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んまへ）を一手（いつて）に引（ひき）うけて鼻唄（はなうた）交（まじ）り遣（や）つて退（の）ける腕（うで）を見（み）るもの、流石（さすが）に眼鏡（めがね）と亡（な）き老婆（ひと）をほめける。 　恩（おん）ある人（ひと）は二年目（にねんめ）に亡（う）せて今（いま）の主（あるじ）も内儀樣（かみ…

神な月まれのみゆきにさそはれてけふわかれなはいつかあひみん かみなつき－まれのみゆきに－さそはれて－けふわかれなは－いつかあひみむ 00870 [詞書]題しらす 大江千里 わかれてのゝちもあひみんとおもへともこれをいつれの時とかはしる わかれての－のちもあひみむと－おもへとも－これをいつれの－ときとかはしる…

）萬（まん）二（に）千（せん）ベニヤミンの支派（わかれ）にて一（いち）萬（まん）二（に）千（せん）人（にん）也（なり）(※1) 9 此（この）後（のち）我（われ）(※2)觀（み）しに諸國（しよこく）、諸族（しよぞく）、諸民（しよみん）、諸音（しよいん）の中（なか）より誰（たれ）も數（かぞ）へ盡（つ…

密（みつ）などは全（まった）く無（な）くなって了（し）まうので御座（ござ）います、此（これ）に由（よ）りて見（み）ましても聖傳（せいでん）の尊（とうと）むべきことは明（あきら）かに解（わか）るので御座（ござ）います。 問　聖書（せいしょ）は何時（いつ）の時代（とき）に出来（でき）たもので御座（ござ）いますか。…

（良（りょう）心（しん）と神（かみ）の十誡（じっかい）） 問　人（ひと）の行（おこな）ひまする行（おこない）を是（これ）は善（よ）い行（おこない）で此（これ）は悪（わる）い行（おこない）で有（あ）ると『善（よ）い行（おこない）』と『悪い行（おこない）』とを区（く）別（べつ）して判断（はんだん…

は各（おのおの）同（おな）じからず　外貌（うはべ）より視（み）れば眞（まこと）の悪（あく）は分（わかり）やすく僞（いつわり）の善（ぜん）は識（し）れがたし　しかれども是（これ）はよく人（ひと）の耳（じ）目（もく）を欺（あざむ）けども神（かみ）の眼（め）をば逃（のが）るることあたはず　世（よ）の末（…

あたなりと－おもひしかとも－きみよりは－ものわすれせぬ－そてのうはつゆ 01343 藤原元真 おなしくはわか身もつゆときえなゝんきえなはつらきことの葉も見し〈朱〉／ おなしくは－わかみもつゆと－きえななむ－きえなはつらき－ことのはもみし 01344 [詞書]たのめて侍ける女のゝちに返事をたにせす侍けれはかのおとこにかはりて…

『我（われ）信（しん）ず一（ひとつ）の神父（かみちち）・全能（ぜんのう）者（しゃ）・天（てん）と地（ち）・見（み）ゆると見（み）えざる萬物（ばんぶつ）を作（つく）りし主（しゅ）を』 問　神（かみ）を信（しん）ずると申（もう）しますると何（ど）う云（い）ふことなので御座（ござ）いますか。 答　神様（かみ…

君かよのとしのかすをはしろたへのはまのまさことたれかしきけん きみかよの－としのかすをは－しろたへの－はまのまさこと－たれかしきけむ 00711 [詞書]享子院の六十御賀屏風にわかなつめるところをよみ侍ける わかなおふるのへといふのへを君かためよろつよしめてつまんとそ思 わかなおふる－のへといふのへを－きみかため－よろつよしめて－つまむとそおもふ…

（しりぞ）きて俄（にはか）に愧（はぢ）を得（え）ん。 光榮讃詞 一 悲（ひ）哀（あい）の歌（うた）、ダワィドがワェニアミンの族（ぞく）フスの事（こと）に因（よ）りて、主（しゅ）に謳（おう）歌（か）せし所（ところ）なり。 二 主（しゅ）我（わ）が神（かみ）よ、我（われ）爾（なんぢ）を頼（たの）む、我（…

春の夜の夢のなかにも思ひきや君なきやとをゆきてみんとは はるのよの－ゆめのなかにも－おもひきや－きみなきやとを－ゆきてみむとは 01388 [詞書]返し よみ人しらす やと見れはねてもさめてもこひしくて夢うつつともわかれさりけり やとみれは－ねてもさめても－こひしくて－ゆめうつつとも－わかれさりけり 01389…

こゝよりおりて程（ほど）ちかき 長谷（はせ）の觀（くわん）音（のん）ふし拜（をが）み 雄（ゆう）略（りやく）帝（てい）が朝倉（あさくら）の 宮（みや）の遺（ゐ）跡（せき）もたづねみん 初（はつ）瀬（せ）列（なみ）樹（き）の宮（みや）のあと 問（と）はんとすれば日（ひ）は落（お）ちて 初（はつ）瀬（せ）の川（かは）の夕波（ゆふなみ）に…

わか）つは、猶（なお）肉体（にくたい）も霊魂（れいこん）と共（とも）に憂（うれい）を分（わか）つが如（ごと）し、霊魂（れいこん）は肉体（にくたい）の楽（たのし）むときには共（とも）に楽（たのし）み、その憂（うれい）をも自（おのづ）から共（とも）にするなり。我（われ）等（ら）が神（かみ…

み）を結（むす）び一種（ひとしな）を月（つき）ごとに結（むす）ぶ也（なり）その樹（き）の葉（は）は萬國（ばんこく）の民（たみ）を醫（いや）すべし 三 重（かさね）て呪詛（のろひ）あることなし神（かみ）と羔（こひつじ）の寶座（くらゐ）そこに在（ある）その僕（しもべ）これに事（つかへ）ん 四…

み）よ、爾（なんぢ）の夫（をつと）を葬（はうむ）りし者（もの）の足（あし）は門（もん）の前（まへ）に在（あ）り、爾（なんぢ）をも舁（か）き出（いだ）さん。 一〇　婦（をんな）立（たちどころ）に彼（かれ）の足下（そくか）に仆（たふ）れて、氣（いき）絶（た）えたり。少者等（わか…

かみ合わせる必要があります。統計的な証拠を使いましょう、ただし、記憶に残るような形で見せましょう。カラーチャートやグラフを使うとわかりやすいでしょう。箇条書きは少しだけにしましょう。 箇条書きの背景にあるストーリーを説明するのです。文字を使いすぎて、出席者が自分で読ん…

かみ）とか仏（ほとけ）とか名（なづ）けて、幾千年前（いくせんねんまへ）に死（し）んだ人（ひと）の魂（たましひ）を今（いま）でも尊（たっと）び、之（これ）に祈（いの）るのである。之（これ）は取（と）りも直（なほ）さず人性（じんせい）の声（こゑ）で、見（み…

み）有て。北条氏康（ほうでううぢやす）と合戦し晴氏公うちまけ御滅亡（めつぼう）は。天文年中のよし云伝へり。源家には何れのこうゐんにておはしまし候。老士（らうし）答（こたへ）て。そのかみより源家の末流（ばつりう）あまたにわか…

みまかりてのち、女のゆめにみえてかくよみ侍りけるとも 藤原道信朝臣 くちなしのそのにやわか身入りにけんおもふことをもいはてやみぬる くちなしの－そのにやわかみ－いりにけむ－おもふことをも－いはてやみぬる 00550 [詞書]中将道信朝臣みまかりにけるを、おくりをさめての朝によめる…

かくて激（はげ）しき戰（たゝかひ）となりしが、ユダとその輩（ともがら）は神（かみ）の御助（みたすけ）によりて勝利（しようり）を得（え）、敗（やぶ）れたるアラビヤの遊牧民（いふぼくみん）は、家畜（かちく）を與（あた）へ、また他（ほか）のすべての事（こと）に於（おい）て彼等（かれら）を助（たす）けんとの約束（やくそく）をもて、ユダに和（わ）を乞（こ）へり。…