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- わかるれとあひもをしまぬももしきを見さらん事やなにかかなしき わかるれと-あひもをしまぬ-ももしきを-みさらむことや-なにかかなしき 01323 [詞書]みかと御覧して、御返し 亭子のみかと 身ひとつにあらぬはかりをおしなへてゆきめくりてもなとかみさらん みひとつに-あらぬはかりを-おしなへて-ゆきめくりても-なとかみさらむ…21キロバイト (4,324 語) - 2023年9月2日 (土) 21:53
- [詞書]年星おこなふとて、女檀越のもとよりすすをかりて侍りけれは、くはへてつかはしける ゆいせい法師 ももとせにやそとせそへていのりくる玉のしるしを君みさらめや ももとせに-やそとせそへて-いのりくる-たまのしるしを-きみみさらめや 01377 [詞書]左大臣の家にけふそく心さしおくるとてくはへける 僧都仁教…19キロバイト (3,785 語) - 2023年9月2日 (土) 21:53
- [詞書]題しらす よみひとしらす 見ても又またも見まくのほしけれはなるるを人はいとふへらなり みてもまた-またもみまくの-ほしけれは-なるるをひとは-いとふへらなり 00753 [詞書]題しらす きのとものり 雲もなくなきたるあさの我なれやいとはれてのみ世をはへぬらむ くももなく-なきたるあさの-われなれや-いとはれてのみ-よをはへぬらむ…23キロバイト (4,514 語) - 2019年3月25日 (月) 23:22
- も身のうへの事とは知らざりけりな。みづくきの岡のくづ葉、かへすがへすも、かきおくあとたしかなれども、かひなきものは親のいさめなり。又賢王の人をすて給はぬまつりごとにももれ、忠臣の世を思ふなさけにもすてらるゝものは、かずならぬ身ひとつなりけりと思ひ知りながら、またさてしも…728バイト (8,783 語) - 2023年8月17日 (木) 13:56
- もいとよし、酒(さけ)もあたゝめんばかりなるを、時(とき)は今(いま)何時(なんどき)にか、あれ、空(そら)に聞(きこ)ゆるは上野(うへの)の鐘(かね)ならん、二(ふた)つ三(み)つ四(よ)つ、八時(はちじ)か、否(いな)、九時(くじ)になりけり、さても遲(おそ)くおはしま…25キロバイト (4,375 語) - 2019年9月29日 (日) 05:29
- も身のうへのこととはしらざりけりな。みづぐきのをかのくずはかへす〴〵もかきをくあとたしかなれども。《萬葉十二 水莖之崗乃田葛葉緖吹變面知兒等之不見頃鴨》かひなきものはおやのいさめなりけり。又けんわうの人をすて給はぬまつりごとにももれ。ちうしんの世を思ふなさけにもすてらる…489バイト (9,806 語) - 2020年7月26日 (日) 02:52
- (斷片)』(うみ (だんぺん)) 作者:梶井基次郎 1930年 底本:昭和四十一年五月二十五日筑摩書房発行『梶井基次郎全集 第二卷』 ………らすほど<そのなかから>赤や靑や朽葉の色が湧いて來る。今にもその岸にある溫泉〔の村〕や港町がメダイヨンのなかに彫り込まれた風景のやうに見えて來る…10キロバイト (2,232 語) - 2021年8月31日 (火) 22:29
- [仮名]やちほこの かみのみよより ももふねの はつるとまりと やしまくに ももふなびとの さだめてし みぬめのうらは あさかぜに うらなみさわき ゆふなみに たまもはきよる しらまなご きよきはまへは ゆきかへり みれどもあかず うべしこそ みるひとごとに かたりつぎ しのひけらしき ももよへて しのはえゆかむ…166キロバイト (35,332 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
- [仮名]ももづたふ いはれのいけに なくかもを けふのみみてや くもがくりなむ [左注]右藤原宮朱鳥元年冬十月 [校異]般 -> 陂 [類][紀] [事項]挽歌 作者:大津皇子 枕詞 動物 桜井 地名 辞世 [訓異]ももづたふ,[寛]ももつたふ, いはれのいけに[寛], なくかもを[寛], けふのみみてや[寛]…219キロバイト (46,477 語) - 2024年1月2日 (火) 09:33
- かきたえしままのつきはしふみみれはへたてたるかすみもはれてむかへるかこと かきたえし-ままのつきはし-ふみみれは-へたてたる-かすみもはれて-むかへるかこと 01166 [詞書]旋頭歌:百首歌たてまつりける時、たひの心をよめる 左京大夫顕輔 あつまちののしまかさきのはまかせに我かひもゆひしいもかかほのみおもかけにみゆ…23キロバイト (4,824 語) - 2019年4月6日 (土) 01:33
- もひいつるも。先むねふたかる。なりとをの朝臣のかしつき。錦のからきぬ。やみのよにもものにまきれす。めつらしうみゆ。きぬかちにみしろきも・([せてイ])たをやかならすそ見ゆる。殿上人心ことにかしつく。こなたにうへもわたらせ給て御らむす。殿も忍ひて。やりとより北(外イ)におはしま…450バイト (24,717 語) - 2020年7月26日 (日) 02:44
- 行きかへり春やあはれとおもふらん契りし人の又もあはねは ゆきかへり-はるやあはれと-おもふらむ-ちりにしひとの-またもあはねは 00547 [詞書]ぬしなき家のさくらをみてよみ侍りける 藤原範永朝臣 うゑおきし人のかたみとみぬたにもやとのさくらをたれかをしまぬ うゑおきし-ひとのかたみと-みぬたにも-やとのさくらを-たれかをしまぬ 00548…22キロバイト (4,528 語) - 2019年4月6日 (土) 01:31
- もありません。怖いもの見たさが又手伝って、天気のいい日に又そっと覗いてみますと、うす暗い隅の方から大きい蛇――およそ一丈もあろうかと思われる薄青いような蛇が、大きい眼をひからせて蜿(のた)くって来るようです。お通はぎょっとして立竦(たちすく)んでいますと、二階の梯子が又みしりみし…39キロバイト (8,057 語) - 2019年2月27日 (水) 14:49
- おもろさうし/第六 (首里天尚寧王がなし之御代 万暦三十五年未(ひつじ)の年十月十日己(つちのと)の巳(み)の日(へ)に、君手摩(きみてづ)りの百(もゝ)果報事(がほうこと)の時に、首里(しより)大君(きみ)の御前(まへ)より給申 あおりやへが節の節)御島(みしま) 降(お)れ直(なお)せ 又 真物内(まもんうち)の御家(みうち)に 上(あ)がるうち揚(あ)がりや 又 朝凪(あさど)らは 舞(ま)合(や)へて 夕凪(ようど)らは さりよく 又 さしふ 珍(めづ)らがて むつき 掻(か)い撫(な)でわちへ 又 成(な)さい人(きよ)思(も)い 宣(の)立(だ)てゝ…26キロバイト (5,152 語) - 2019年11月23日 (土) 03:23
- もあらざ([ずイ])なり。これぞたゞはしきやうにてむまのはなむけしたる。かみがらにやあらん。くに人の心のつねとして。いまはとて見えざ([ずイ])なるを。心あるものははぢずぞなんきける。これはものによりてほむるにしもあらず。 廿四日。講師むまのはなむけしにいでませり。ありとあるかみしも…426バイト (8,846 語) - 2020年7月26日 (日) 02:40
- 玉(たま)金(こがね)持(も)ち満(み)ちへるぐすく 又 ぐすく おわる てだこが 玉(たま)石(いし)垣(がき) げらへて 218 一 首里(しより)杜(もり) げらへて げらへたる 清(きよ)らや 上下(かみしも)の世 揃(そろ)ゑる ぐすく 又 真玉(まだま)杜(もり) げらへて げらへたる 清(きよ)らや…32キロバイト (6,017 語) - 2019年11月23日 (土) 03:21
- る。極つて一本の下等酒を飮むこと、また大きな財布から不器用に錢を出すのを觀、私はしみじみした氣持にうたれるのであつた。私ののむ酒は、上酒の方で、それは私が一番の最初、その方を飮み、そのためいつまでも下等の方に變へることを得うせなかつたので私には氣がひける所があつたのである。…19キロバイト (4,194 語) - 2021年8月31日 (火) 22:31
- さやけくきよし みなとなす うみもゆたけし みわたす しまもなたかし ここをしも まぐはしみかも かけまくも あやにかしこき やまのへの いしのはらに うちひさす おほみやつかへ あさひなす まぐはしも ゆふひなす うらぐはしも はるやまの しなひさかえて あきやまの いろなつかしき ももしきの おほみやひとは…170キロバイト (37,807 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
- そまかはの-あさからすこそ-ちきりしか-なとこのくれを-ひきたかふらむ 00779 [詞書]法住寺殿の殿上の歌合に、臨期違約恋といへる心をよめる 皇太后宮大夫俊成 おもひきやしちのはしかきかきつめてもも夜もおなしまろねせんとは おもひきや-しちのはしかき-かきつめて-ももよもおなし-まろねせむとは…22キロバイト (4,571 語) - 2019年4月6日 (土) 01:34
- も知らないで、町角を曲つて見えなくなつてしまつた。彼は泪(なみだ)ぐむだ。何といふ旅情だ!それはもう嗚咽(をえつ)に近かつた。 或る夜、彼は散歩に出た。そしていつの間にか知らない路を踏み迷つてゐた。それは道も灯もない大きな暗闇であつた。探りながら歩いてゆく足が時どき凹みへ踏み…5キロバイト (1,246 語) - 2021年9月8日 (水) 08:01