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曹交問曰：「人皆可以爲堯舜，有諸？」孟子曰：「然。」「交聞文王十尺，湯九尺；今交九尺四寸以長。食粟而已，如何則可？」曰：「奚有於是？亦爲之而已矣。有人於此，力不能勝一匹雛，則爲無力人矣。今曰舉百鈞，則爲有力人矣。然則舉烏獲之任，是亦爲烏獲而已矣。夫人豈以不勝爲患哉？弗爲…

く穿窬（せんゆ）する無きの心（こゝろ）充（み）てば、義（ぎ）勝（あ）げて用（もち）ふ可からざるなり。人（ひと）能（よ）く爾汝（じじよ）を受（う）くる無きの實（じつ）を充（み）てば、往（ゆ）く所（ところ）として義（ぎ）たらざるは無きなり。士（し）未（いま）だ以て言（い）ふ可からずして言（い）ふは、是…

？』則將應之曰：『爲天吏則可以伐之。』今有殺人者，或問之曰：『人可殺與？』則將應之曰：『可。』彼如曰：『孰可以殺之？』則將應之曰：『爲士師則可以殺之。』今以燕伐燕，何爲勸之哉？」 〈沈同（ちんどう）其私（そのわたくし）を以（もつ）て問（と）うて、曰（いは）く、燕（えん）伐（う）つべきか。孟子（まうし…

か）を亡（ばう）するより大（だい）なるは莫（な）し。其小なる者を以て其大なる者を信（しん）ず、奚（なん）ぞ可（か）ならんや。〉 桃應問曰：「舜爲天子，皋陶爲士，瞽瞍殺人，則如之何？」孟子曰：「執之而已矣。」「然則舜不禁與？」曰：「夫舜惡得而禁之？夫有所受之也。」「然則舜如之何？」曰：「舜視棄天下，猶…

（あらた）めざる、是（こ）れ能（よ）くし難（がた）きなりと。〉 十九之十九 孟氏使陽膚爲士師，問於曾子。曾子曰：「上失其道，民散久矣！如得其情，則哀矜而勿喜。」 〈孟氏（まうし）陽膚（やうふ）をして士師（しし）爲（た）らしめ曾子（そうし）に問（と）ふ。曾子（そうし）曰く、上（かみ）其道（そのみち）…

な）す可（べ）し。仁（じん）は則（すなは）ち吾（われ）知（し）らざるなり。〉 十四之三 子曰：「士而懷居，不足以爲士矣！」 〈子（し）曰（いは）く、士（し）にして居（きよ）を懷（おも）ふは、以（もつ）て士（し）たるに足（た）らず。〉 十四之四 子曰：「邦有道，危言危行；邦無道，危行言孫。」…

人ノ意ニ出ルトノヿハ普ク世界中ノ人ノ知ル所ナラン彼ノ國ノ大臣ニシテ獨立黨ノ名アル朴泳考金玉均等ノ諸士ハ兼テ國王陛下ノ信任ヲ得テ竊ニ國事ノ改革ヲ謀リ一旦事ヲ擧ケテ失敗シ俗ニ所謂負ケテ國賊ナルモノヽ身ト爲リテ其死生行方サヘ分明ナラズ現政府ハ之ヲ搜索スルヿ甚シキ其最中先ツ其黨類ヲ處分スルトテ本年一月二十…

士は、劍を用ふるの時を識る、而して其時の來る甚だ稀なり。故勝海舟伯は、幕末の亂世に出て、暗殺自刄公行し、空吹く風も腥かりし日に當り、英邁の才、柳營の樞機に參して、屢ば兇刄の其背後を覗ふことありしと雖、自から曾て其刄に衅ることをなさゞりき。伯晚年一友の爲、其特癖ある平民的口調を以て、徃時を談じて云へることあり。…

仰（おつ）しやるお方（かた）もありまするけれど、それも時（とき）と場合（ばあひ）によつたもので、のべつに勝氣（かちき）を振廻（ふりまは）しても成（な）りますまい、其（その）うちにも女（をんな）の勝氣（かちき）、中（なか）へつゝんで諸事（しよじ）を心得（こゝろえ）て居（ゐ）たら宜（よ）いかも知（し）れ…

爲（な）すべき善業（ぜんごふ）多（おほ）し。 54 華香（けかう）は風（かぜ）に逆（さから）うて行（ゆ）かず、旃檀香（せんだんかう）・多伽羅香（たがらかう）・摩利迦香（まつりかかう）も〔亦（また）然（しか）り〕、善人（ぜんにん）の香（にほひ）は風（かぜ）に逆（さから）ひて行（ゆ）き、良士…

一　慮知思辨を以御治可㆑被㆑遊と被㆑爲㆑量候は、御守行御不足成證據にて御座候、人才の知慮を離れ、生得照命の儘にて、全天下國家治り、萬士萬民も左を脫て服し奉るの法、其道に御座候、則武門の大道と申候、奧にあら〳〵申上候、此儀は不㆑及㆓申上㆒、被㆑爲㆓御存知㆒候御事に御座候へ共、御守行の厚薄と、…

<聖書<文語訳旧約聖書 『w:舊新約聖書 [文語]』w:日本聖書協会、1953年 w:明治元訳聖書 w:士師記 ヨシユアの死にたるのちイスラエルの子孫ヱホバに問ひていひけるはわれらの中孰か先に攻め登りてカナン人と戰ふべきや ヱホバいひたまひけるはユダ上るべし視よ我此國を其の手に付すと…

首請罪、盡獻其邑三十六。周亡。秦將武安君白起、與范睢有隙。廢爲士伍、賜劍死亍杜郵。王臨朝而歎曰、内無良將、外多強敵。睢懼。蔡澤曰、四時之序、成功者去。睢稱病。澤代之。昭襄王薨。子孝文王柱立。薨。子莊襄王楚立。薨。嗣爲王者政也。遂并六國。是爲秦始皇帝。 王既に睢の策を用い、歳ごとに兵を三晋に加え、首を…

十三之二十 子貢問曰：「何如斯可謂之『士』矣？」子曰：「行己有恥，使於四方，不辱君命；可謂『士』矣。」曰：「敢問其次。」曰：「宗族稱孝焉，鄕黨稱弟焉。」曰：「敢問其次。」曰：「言必信，行必果，硜硜然，小人哉，抑亦可以爲次矣。」曰：「今之從政者何如？」子曰：「噫！斗筲之人，何足算也！」…

善爲㆑士者󠄃、不㆑武。善戰者󠄃、不㆑怒。善勝󠄃㆑敵者󠄃、不㆑爭。善用㆑人者󠄃、爲㆑下。是謂㆓不㆑爭之徳㆒。是謂㆓用㆑人之力㆒。是謂㆑配㆑天。古之極。 〈善く士たる者󠄃は、武からず。善く戰ふ者󠄃は、怒らず。善く敵に勝󠄃…

無㆑人。於㆑是​（ニ）博士等每㆑至㆓貢舉之時​（ニ）㆒。唯​（〻）以㆓歷名​（ヲ）㆒薦​（乄）㆑士​（ヲ）。嘗​（テ）不㆑問㆓才之高下。人之勞逸​（ヲ）㆒。請託由㆑是​（ニ）間​（〻）起​（リ）。濫吹爲​（メニ）㆑之​（ガ）繁​（ク）生​（ズ）。潤​（フ）㆓權門之餘唾​（ニ）㆒者。生​（乄）㆓羽翼…

十三之二十 子貢問曰：「何如斯可謂之『士』矣？」子曰：「行己有恥，使於四方，不辱君命；可謂『士』矣。」曰：「敢問其次。」曰：「宗族稱孝焉，鄕黨稱弟焉。」曰：「敢問其次。」曰：「言必信，行必果，硜硜然，小人哉，抑亦可以爲次矣。」曰：「今之從政者何如？」子曰：「噫！斗筲之人，何足算也！」…

勝レテイサキヨキ也雖然物之形儀ヲ不知カ故ニ智アツテ道理ニ從ヒ謹トハナケレトモ邪僻之爲ニ驕ヲ禁スルモノ也故ニ自ラ愚成人多シ若是ヲ取ラハ其威ヲ仰テ氣ヲ悅ハシメテ我カ國ヲ全フ而國人ヲ不勞而自ラ愚ヲ行ハセヨサアル時ハ陰却而陽ニ變シ驕奢ノ氣出ルモノナリ都而名利名聞ニツナカレテ氣質ニ勝…

士（せ）數（す）人（にん）東（ひがし）よりイエルサリムに來（きた）りて曰（いは）く、 二生（うま）れたるイウデヤ人（じん）の王（わう）は何（いづ）処（こ）に在（あ）るか、蓋（けだし）我（われ）等（ら）其（その）星（ほし）を東（ひがし）に見（み）たれば、彼（かれ）を拜（はい）せん爲（ため）に來（きた）れり。…

勝（まさ）り給ふ御事にもあらず◦又悉（ことごと）くいんへるのに落（おち）て罵詈誹謗仕（つかまつ）るとても◦御譽れの劣り給ふ事にもあらず。かほど百德無量の御主◦御身に背き奉り極惡の罪人と成果（なりはて）たる我等を◦限り在まさぬ御大切をもて御扶け爲（なさ）れん爲…