鉄道唱歌/北陸篇

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北陸地方

  1. しやりんのひびきふえこゑ みかへるあとえてうへもりあさづき ばたつゆもまださむし
  2. あぐるきしすはだい それにつゞきてあきだうくわんやまむしのねを こゝまでかぜおくるらん
  3. ママわうせいじやう はやまどちかくきたりたり すきだすかみとしにます こくとみもいくばくぞ
  4. はるはさくらのあすかやま あきもみぢたきがは うんどうくわいはたたてゝ かけるせいのいさましさ
  5. まもなくきたるあかばねしながはゆきののりかへ じろぐろどうへも よれやついでみちなれば
  6. わらびすぐればうらにて そのこうゑんつきみや さいたまけんけんちようも このにこそはかれたれ
  7. おほみやおりてはつちやう ゆけばかはこうゑん そのほたるたかみやさしいちみや
  8. あげをけがはかうちかよしひやくあなだいけつきよひとのあと るもまなびのひとつなり
  9. ふきあげすぎてながめやる くまがやどてはなざかり らうなほざねうまれたる むらいまにつたへたり
  10. ふかほんじやうしんはら ひだりくものあひだより みゆるちゝのふもとなる おほみやまではしやもあり
  11. はやしんまちくらがのも またゝくひまにきすぎて いまじやうしうたかさきはんくわまちにつきにける
  12. まちとうほくまへばししやにてゆけばじふふん ぐんけんちやうしよざい かうづけいちだいくわい
  13. わかもみによしときく いかほおんせんはるさん たかさきよりはほどちかし しよにもひとのゆくところ
  14. みわたすかぎりあを/\わかなみうつくはばたけ やまのおくまでやうさんの ひらけしさまのいそがしさ
  15. せんわかれてまへばしの かたにすゝめばおりものせいのわざにたかきりあしかゞとほからず
  16. たかさきいでゝあんなかの つぎはいそおんせん うしろをゆくはうすひがは まへにてるはめうさん
  17. ほこつるぎのこぎりしゝまうあらわしくうてるいはのさま せきもんたかくくもをつく
  18. あとにかへるまつゐだまつのみどりもかげきえて はやよこかはにつきにけり おりよひと/″\みづのみに
  19. これよりおとにきゝゐたる うすひたうげのアブトしき ぐるまつけておりのぼる かけほかにたぐひなし
  20. くゞるトン子ルママじふろく ともしうすくひるくらし いづればてんうちはれて かほふくかぜこゝよさ
  21. なつのあつさもわすれゆく たびのたもとのかるざは はやしなのぢのしるしとて ゆるあさゆふけむり
  22. くだるみちにはおひわけはらとよばるゝひろあり きやうかるかやをみなめし あきたびはおもしろや
  23. みよだこもろとすぎゆけば ひだりきたくまがは たてしなやまをながれすゑゑちうみ
  24. すはすゐをみるひとおほをおりてわだたうげ こゆればごりみちぞかし やまにはうま籠もあり
  25. うへをあとにはしりゆく しやさかはやつきぬ かはのあなたにながめやる やまをばすてつきだう
  26. ごとつきふうけいてゆかましをあきならば くもをいたゞくかむりやまはひだりにそびえたり
  27. しろしのゝうちすぎて わたるくまさいかはあひだとちをむかしより かはなかじまひとはよぶ
  28. こゝにりようのたゝかひを いどみしふたりえいゆうも おもへばいまゆめのあと むせぶはみづこゑばかり
  29. ながゆるおほてらこれぞしなのゝぜんくわう むかしほんよしみつが ひろひしほとけなりとかや
  30. こゝにとゞまるひまあらば がくしやまにのぼりづなはらのほとゝぎす なのるはつもきゝがてら
  31. とよむれかしはばら ゆけばぐちはやゑち のきまでゆきりつむと きゝしたかはこゝなれや
  32. ゆきにしるしのさをたてゝ みちをしへしもこのあたり ふゞきのなかにうめらるゝ なやみはいかにふゆたび
  33. みなとにぎはふなほえつに つきてそむるうみのかほ やまのみなれしにはまた おきしらめづらしき
  34. かすしんでんさいかたを すぐればきたかきざきの しぶ/\ちやしんらんひとやどりしあと
  35. はちざきすぎてよねやまの くゞるトン子ルママなゝつ いづればひろきわたのはら さどくにまでくまもなし
  36. みわたすそらあをかは おりてはしほもあみつべし せきのいづるかしはざき これよりうみとわかれゆく
  37. やすきたでうらいかう みやうちすぎてながをかまちたゝるはんくわ せいけむりそらにみつ
  38. しやまどよりにしきたに ゆく/\のぞひこやま みやこくへいちうしやにて さんけいなんによしゞたえず
  39. ひこにゆくはさんでうに おりよとひとはをしへたり わがなにいのらねど いのるはきみみよのため
  40. かもにはかもみやありて とりいときよしろえきちかくには かなたきおとたかし
  41. じふいちねんゆき かたじけなくもくるまを とゞめたまひしまつかげは いまこのさとにさかえたり
  42. もみぢはにひあきやま さくらかめつうしん わするなてにもつかさかばん はやこゝなるぞぬつたり
  43. おるればわたるしながは かゝれるはしばんだいママきみとときはにて ながさはひやくじつけん
  44. かはのかなたはにひがた ふねゆくみづたよりよく わたせるはしをかぞふれば およそひやくもありとかや
  45. はるはくさんこうゑん ひとつににほふうめさくら なつすゞしきよりやま たひつるふねまへ
  46. せんけむりうみをそめ しやうのきをおほふ げにもかうひとつとて すうまんだいくわい
  47. にひがたかうふなして かいしやうわづかじふはち さどたかくわうざんてかへらんもえきあらん
  48. さどにはまのやまふかく じゆんとくゐんりようあり まつふくかぜにしみて たもとしぼらぬひともなし
  49. なみやすけくなほえつに かへりてきけばゑつちうふしにかよふせんあり いざりかへてかいせん
  50. やまゑつちうはんくわ こゝよりおこるてつだうかがゑちぜんをつらぬきて とうかいだうにであふなり
  51. くすりあるやまじんつうがはひがしきし はるかにのぞたてやまちよくりつせんひやくしやく
  52. しやうげふはんくわたかをかを すぎてふくをかいするぎつぎきたるはばたえき なゝにゆかばりかへよ
  53. かゞゑつちうさかひなる くりからやまよしなかひやくうしをつけて へいせめたるせんじやう
  54. ばたなゝそのあひだ すぎゆくえきはつくかしよ おふかたあをなみに さをさすふねうらやまし
  55. なゝのといつくわい いりうみひろくふねおほし ちかきくらおんせんまちきよらかにきやくたえず
  56. ばたにかへりりかへて ゆけばかなざはステーシヨン ひやくまんごくじやうとて さすがにぎはまちのさま
  57. けんろくこうゑんみとをかやまもろともに かぞへられたるわがくにさんこうゑんそのひつママ
  58. やなぎみどりにはなあかく おちくるたきみづしろくもにそびゆるどうざうせいなんえきねん
  59. だいくしだんけんちやうみなこのまちにあつまりて うみほかまでひゞきたる そのさんぶつたにやき
  60. まつたふかはうちすぎて わたるとりかはかみゆきときはくさんくもまにたかくそびえたり
  61. まつきたにおとたかく ながるゝみづたかがは たかせきいづくぞと はばあらしやこたふらん
  62. りたくしばいぶりはし ぶしびたるだいしやう こゝろほそろぎすぎゆけば いろはのかなむかへたり
  63. くにみなとうみひのがはこえてふくえき こゝにおりママぶたしゆつたかせんまん
  64. おほどろさばあとにして たけさばなみはしりゆく しやいまこそいまじよに つきてひうちしろ
  65. うみのながめのたぐひなき す いづ をいでてトン子ルママればあやしやいつのまに はくれはてゝやみなるぞ
  66. つるはげにもよきみなと おりててこんどころを けひまつばらけひうみ くわんぺいたいしやけひみや
  67. きんのうにたふしたる かううんさいをとへば まつかげをゆびさして あれとどもはをしへたり
  68. ひきやながなかがう すぎゆくまどあふやまあふしづだけ しちほんやりたか
  69. ほうたいかふをとめし くつわもりもとざうともひとしやすゝみよてしばし
  70. ちりめんさんながはまに いでゝわたすびはうみ おほにかよふじようけむりふきたてひとをまつ
  71. えきこゑにおどろけば ねむりはさめてまいばらに つきたるしやすみやかさ みかへるぶきくもふかし
  72. おもへばしやのできてより せまくなりたるくにうち いでしうへみちかへて いざやかへらんしんばし
歌詞

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