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- くんで落(おち)たり。康吉剛者(がうのもの)成ければ。物の数(かず)共せず。くみふせ首(くび)をとらんとせしが。ようがんびれいにして。花のごときの少(せう)人なり。争(いかで)か刀(かたな)をたてん。たすけばやと思ひけるにみかた雲霞(うんか)にはせ来て。首(くび)をうばひとらんとす…214バイト (18,263 語) - 2023年11月20日 (月) 00:21
- ばう)晴氏(はるうぢ)官領上杉憲政(のりまさ)を追出(ついしゆつ)し。河越にはたを立。猛勢(まうせい)をふるひしかば。武蔵(むさし)。上野(かうづけ)。下野(しもつけ)の侍(さふらひ)共こと〴〵く降人(かうにん)と成て。氏康旗下(はたもと)に候(かう)す。其後公方は配所(はいしよ)へうつり…190バイト (13,994 語) - 2023年12月6日 (水) 14:44
- け)一度(ど)に縁者(えんじや)をくみ。和平(わへい)の事 一同二年十月三日。上杉輝虎(てるとら)。太田(おほた)三楽斎(らくさい)と。一味(み)し上州へ出陣(しゆつぢん)す。北条氏康出馬(しゆつば)し。たいぢんをはりたゝかひの事 一同二年。房州(ばうしう)里見義弘(さとみよしひろ…198バイト (21,098 語) - 2023年11月20日 (月) 00:09
- の航路を探つてゐたころのことでした。幕府の命令は、もう山城(やましろ)一國に及(およ)ぶか及ばない有樣で、地方では、武將が、自分の領地をひろげるため、力にまかせて攻め合ひを始めました。まつたく、強いもの勝ちの世の中になつて、人々の苦しみは、增すばかりでした。義政の…735バイト (29,398 語) - 2020年1月5日 (日) 16:29
- 死(し)より復活(ふくかつ)の事(こと)。 >> 復活(ふくかつ)の望(のぞ)みはもろもろの善行(ぜんこう)の根本(こんぽん)なり、何(なん)となれば報(むく)いを受(う)けんとの望(のぞ)みは善(ぜん)なる行為(こうい)に対(たい)する心(こころ)を固(かた)むればなり。すべての行為者(こういしゃ)は労(ろう)の…25キロバイト (4,140 語) - 2023年9月2日 (土) 09:22
- 暁月夜 (カテゴリ 日本の小説)す)ぐと仰(おつ)しやれば是非(ぜひ)なけれど、下手(へた)に出來(でき)なば却(かへ)りて姉樣(ねえさま)に笑(わら)はれ、若樣(わかさま)の負(まけ)と言(い)ふ物(もの)なり、斯(か)うなされ、畫(ゑ)はゆるゆると後日(ごにち)の事(こと)になし、吾助(ごすけ)は畫(ゑ)よりも歌(うた)の…102キロバイト (16,879 語) - 2023年10月17日 (火) 13:46
- 和漢朗詠集 (カテゴリ 日本の古代文学)みんなみにのぞめばすなはちくわんろのながきあり、 かうじんせいばすゐれんのもとにらくえきたり、 ひがしにかへりみればまたりんたうのたへなるあり、 しゑんはくおうしゆかんのまへにせうえうす、 南(みんなみ)に望(のぞ)めばすなはち関路(くわんろ)の長(なが)きあり、 行人征馬(かうじんせいば)翠簾(す…324キロバイト (63,686 語) - 2019年11月19日 (火) 14:37
- す)れ。乗方(のりかた)を心がけ。大将(しやう)たりといふ共。馬の口とらするをば。馬下手(へた)故(ゆへ)か。弓馬(きうば)の心がけなき人かと。指(ゆび)をさし候。永禄(ろく)七年甲子(きのへね)正月八日。下総(しもふさ)の国(くに)高野台(かうのだい)にをいて。里見義弘(さとみよしひろ…5キロバイト (14,955 語) - 2024年3月24日 (日) 14:03
- くんし)は爲(をさ)めざるなり。〉 十九之五 子夏曰:「日知其所亡,月無忘其所能,可謂好學也已矣。」 〈子夏(しか)曰く、日(ひ)に其(そ)の亡(な)き所(ところ)を知(し)り、月(つき)に其(その)能(よ)くする所(ところ)を忘(わす)るゝ無(な)くんば、學(がく)を好(この)むと謂(い)ふ可(べ)きのみ。〉…16キロバイト (2,876 語) - 2023年11月19日 (日) 15:18
- のあみは鳥(とり)を得(う)べからず。餌(ゑ)なきの釣(つりばり)は。魚(うを)を得べからず。士(し)を過(すぐ)るに礼なくんば。賢(けん)を得べからずと云々。賢(けん)に任せ。治世(ちせい)久しからん事を謀(はかる)ときんば。利(り)を求(もとめ)ずといへ共。無量(みりやう)の…198バイト (14,134 語) - 2023年11月20日 (月) 01:50
- 外郎売 (カテゴリ 日本の近世文学)のすき間(ま)より取出(とりいだ)す。依(よつ)て其名(そのな)を帝(ミかど)より。頂透香(とうちんかう)と給(たま)ハる。則(すなハち)文字(もじ)にハいたゞきすく香(にほひ)と書(かき)てとうちんかうと申す。只今(ただいま)ハ此藥(このくすり)殊(こと)の外(ほか)世上(せじよう)に弘(ひろ…546バイト (1,896 語) - 2023年7月1日 (土) 09:12
- くんし)は爲(な)さざるなり。〉 十九之五 子夏曰:「日知其所亡,月無忘其所能,可謂好學也已矣。」 〈子夏(しか)曰(いは)く、日(ひ)に其(そ)の亡(な)き所(ところ)を知(し)り、月(つき)に其(そ)の能(よ)くする所(ところ)を忘(わす)るることなきを、學(がく)を好(この)むと謂(い)ふべきのみ。〉…17キロバイト (2,969 語) - 2023年11月19日 (日) 15:30
- り、いろ〳〵様々のあそびしてぞ興じける。柴(しば)の見物をかごとになし、僧俗老若貴賤此町に来りくんじゆす。ちからをもいれずして人をまどはすけいせいのはかり事思ひの外也。昔いこくの事なるに、いうわうをかたぶけ奉らんとて、狐、美女に変じてきさきとなり、烽火(ほうくわ)を見て笑ひ、百のこびをなしければ…438バイト (15,356 語) - 2024年2月1日 (木) 14:11
- ゑせ者(もの)に逢(あ)ふは其日(そのひ)のけがとしりことを咎(とがめ)ずそこを立ちのけ かたき持曲れる人とたんりよなる人にはかりの道づれもすな 衣装をばよきを好(この)まで見苦しくなくさへあらば大(おほ)かたにせよ 耳(みゝ)に聞(き)きまなこに見(み)たる色声(いろこゑ)を腹(はら)にあぢはひむねにをさめよ 富るともおごりばしすな栄ゆるはおとろふる世の習ならずや…438バイト (15,045 語) - 2024年2月1日 (木) 14:12
- あがっていた。ふたりは濡れ手拭に顔をつつんで、尻端折(しりばしょ)りの足袋はだしで、ともかくも高輪の大通りまで出て来たが、もうその先はひと足も進むことが出来なくなった。 なにぶんにも風の勢いが強いので、飛火(とびひ)はそれからそれへと燃えひろがって、うしろが焼けていたかと思ううちに、二、三町先がも…50キロバイト (10,175 語) - 2019年2月27日 (水) 14:50
- り、彼(かれ)等(ら)を建(た)てざらん。 六 主(しゅ)は崇(あが)め讃(ほ)めらる、彼(かれ)已(すで)に我(わ)が祷(いのり)の聲(こゑ)を聆(き)き納(い)れたればなり。 七 主(しゅ)は我(わ)が力(ちから)、我(わ)が盾(たて)なり、我(わ)が心(こころ)彼(かれ)を頼(たの…35キロバイト (5,441 語) - 2023年8月18日 (金) 17:31
- す者(もの)がある。広間(ひろま)で何(なに)やら厳(いか)つい声(こえ)が聞(き)えたと思(おも)うと、間(ま)もなく予(よ)の室(へや)に登(のぼ)って来(き)たのは思(おも)いもかけぬ警視庁(けいしちょう)の常識(じょうしき)警部(けいぶ)阿瀬田(あせだ)君(くん…611キロバイト (98,208 語) - 2023年5月1日 (月) 15:22
- 神皇正統記 (カテゴリ 日本の歴史書)の才(さい)もましけるにや、知太政官事(ちだいじやうくわんじ)と云職をさづけられ、朝務を輔(たすけ)給けり。日本紀もこの親王勅(みことのり)をうけ玉は[つ]てえらび給。後に追号ありて尽敬(じんけい)天皇と申(まをす)。孝謙天皇御子ましまさず、又御兄弟もなかりければ、廃帝を御子にしてゆづり…373キロバイト (76,412 語) - 2023年8月17日 (木) 14:28
- す)てたる身ぞやすき老をば人の待つべかりける。実(げに)やおろかに送りこし春秋の霜(しも)の色(いろ)はまゆの上にかさなり、よはひは山の端(は)の月よりもかたぶき、身は狩場(かりば)の雉子(きゞす)よりもつかれ、なげきこりつむすゑも、今薪(たきゞ)尽(つ)きなん時至りぬれば、世の…360バイト (14,280 語) - 2024年2月1日 (木) 14:13
- たにがくれ こりつむ嘆き しひしばの しひて昔に かへされぬ 葛のうら葉は うらむとも 君はみかさの やまたかみ 雲ゐのそらに まじりつゝ 照る日を代々に たすけこし 星のやどりを ふりすてゝ 獨りいでにし わしのやま 世にも稀なる あととめて 深きながれに むすぶてふ のりの淸水の そこすみて 濁れる世にも…398バイト (103,351 語) - 2022年10月1日 (土) 00:56