検索結果

てんか）の人（ひと）の君（きみ）たるものを敬（うやま）ふ所以（ゆゑん）なり、詩（し）に云（い）はく、愷悌（がいてい）の君子（くんし）は、民（たみ）の父母（ふぼ）なりと、至德（しとく）にあらずんば、それ孰（たれ）かよく民（たみ）を順（じゆん）にすること此（かく）の如（ごと）くそれ大（おほい）なるものあらんや。〉…

か）ふるに察（さつ）なり。長幼（ちやうえう）順（じゆん）なり、故に上下（しやうか）治る。天地明察（めいさつ）にして神明（しんめい）彰（あらは）る。故に天子と雖（いへど）も必ず尊（たふと）ぶこと有るは、父有（あ）るを言（い）ふなり。必ず先（さき）んずること有るは、兄有るを言ふなり。宗廟（そうべう）敬…

ゆゑん）なり。弟（てい）とは長（ちやう）に事（つか）ふる所以（ゆゑん）な り。慈（じ）とは衆（しう）を使（つか）ふ所以（ゆゑん）なり。康誥（かうかう）に曰（いは）く、赤子（せきし）を保（やす）んずるが如（ごと）しと。心（こゝろ）誠（まこと）に之（これ）を求（もと）むれば、中（あた）らずと…

ゆん）にす。是（ここ）を以（もつ）て其（そ）の敎（をしへ）肅（しゆく）ならずして成（な）り、其（そ）の政（まつりごと）嚴（げん）ならずして治（をさ）まる。先王（せんわう）敎（をしへ）の以（もつ）て民（たみ）を化（くわ）すべきを見（み）るや、是（こ）の故（ゆゑ）に之（これ）に先（さき）んず…

ん）を擧（あ）げば、天下（てんか）の民（たみ）心（こゝろ）を歸（き）す。重（おも）んずる所（ところ）は民食（みんしよく）喪祭（さうさい）。寬（くわん）なれば則（すなは）ち衆（しう）を得（え）、信（しん）なれば則（すなは）ち民（たみ）任（にん）ず…

ず。亂を以てするは、猶ほ絲《いと》を治《をさ》めんとして之を棼《みだ》すがごときなり、夫《か》の州吁は兵を阻《たの》みて忍《にん》に安んず。兵を阻めば衆《しう》無く、忍に安んずれば親《しん》無し、衆叛《そむ》き親離《はな》るれば、以て濟《な》り難し。夫れ兵は、猶ほ火のごとし。戢《おさ》めず…

〈堯（げう）曰（いは）く、咨（ああ）、爾（なんぢ）舜（しゆん）、天（てん）の曆數（れきすう）爾（なんぢ）の躬（み）に在（あ）り。允（まこと）に其（そ）の中（ちう）を執（と）れ。四海（かい）困窮（こんきう）せば、天祿（てんろく）永（なが）く終（をは）らむ。舜（しゆん）も亦（また）以（もつ）て禹（う）に命（めい）ず…

〈萬章（ばんしやう）問ふ、曰く、舜（しゆん）は田（でん）に往（ゆ）き、旻天（びんてん）に號泣（がうきふ）す、何爲（なんすれ）ぞ其れ號泣するや。孟子曰く、怨慕（ゑんぼ）するなり。萬章曰く、父母（ふぼ）之を愛（あい）せば、喜（よろこ）んで忘（わす）れず、父母之を惡（にく）めば勞（らう）して怨（うら）みず…

立春（りつしゆん） かぜをおひてひそかにひらくはうひのときをまたず、 はるをむかへてたちまちへんずまさにうろのおんをこひねがはんとす。 吹（かぜ）を逐（お）ひて潛（ひそ）かに開（ひら）く芳菲（はうひ）の候（とき）を待（ま）たず、 春（はる）を迎（むか）へて乍（たちま）ち変（へん）ず…

〈孟子曰く、舜（しゆん）の深山（しんざん）の中（うち）に居（を）る、木石（ぼくせき）と居（を）り、鹿豕（ろくし）と游（あそ）ぶ、其（そ）の深山（しんざん）の野人（やじん）と異（こと）なる所以（ゆゑん）の者（もの）幾（ほとん）ど希（まれ）なり。其（そ）の一の善言（ぜんげん…

おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て人（ひと）を安（やす）んず。曰（いは）く、斯（かく）の如（ごと）きのみか。曰く、己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（ひやくせい）を安（やす）んず。己を脩めて以て百姓を安んずるは、堯舜（げうしゆん）も其（そ）れ猶（な）ほ諸（これ）を病（や）めり。〉 十四之四六…

んず、曰（いは）く、斯（かく）の如（ごと）きのみか。曰（いは）く、己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（せい）を安（やす）んず。己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（せい）を安（やす）んずるは、堯舜（げうしゆん）も其（そ）れ猶（な）ほ病（や）めり。〉…

〈滕（とう）の文公（ぶんこう）世子（せいし）たり。將（まさ）に楚（そ）に之（ゆ）かんとす。宋（そう）を過（す）ぎ、而して孟子（まうし）を見（み）る。孟子（まうし）性善（せいぜん）を道（い）ふ。言（い）へば必ず堯舜（げうしゆん）を稱（しよう）す。世子（せいし）楚（そ）より反（かえ）り、復（また）孟子（…

おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て人（ひと）を安（やす）んず。曰（いは）く、斯（かく）の如（ごと）きのみか。曰く、己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（ひやくせい）を安（やす）んず。己を脩めて以て百姓を安んずるは、堯舜（げうしゆん）も其（そ）れ猶（な）ほ諸（これ）を病（や）めり。〉 十四之四六…

ひ起す勇気千万丈（せんばんぢやう）、奉行（ぶぎやう）を説き藩庁に請ひ、竪野（たての）に二人（ににん）の教授をむかへて、相伝（さうでん）法受（はふじゆ）の苦を尽くしつ、猶（なほ）心胆をねる幾春秋（いくしゆんじう）、安政（あんせい）のはじめ田の浦の陶場（たうぢやう）に、焼着（やきつけ）画窯（ゑがま）の良…

ゆんとく）を明（あきら）かにす。〉 皆自明也。 〈皆（みな）自（みづか）ら明（あきら）かにするなり。〉 右傳之首章。釋明明德。 〈右傳（みぎでん）の首章（しゆしやう）、明德（めいとく）を明（あきら）かにすることを釋（せき）す。〉 湯之盤銘曰：「苟日新，日日新，又日新。」 〈湯（たう）の盤（はん…

んず、曰（いは）く、斯（かく）の如（ごと）きのみか。曰（いは）く、己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（せい）を安（やす）んず。己（おのれ）を脩（をさ）めて以（もつ）て百姓（せい）を安（やす）んずるは、堯舜（げうしゆん）も其（そ）れ猶（な）ほ病（や）めり。〉…

ゆ）く。江（かう）・淮（わい）・河（か）・漢（かん）是（こ）れなり。險阻（けんそ）既（すで）に遠（とほざ）かり、鳥獸（てうじう）の人（ひと）を害（がい）する者消（せう）す。然（しか）して後（のち）人（ひと）平土（へいど）を得（え）て之れに居（を）る。堯舜（げうしゆん…

ず。この釋（しやく）をもて意（こころ）うるに、かならずしも一念（いちねん）を本（ほん）願（ぐわん）といふべからず。『念々（ねん〳〵）に捨（す）てざる是（これ）を正定（しやうぢやう）の業（ごふ）と名（なづ）く。彼（か）の佛（ほとけ）の願（ぐわん）に順（じゆん）ずるが故（ゆ…

んじゆんこそく）日一日を空（むなし）ふして右（みぎ）とも左（ひだり）とも决（けつ）することなき其内に忽（たちま）ち主任官（しゆにんくわん）の兔職（めんしよく）轉任（てんにん）に際（さい）し舊令尹（きうれいいん）去（さつ）て新令尹（しんれいいん…