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ゆ）なり一（ひとつ）の眞珠（しんじゆ）にて一（ひとつ）の門（もん）を造（つくれ）り城（まち）の衢（ちまた）は澄（すき）澈（とほ）る玻璃（ぎやまん）の如（ごと）き純金（じゆんきん）なり 22 われ城（まち）の中（なか）に殿（みや）あるを見（み）ず蓋（そは）主（しゆ…

き、御名（みな）を稱（たゝ）ふる心（こゝろ）を起（おこ）さしめ、俘囚（とらはれ）にありて讃美（さんび）をささげしめ給（たま）へり。そは我（われ）ら、主（しゆ）の御前（みまへ）に罪（つみ）を犯（をか）したる我（われ）らの先祖（ぜんぞ）の凡（すべ）ての罪（つみ）を憶出（おもひいで）んために召（め）されたればなり。…

〈訳：NDLJP:1118535/85 孟春（まうしゆん）の月、日は營室（えいしつ）に在（あ）り、昏（ゆふべ）に參（しん）中（ちう）し、旦（あした）に尾（び）中（ちう）す、其日は甲乙（かふいつ）、其帝は 大皞（たいかう）、其神（しん）は句芒（こうばう）、其蟲（ちう）は鱗（りん）、其音（いん…

き）は北京を屠（ほふ）るの一事にして意氣軒昂（いきけんかう）眼中（がんちう）既に四百餘州なし敵國（てきこく）をしていよ〳〵城下の盟（ちかひ）を成さしむるは機一髮（きいつぱつ）の其瞬間（しゆんかん）に至り漸（やうや）く和議（わぎ）の端（たん）を開て其條件（でうけん…

おう」と最後の決心をするようになるのだが、そのときはもう何故か手も足も出なくなったような感じで、その傍に坐っている自分の母親がいかにも歯痒（はがゆ）いのんきな存在に見え、「こことそこだのに何故これを相手にわからすことができないのだろう」と胸のなかの苦痛をそのまま掴（つか）み出して相手に叩きつけたいよ…

（しか）らば則ち舜は怨みたるか。曰く、長息（ちやうそく）、公明高（こうめいかう）に問（と）うて曰く、舜（しゆん）の田（でん）に往（ゆ）くは、則（すなは）ち吾（わ）れ既（すで）に命（めい）を聞（き）くを得（え）たり。旻天（びんてん）に父母（ふぼ）に號泣するは、則ち吾（わ）れ知（し）らざるなりと。公明高…

きづ）かれ、その石垣（いしがき）と櫓（やぐら）と塞（とりで）とは純金（じゆんきん）をもて建（た）てらるべし。 17 エルサレムの巷（ちまた）は綠柱石（りよくちうせき）と紅玉（こうぎよく）、及（およ）びオフルの寶石（ほうせき）を舖（し）きつめられん。 18…

はるたつけふの風（かぜ）やとくらん 紀貫之（きのつらゆき） 拾遺 はるたつといふばかりにやみよしのの やまもかすみてけさはみゆらん 壬生忠岑 早春（さうしゆん） こほりでんちにきえてろすゐみじかく、 はるはしでうにいりてりうがんひくし、 氷（こほり）田地（でんち）に消（き）えて蘆錐（ろすい）短（みじか）く、…

〈堯（げう）曰く、咨（あゝ）爾（なんぢ）舜（しゆん）、天（てん）の曆數（れきすう）は爾（なんぢ）の躬（み）に在（あ）り、允（まこと）に其中（そのちう）を執（と）れ、四海（しかい）困窮（こんきう）せば天祿（てんろく）永（なが）く終（を）へん、舜（しゆん）も亦（また）以（もつ）て禹（う）に命（めい）ず…

〈堯（げう）曰（いは）く、咨（ああ）、爾（なんぢ）舜（しゆん）、天（てん）の曆數（れきすう）爾（なんぢ）の躬（み）に在（あ）り。允（まこと）に其（そ）の中（ちう）を執（と）れ。四海（かい）困窮（こんきう）せば、天祿（てんろく）永（なが）く終（をは）らむ。舜（しゆん）も亦（また）以（もつ）て禹（う）に命（めい）…

ゆつ）を崇（たふと）び、四教（けう）を立て、先王の詩（し）書（しよ）禮（れい）樂（がく）に順（したが） ひ、以て士を造（な）す。春秋（しゆんじう）は教ふるに禮（れい）樂（がく）を以てし、冬夏（とうか）は教ふるに詩（し）書（しよ）を以てす。 王の大子（たいし）、王子（わうじ）、羣后（ぐん…

公儀仲子（こうぎちゆうし）の喪（も）に檀弓（だんきう）免（ぶん）す。仲子（ちゆうし）其（そ）の孫（まご）を舍（す）てゝ其（そ）の子（こ）を立（た）つ。檀弓（だんきう）曰（いは）く、何（なん）ぞ居（や）、我（われ）未（いま）だ之（これ）を前（もと）より聞（き）か…

ゆんに、みき五人の御つほねしゆを、ちきにめしよせなされ、御きゝ候て、たいきなる御せつかんにて候あひた、ありのまゝに、御つほねしゆおほせられ、それを一々にあそはしつけさせられ候て、また御つかひ申され候、によし八人御さ候、三人御つほねしゆへあひそへ、まてのこうちのたいなこんとのへつかはされ、御き…

鄕黨（きやうたう）第十 十之一 孔子於鄕黨，恂恂如也，似不能言者。其在宗廟朝廷，便便言，唯謹爾。 〈孔子（こうし）鄕黨（きやうたう）に於（おい）て、恂恂如（じゆんじゆんじよ）たり。言（い）ふ能（あた）はざる者（もの）に似（に）たり。其（そ）の宗廟（そうべう）朝廷（てうてい）に在（あ）りては、便便（べん…

んきうかつ）出（い）づ。子曰く、君子（くんし）なるかな若（かくのごと）き人（ひと）。德（とく）を尙（たふと）ぶかな若（かくのごと）き人（ひと）。〉 十四之七 子曰：「君子而不仁者有矣夫！未有小人而仁者也！」 〈子曰く、君子（くんし）にして不仁（ふじん…

〈仲尼（ちうじ）、堯舜（げうしゆん）を祖述（そじゆつ）し、文武（ぶんぶ）を憲章（けんしやう）し、上（かみ）天（てん）の時（とき）に律（のつと）り、下（しも）水土（すゐど）に襲（よ）る。辟（たと）へば天地（てんち）の持載（ぢさい）せざるなく覆幬（ふたう）せざるなき…

ゆへにや荒（あら）人神のやうに写（うつ）せり。氏綱の長兄（きやう）氏康に。家督（かとく）をわたし氏綱公は。天文十年七月十九日。薨（こう）じ給ひぬ。法名春松院殿快翁活公（しゆんせうゐんでんくわいおうくわつこう）大居士と号す。ていれは。早雲寺（さううんじ）在世（ざいせ）までは。さがみ半国（はん…

き）を請（こ）ふ。曰く、之れに庾（ゆ）を與（あた）へよ。冉子（ぜんし）之れに粟（ぞく）五秉（ごへい）を與（あた）ふ。子曰く、赤（せき）の齊（せい）に適（ゆ）くや、肥馬（ひば）に乘（の）り、輕裘（けいきう）を衣（き）る、吾（われ）之れを聞（き）く、君子（くんし）は急（き…

きなり。既（すで）に封（ほう）じて、左袒（さたん）して其（そ）の封（ほう）を右還（いうせん）し、且（か）つ號（な）くもの三（み） たび。內（いは）〔ママ〕く骨肉（こつにく）土（ど）に歸復（きふく）するは命（めい）なり。魂氣（こんき）の若（ごと）きは則（すなは）ち之（ゆ）かざること無（な）きなり。之（ゆ）かざること無（な）きなり…

んことを思（おも）ふ、その美（び）を將順（しやうじゆん）し、其（その）惡（あく）を匡救（きやうきう）す。故（ゆゑ）に上下（じやうか）よく相（あひ）親（した）しむ、詩（し）に云（い）はく、愛（あい）を心（こゝろ）にすれば、遐（とほ）しといはず、中心（ちうしん…