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Wikisource:宗教 > 聖書 > 明治元訳新約聖書 (明治37年) > 約翰默示録(明治元訳) 1 此（この）後（のち）われ四人（よたり）の天使（てんのつかひ）地（ち）の四隅（よすみ）に立（たち）て地（ち）の四方（しはう）の風（かぜ）を援（ひき）とめ地（ち）の上（うへ）にも海（うみ）の上（…

の文（もん）句（く）をこと〴〵く暗（そら）んじ◦諸々の學（がく）匠（しやう）の語（ご）を皆知りても◦でうす　の御（ご）大切（たいせつ）とその御（ご）合（かふ）力（りよく）なくんば◦これ皆何の益かあらん。でうす　御（ご）一體（いつたい）を大切に思ひ◦仕へ奉るよりほかは◦皆實（み）もなき事の中の實（み…

十一日までに至（いた）る故（ゆえ）に此（この）精進（しやうじん）の日（ひ）数（かず）は総（すべ）て主（しゅ）の復活（ふくくわつ）祭（さい）の都（つ）合（がふ）によりて長短（ながきみじかき）の相違（ちがひ）あり） 右（みぎ）の外（ほか）一日の精進（しやうじん）或（あるひ）は単（たん）に精進（しやうじ…

東（ひがし）公園（こうゑん）打（う）ち過（す）ぎて 下（げ）車（しや）せば帶（おび）地（ぢ）の名產（めいさん）地（ち） 博（はか）多（た）と西（にし）の福岡（ふくをか）を 合（あわ）せて呼（よ）ばるる福岡（ふくをか）市（し） 九州一（きうしういち）の大（だい）都（と）會（くわい） 商（しやう）業（げふ）日々（ひゞ）に榮（さか）えゆく…

36 彼等（かれら）も亦（また）勇（いさ）んで食（しよく）せり 37 舟（ふね）に登（のれ）る所（ところ）の我儕（われら）合（あはせ）て二（に）百（ひやく）七（しち）十（じふ）六（ろく）人（にん）なりき 38 既（すで）に食（しよく）して飽（あき）ければ穀物（こくもつ）を…

柿　の　木 ―癩者︀の療養生活より― 東條　耿一 　こないだ知（ち）人（じん）から貰（もら）つて庭󠄁（には）の隅（すみ）に植（う）ゑて置（お）いた柿（かき）の苗（なへ）木（ぎ）が、今朝（けさ）みるともう五分󠄁（ぶ）程󠄁（ほど）にやはらかな芽︀（め）をつけてゐる。…

五十七、　慎みていかなる事情ありとも己の祈祷に於て婦人の為めに祈祷するを戒むべし然らずんば魔鬼に竊（ぬすみ）去（さ）られん。 イリ、　言意は婦人の為めに祈祷を行ふことなかれ、此の無論に善なる行によりて敵が汝を竊（ぬすみ）去（さ）らざらんが為なり。 アフ、　或る美婦人の為めに祈祷するを戒慎せよ。彼を記憶するは汝…

の文（もん）句（く）をこと〴〵く暗（そら）んじ◦諸々の学（がく）匠（しやう）の語（ご）を皆知りても◦でうす　の御（ご）大切（たいせつ）とその御（ご）合（かふ）力（りよく）なくんば◦これ皆何の益かあらん。でうす　御（ご）一体（いつたい）を大切に思ひ◦仕へ奉るよりほかは◦皆実（み）もなき事の中の実（み…

太（おほ）田（た）鐵道（てつだう）たどりなば 靑柳菅（あおやぎすが）谷（や）額（ぬか）田（た）町（） 久慈（くじ）川（がは）対岸（むかひ）の河（かは）合（い）驛（えき） 通（つう）じて十二哩（マイル）なり 町（まち）の北（きた）なる瑞龍山（） 水戸累代（）の墓地（）にして 幽静閑雅（）の西山（）は 光國卿（）の隠棲所（）…

天主󠄁（てんしゆ）に殘（のこ）る碑（ひ）の主󠄁（ぬし）は､ 維（ゐ）新（しん）史󠄁（し）上（じやう）に光（こう）輝（き）ある､ 河（か）合（あひ）､山本（やまもと）兩將（りやうしやう）ぞ。 油（ゆ）井（せい）の櫓（やぐら）立（た）ち並（なら）び､ 數（かぞ）へ盡（つく）せぬ東（ひがし）山（やま）､…

にまの處は離れ給ふと雖も◦でうす　の尊體◦御あにまにも御色身にも離れ給ふと申（まうす）事なし。爰（こゝ）をもて思へ。我等に對し給ひて◦一度受（うけ）合（あ）へ給ふ人界を◦でうす　の尊體より放ち給ふと申（まうす）事なし。 初めの人◦忽（たちま）ちに　でうす　の御（ご）勘（かん）氣（き）を蒙（かうむ）…

ゃく）極（きはま）りたるキリシタンなりといふとも、心（こころ）に真実（しんじつ）のコンチリサンを催（もよほ）し、コンピサンを申（まを）すべき仕（し）合（あは）せあらん時（とき）は必（かな）らず申（まを）すべしと思（おも）ひ定（さだ）むるにおいては、假令（たとひ）當（とう）座（ざ）にコンピサンを申（…

づ）くる村（むら）に往（ゆ）く途中（みちすがら）、 14此（この）起（おこ）りたる凡（すべ）ての事（こと）を語（かたり）合（あ）ひ居（ゐ）たりしが、 15斯（か）く語（かたり）合（あ）ひて僉議（せんぎ）しつつある程（ほど）に、イエズス御（おん）自（みづか）らも近（ちか）づきて、彼等（かれら）に伴（ともな）ひ居（ゐ）給（たま）へり。…

[詞書]千五百番哥合に 正三位季能 みつのえのよしのゝ宮は神さひてよはひたけたる浦の松風 みつのえの－よしののみやは－かみさひて－よはひたけたる－うらのまつかせ 01605 [詞書]海辺のこゝろを 藤原秀能 いまさらにすみうしとてもいかゝせんなたのしほやのゆふくれの空 いまさらに－すみうしとても－いかならむ－なたのしほやの－ゆふくれのそら…

41彼等（かれら）怖（おそ）るる事（こと）甚（はなはだ）しく、是（こ）は何人（なにびと）ぞや、風（かぜ）も湖（うみ）もこれに從（したが）ふよ、と語（かたり）合（あ）ひ居（ゐ）たり。 1然（さ）て湖（うみ）を渡（わた）りてゲラサ人（じん）の地（ち）に至（いた）りしが、 2イエズス船（ふね）より出（い）で給（たま）ふや、汚…

合（あ）へり。 57司祭（しさい）長（ちやう）ファリザイ人（じん）等（ら）は、イエズスを捕（とら）ふべきにより、之（これ）が在所（ありか）を知（し）れる人（ひと）あらば申出（まうしい）づべし、と豫（かね）て命令（めいれい）を出（いだ）したりしなり。 1…

天文2年 1533年 あつまの道の記 仁和寺僧正尊海 天文二の年神無月後の四日にあづまのかたへことのようありて下り侍るに。はるかに都をかへりみて。 　すみなれし都の空をわかれては遠くなるまてかへりみる哉 逢坂の山をこゆるとて。 　いつかへりいつあふ坂の關〈山イ〉ならんしられすしらぬ旅の行末…

にまの処は離れ給ふと雖も◦でうす　の尊体◦御あにまにも御色身にも離れ給ふと申（まうす）事なし。爰（こゝ）をもて思へ。我等に対し給ひて◦一度受（うけ）合（あ）へ給ふ人界を◦でうす　の尊体より放ち給ふと申（まうす）事なし。 初めの人◦忽（たちま）ちに　でうす　の御（ご）勘（かん）気（き）を蒙（かうむ）…

13 我（われ）なほ多（おほく）の事（こと）を爾（なんぢ）に書（かき）贈（おく）らんと爲（すれ）ども筆（ふで）と墨（すみ）とを以（も）て書（かき）おくるを欲（このま）ず 14 速（すみや）かに爾（なんぢ）を見（み）て口（くち）を對（むか）へ語（かた）らんことを望（のぞ）む願（ねがは）くは爾（なんぢ）…

て門人（もんじん）にしめしたまふ御（ご）法（ほふ）語（ご） 夫（それ）生（しやう）死（じ）本源（ほんげん）の形（かたち）は、男女（なんによ）和（わ）合（がふ）の一念（いちねん）、流（る）浪（らう）三界（さんがい）の相（さう）は愛染（あいぜん）妄（まう）境（きやう）の迷（めい）情（じやう）なり、男女…