび）ゆるは 岩殿山（いはどのやま）の古（こ）城（じやう）蹟（せき） 主君（しゆくん）に叛（そむ）きし奸黨（かんたう）の…

やす）かれ 30 また彼（かれ）に唾（つばき）し其（その）葦（よし）を取（とり）て其（その）首（かうべ）を撃（うて）り 31 嘲弄（てうろう）し畢（をは）りて其（その）袍（うはぎ）をはぎ故（もとの）衣（ころも）をきせ十字架（じふじか）に釘（つけ）んとて彼（かれ）を曳（ひき）ゆく…

〈孟子（まうし）曰く、仁（じん）なれば則（すなは）ち榮（さか）え、不仁（ふじん）なれば則（すなは）ち辱（はづかしめ）らる。今（いま）辱（はづかしめ）らるゝを惡（にく）んで、而して不仁（ふじん）に居（を）るは、是（こ）れ猶（な）ほ濕（しつ）を惡（にく）んで下（ひくき）に居（を）るが…

び）香油（かうゆ）を支度（したく）せしかと、安息日（あんそくじつ）の間（あひだ）は掟（おきて）に循（したが）ひて息（やす）めり。 1安息日（あんそくじつ）の翌日（あくるひ）、婦人（ふじん）等（たち）支度（したく）せし香料（かうれう）を携（たづさ）へて朝（あさ）早（はや）く墓（はか）に至（いた）り、…

；國必自伐，而後人伐之。《太甲》曰：『天作孽，猶可違；自作孽，不可活』，此之謂也。」 〈孟子曰く、不仁者（ふじんしや）は與（とも）に言（い）ふ可（べ）けんや。其（そ）の危（あやふ）きを安（やす）しとし、其葘（わざはひ）を利（り）とし、其の亡（ほろ）ぶる所以（ゆゑん）の者を樂（たのし）む。不仁にして…

光（くわう）嚴（げん）､妙（みやう）國（こく）､大法（だいはふ）寺（じ）､ 於保多（おほた）の社（やしろ）に日枝（ひえ）神社（じんじや）､ 富士（ふじ）公󠄁園（こうゑん）の招魂社（せうこんしや）。 西（にし）を流（なが）るゝ神通󠄁（じんつう）の､ 橋（はし）は一百五十間（けん）､…

彼（かれ）は城下（じやうか）に一揆（いつき）を起（おこ）し人（ひと）を殺（ころ）して獄（ひとや）に入（いり）し者（もの）なり 20 故（ゆゑ）にピラトはイエスを釋（ゆる）さんと欲（おも）ひ復（また）かれらに曰（いひ）しかど 21 かれら呼（よばは）りて之（これ）を十字架（じふじか）に釘（つけ）よ十字架（じふじか）に釘（つけ）よと曰（いふ）…

△屢々（しばゝゝ）せねばなりません。 〇朝起（あさお）きる時（とき）、夜寢（よるやす）む時（とき）、重（おも）なる業（わざ）の前（まへ）、食事（しょくじ）の前後（ぜんご）、誘惑（いざなひ）に遭（あ）った時（とき）など、信心（しんじん）を以（もっ）て十字架（じふじか）の記号（しるし）を為（な）せば、天主様（てんしゅさま）…

10敬虔（けいけん）を約束（やくそく）せる婦人（ふじん）に相當（さうたう）する如（ごと）く善業（ぜんげふ）を以（もつ）てすべし。 11婦人（ふじん）は全（まつた）く服從（ふくじゆう）して靜（しづか）に學（まな）ぶべし。 12我（われ）は婦人（ふじん）の敎（をし）ふる事（こと）、又（また）男子（だ…

」，稱諸異邦曰「寡小君」；異邦人稱之，亦曰「君夫人」。 〈邦君（はうくん）の妻（つま）は、君（きみ）之（これ）を稱（しよう）して夫人（ふじん）と曰（い）ふ、夫人（ふじん）自（みづか）ら稱（しよう）して小童（せうどう）と曰（い）ふ、邦人（はうじん）之（これ）を稱（しよう）して君夫人（くんぷじん）と曰（…

ふじか）上（じやう）に遺（のこ）らざらん爲（ため）に、其（その）脛（はぎ）を折（を）りて取（とり）下（おろ）さん事（こと）を、ユデア人（じん）ピラトに願（ねが）ひしかば、 32兵卒（へいそつ）等（ら）來（きた）りて、先（さき）なる者（もの）及（およ）び共（とも）に十字架（じふじ…

まず、居處（きよしよ）安（やす）からず、故（ゆゑ）に爲（な）さざるなり。今（いま）女（なんぢ）安（やす）くば則（すなは）ち之（これ）を爲（な）せ。宰我（さいが）出（い）づ。子曰く、予（よ）の不仁（ふじん）なるや。子（こ）生（うま）れて三年（さんねん）、然（しか）る後（のち）父母（ふぼ）の懷（ふとこ…

はるかにみえし富士（ふじ）の嶺（ね）は はや我（わが）そばに來（きた）りたり 雪（ゆき）の冠（かんむり）雲（くも）の帶（おび） いつもけだかき姿（すがた）にて こゝぞ御（ご）殿（てん）場（ば）夏（なつ）ならば われも登（と）山（ざん）をこゝろみん 高（たか）さは一萬（いちまん）數（す）千（せん）尺（じやく）…

35彼等（かれら）イエズスを十字架（じふじか）に釘（つ）けて後（のち）、籤（くじ）を抽（ひ）きて其（その）衣服（いふく）を分（わか）ちしが、是（これ）預言（よげん）者（しや）に託（よ）りて云（い）はれし事（こと）の成就（じやうじゆ）せん爲（ため）なり。曰（いは）く「彼等（かれら）…

線（せん）路（ろ）ここより分（ぶん）岐（き）して つづく伊万里（いまり）の港（みなと）には 影（かげ）さし浸（ひた）す伊万里富士（いまりふじ）　 三河（みか）内（わち）過（す）ぎて行（ゆ）く汽（き）車（しや）の 早（はい）岐（き）は佐世保（させぼ）の分（ぶん）岐（き）驛（えき）…