検索結果

諏訪（すは）山梨（やまなし）や八王（はちわう）子（じ） 花（なな）の都（みやこ）も一日（いちにち）路（ぢ） 山（やま）を貫（つらぬ）き谷（たに）を越（こ）え 中（ちゆう）央（あう）線（せん）は工（こう）なりぬ 都（みやこ）の人（ひと）も鄙人（ひなびと）も 木曾（きそ）の山里（やまざと）尋（たづ）ね見（み）よ…

こころ）の本分（ほんぶん）なり。是（これ）を去此（こし）不（ふ）遠（をん）ともいひ、莫（まく）謂（ゐ）西方（さいはう）遠唯須（をんゆゐしゆ）十念心（じふねんしん）ともいふなり。 又（また）云（いはく）、まよひも一念（いちねん）なり。さとりも一念（いちねん）なり。法性（ほつしやう）の都（みやこ…

日本橋（にほんばし）　下谷（したや） 本所（ほんじょ）も唯一目（たゞひとめ） 下逝（したゆ）く水（みづ）に早舟（はやふね）の　聲面白（こえおもしろ）き櫓拍子（ろびょうし）は　都（みやこ）をよその眺（ながめ）にて　歸（かえ）さの程（ほど）の忘（わす）らるゝ 左（ひだり）の森（もり）は教育（きょういく）の　爲（ため）にと開（ひら）く…

この文書ではルビが使用されています。ここでは「単語（ルビ）」の形で再現しています。一部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。 奥州降り 奧（おう）羽（う）の都（みやこ）仙臺（せんだい）市（し） 町（まち）の數（かず）さへ三十二 東西南北（とうざいなんぼく）二里四（よ）方 人口七萬六千餘（よ） 其產物（そのさんぶつ）は精巧（せいがう）の…

（おい）て主（しゅ）は降福（かうふく）と永世（えいせい）とを命（めい）じたり。 詩（し）篇（へん）第133篇（文語訳旧約聖書） ダビデがよめる京（みやこ）まうでの歌（うた） 1 視（み）よ はらから相（あひ）睦（むつみ）てともにをるはいかに善（よく）いかに樂（たのし）きかな 2…

和田（わだ）の岬（みさき）の燈臺（とうだい）は 波（なみ）にぞ影（かげ）の橫（よこ）たわる むかし平（へい）家（け）が福原（ふくはら）に 都（みやこ）うつしゝ跡（あと）ぞとて のこる記（き）念（ねん）の塔（たふ）ひとつ 平（へい）相（しやう）國（こく）の墓（はか）とかや 須磨（すま）の關屋（せきや）は何方（いづかた）ぞ…

須田町（すだちょう） 鍛冶町（かじちょう）うち通（とお）り　今川橋（いまがわばし）よ本石町（ほんごくちょう）　室町（むろまち）すぎて日本橋（にほんばし）　さても都（みやこ）の大通（おおどお）り 商家（しょうか）は櫛（くし）の齒（は）を竝（なら）べ　ガス燈電燈夜（とうでんとうよ）をてらし　通（とお）り三丁（さんちょう）…

んぶつ）を、この世（よ）に弘布（ぐふ）せられました。 「われら、生死輪（まよひ）の家（いへ）にあるのは疑（うたが）ひの心（こゝろ）につながれて居（ゐ）るからである、速（すみや）かに寂靜（しづか）なる涅（ね）槃（はん）のみやこ…

みやこ）へのぼり。大路（ぢ）をわたし。ひだりの獄門（ごくもん）の木にかけられたり。秀郷（ひでさと）貞盛（さだもり）は上路し。勧賞（くんしやう）にあづかり。天下にほまれをえたる所に。忠文（だゞぶん）もおなじく。賞（しやう）をかうふるべしと。是を申に付て。小野宮（をのゝみや…

日（ひ）はくれはてゝ暗（やみ）なるぞ 敦（つる）賀（が）はげにもよき港（みなと） おりて見（み）てこん名（な）どころを 氣比（けひ）の松原（まつばら）氣比（けひ）の海（うみ） 官（くわん）幣大社（ぺいたいしや）氣比（けひ）の宮（みや） 身（み）を勤王（きんのう）にたふしたる 耕雲齋（かううんさい）の碑（ひ）をとへば…

急（いそ）いで今日（こんにち）から弥陀（みだ）如来（によらい）の他（た）力（りき）本（ほん）願（ぐわん）を恃（たの）み、ひたすら無（む）量（りやう）寿（じゆ）仏（ぶつ）に帰（き）命（みやう）して、真実（まこと）の報（はう）土（ど）の往（わう）生（じやう）をねがひ称名（しやうみやう）念仏（ねんぶつ）せねばなりません。あなかしこ〳〵。…

累が見る所にて。件（くだん）の石塔（せきたう）をあつらへ畢（おわつ）て。さては汝が望み足（たり）ぬ。すみやかにされといへば。灵魂（れいこん）がいわく石佛は外の望み。我か本意（ほんい）は念佛（ねんぶつ）の功徳（くどく）をうけて成仏せんと思ふなり。急ぎ念佛を興行し。我を極（ごく）楽（らく）へ送りたまへ…

見わたせばやなぎさくらをこきまぜて みやこぞはるのにしきなりける 素性法師 餞別（せんべつ） きみとこうくわいいづれのところかしらん、 わがためにこんてういつぱいをつくせ、 君（きみ）と後会（こうくわい）何（いづ）れの処（ところ）か知（し）らん、 我（わ）が為（ため）に今朝（こんてう）一盃（いつぱい）を尽（つく）せ、…

ん）として我（わが）家（や）へは」と、騒（さわ）だつ胸にこれよりや知る恋。 第五回 　床（ゆか）のもとの竈馬（こほろぎ）かたさせと鳴いて、都大路（みやこおほぢ）に秋見ゆる八月（はつき）の末、宮城（きうじやう）の南三田（みた）のほとりに、人（じん）家（か）二三十戸（こ）買ひつぶして、新たに工事をいそ…

22然（しか）るに汝（なんぢ）等（ら）の近（ちか）づきたるは、シヨンの山（やま）と、活（い）き給（たま）へる神（かみ）の都（みやこ）なる天（てん）のエルザレムと、億萬（おくまん）の天使（てんし）の喜（よろこ）ばしき集會（しゆうくわい）と、…

比ほひ。織田上総守信長（をだかづさのかみのぶなが）。京都へせめ上り。三好（みよし）を追罰（ついばつ）し。公方（くばう）義昭公（よしあきこう）を都（みやこ）へ移（うつ）し申。天下に義兵（ぎへい）を上（あげ）。関西（くわんざい）をなびかすといへ共。我（わが）まゝを振舞（ふるまひ）。無礼（ぶれい）をあら…

し北条早雲庵主（ほうでうさううんあんしゆ）と改名（かいみやう）〈［＃ルビ「かいみやう」は底本では「かいややう」］〉す。此早雲京都よりするがの国（くに）へ下り。今川（いまがは）五郎氏親（うぢゝか）をたのみ。牢人（らうにん）分にて有しが文武（ぶんぶ）智謀（ちぼう）の侍（さふらひ）たるにより。今川殿縁者…

内（うち）の柱（はしら）となさん此（こゝ）より再（ふたゝ）び出（いづ）ることなし我（われ）また我神（わがかみ）の名（な）と吾神（わがかみ）の京城（みやこ）すなはち天（てん）より我神（わがかみ）の所（もと）より降（くだ）る新（あたら）しきエルサレムの名（な）および我（わ）が新（あたら）しき名（な）を之（これ）に書（しる）さん…

みやごこんりふ）有るべしとて大工を尋（たづ）ね給ふ所に、武蔵国（むさしのくに）浅草（あさくさ）に卿司（がうし）といふ工匠（かうしやう）の棟梁（とうりやう）有り。是を召され養和（やうわ）はじまる丑（うし）の年（とし）此宮建立（このみやこん…

変（かわ）った事（こと）ぐらいの騒（さわ）ぎではない。今夜（こんや）は非常（ひじょう）に好（よ）い御土産（おみやげ）を持（も）って来（き）ましたよ。」 と、鉄函（てつばこ）をば卓子（テーブル）の上（うえ）に置（お）いて斯（こ）う言（い）った。 心（こころ）は重（おも）く沈（しず）んでいるが、表（うわべ）は…