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  • とき三様の書き方が行はれてゐたのであるが、この案では、その中の(一)の書き方に従った。 (一) ぢゞ ばら〳〵 (二) ぢゝ ばら〳〵 (三) ぢゞ ばら〴〵 五、くりかへし符号は、同一の語の中で用ひることを原則とし、次のとき場合にはかなを重ねて書く。 (一)話したために 読んだだけで…
    424バイト (1,031 語) - 2019年5月9日 (木) 18:29
  • 〈慶融〉はやまぶしにて、この人々よりは兄なり。このたびの道のしるべにおくり奉らむとて、いでたゝるめるを、この手ならひに又まじはらざらむやはとて書きつく、  「立ちそふぞうれしかりける旅衣かたみにたのむおやのまもりは」。 をんなはあまたもなし。唯ひとりにて、この近きほどの女院〈新陽明門院〉に侍ひ給…
    728バイト (8,783 語) - 2023年8月17日 (木) 13:56
  •  雪かゝるさやの中山こえぬとは都につけよ有明の月 河をといとすし。  わたらむと思ひやかけし東路に有と計はきく川の水 廿五日。きく川をいでて。けふは大井川といふ河をわたる。水いとあせて。きゝしにはたがひてわづらひなし。かはらいくりとかや。いとはるか也。水のいでたらんおもかげをしはからる。…
    489バイト (9,806 語) - 2020年7月26日 (日) 02:52
  • 17 汝(なんぢ)智慧(ちゑ)を與(あた)へ、また高(たか)きより汝(なんぢ)の聖靈(せいれい)をおくり給(たま)ふにあらずば、たれか汝(なんぢ)の計畫(はかりごと)を知(し)り得(え)んや。 18 かくて、地(ち)にあるものどもの道(みち)は、直(なほ)くせられ、人々(ひと〴〵…
    6キロバイト (1,021 語) - 2012年7月5日 (木) 14:35
  • ゆし)の巧(かう)も、規矩(きく)を以てせざれば、方員(はうゑん)を成(な)す能(あた)はず。師曠(しくわう)の聰(そう)も、六律(りくりつ)を以てせざれば、五音(いん)を正(たゞ)す能(あた)はず。堯舜(げうしゆん)の道(みち)も、仁政(じんせい)を以てせざれば、天下(てんか)を平治(へいち)す…
    38キロバイト (7,450 語) - 2024年5月31日 (金) 21:03
  • 牲(いけにへ)として天主(てんしゅ)に獻(さゝ)げる祭(まつり)でありま [下段] す。 と云(い)ふ言(ことば)は羅甸語(ラテン)であって、素(もと)は送返(おくりかへ)すとの意味(いみ)であった。其譯(訳)(そのわけ)は祈禱終(いのりおは)って貴(とうと)い犠牲(いけにへ)を初(はじ)める時…
    23キロバイト (3,170 語) - 2023年9月2日 (土) 20:34
  • りごとす。男ども密にいふなり「いひぼしてもてる」とや。かうやうの事所々にあり。今日節みすればいをもちゐず。 九日、心もとなさに明けぬから船をひきつゝのぼれども川の水なければゐざりにのみゐざる。この間に和田の泊りのあかれのところといふ所あり。よねいをなどこへばおこなひ〈三字くり
    709バイト (8,112 語) - 2023年8月17日 (木) 13:28
  • りごもたせてきたる人。そのななどぞやいまおもひいでん。この人うたよまんとおもふこゝろありてなりけり。とかくいひいひて。なみのたつなることゝ。うれへいひてよめるうた。  行先にたつ白波の聲よりもをくれてなかんわれやまさらむ とぞよめる。いとおほ
    426バイト (8,846 語) - 2020年7月26日 (日) 02:40
  • (けもの)を神(かみ)としてとり、愚(おろか)なる幼兒(をさな)の如(ごと)く、欺(あざむ)かれたり。 25 されば、汝(なんぢ)はわきまへなき兒等(こら)に爲(な)すが如(ごと)く、彼等(かれら)をなだむるための審判(さばき)をおくり給(たま)へり。 26…
    11キロバイト (1,795 語) - 2021年5月3日 (月) 11:36
  • くり)て妄(みだり)に害(がい)を加(くわ)えんとする為(た)めなり。我(わが)近傍(きんぼう)に一州(いつしゅう)の地(ち)を占(し)め、其(その)州内(しゅうない)に元来(がんらい)英国(えいこく)寛裕(ふゆう)の法律(ほうりつ)を廃(はい)して自主自裁(じしゅじさい)の政(まつりご
    44キロバイト (7,489 語) - 2023年8月18日 (金) 08:04
  • 至つては、全然、知名の人物の名前を使つてゐない。例へば、アガトン*1の作『アンテウス』の如きがそれである。この作では、事件も人物の名も共に詩人のつくりごとであつて、しかも、そのために、面白味が殺がれることは少しも無い。それ故、吾吾は、悲劇の根底をなしてゐる伝統的物語を、飽くまで固守する必要は全然な…
    6キロバイト (1,126 語) - 2023年9月1日 (金) 16:56
  • 前住が建てて、四十年あまり、谷中で鉄心といえば、この世の者でないほどの脱俗(だつぞく)ぶり、食べるは生め、飲むは水の脱俗ぶり、といったような生活をつづけて名高かった尼僧が、ぽくりと枯木が朽ちるように仆(たお)れたあと、長く、廃庵になっていたのを、二、三年この方、いつとはなしに、図体も六尺…
    86キロバイト (16,141 語) - 2019年9月12日 (木) 12:49
  • くりて唯走りて行きもて行く。山階にて明け離るゝにぞいとけんしようなる心ちすれば、あれか人かに覺ゆる。人は皆おくらかしさいだてなどしてかすかにて步みいけば、逢ふもの見る人あやしげに思ひて、さゝめき騷ぐぞひとわびしき。からうじていきすぎて、走井にてわりご
    468バイト (63,252 語) - 2020年7月26日 (日) 02:47
  • )しき月日は夢よりも淡く過ぎたり。独子(ひとりご)の幸助七歳(なゝつ)の時、妻ゆりは二度目の産重くして遂にみまかりぬ。城下の者にて幸助を引取り、ゆく〳〵は商人(あきうど)に仕立てやらんと言ひいでしがありしも、可愛(かわい)き妻には死別れ、更に独子(ひとりご)と離るゝは忍び難しとて辞しぬ。言葉少き彼は…
    41キロバイト (9,016 語) - 2023年1月24日 (火) 19:25
  • 色を背景(はいけい)にして、次から次へと、くりひろげられることになりました。平家が賴みにしてゐた一谷(いちのたに)の要害が、鵯越(ひよどりごえ)からなだれうつ義經の不意討ちで、つひに落ちました。十六歳の若武者、平敦盛(たひらのあつもり)のけなげな最期(さい)を見とどけるいとまもなく、平家の軍は先を…
    735バイト (29,398 語) - 2020年1月5日 (日) 16:29
  • 羅は經ませぬとてころ/\と笑ふを、左樣ぬけてはいけぬ、眞實の處を話して聞かせよ、素性が言へずば目的でもいへとて責める、むづかしうざんすね、いふたら貴君(あなた)びつくりなさりましよ天下を望む大伴(おほとも)の黒主(くろぬし)とは私が事とていよ/\笑ふに、これは何うもならぬ其やうに茶利(ちやり)ば…
    64キロバイト (14,846 語) - 2023年10月17日 (火) 13:37
  • 父(ちち)、天(てん)地(ち)と、すべて見(み)ゆるものと、見(み)えざるものとの創造主(つくりぬし)、 ・又(また)一(いつ)の主(しゅ)イエズス、キリストを信(しん)ず、天主(てんしゅ)の一子(ひとりご)にて、 すべての世(よ)の前(まへ)に父(ちち)より生(うま)れ、…
    10キロバイト (1,561 語) - 2023年8月19日 (土) 03:49
  • むる所(ところ)の者(もの)の外(ほか)に誰(たれ)か我(われ)を喜(よろこ)ばせん乎(や) 3 われ前(さき)に爾曹(なんぢら)に書(かき)遣(おくり)しは我(わが)いたらんとき我(われ)を喜(よろこ)ばす可(べき)もの反(かへり)て我(われ)を憂(うれへ)しめん事(こと)を恐(おそ)れて也(なり…
    6キロバイト (971 語) - 2023年9月2日 (土) 18:26
  • なつた太郎兵衞の女房は、手厚くみついでくれ、親切に慰めてくれる母に對しても、ろく/\感謝の意をも表することがない。母がいつ來ても、同じやうな繰言(くりごと)を聞せて歸すのである。  厄難に逢つた初には、女房は只茫然と目を睜(みは)つてゐて、食事も子供のために、器械的に世話をするだけで、自分は殆ど何…
    29キロバイト (6,065 語) - 2020年6月18日 (木) 15:54
  • 。御前の庭をはくとて。などやくるしきめを見るらん。わがくにに七三つくりすへたるさかつぼにさしわたしたるひたえのひさのみなみ風吹ば北になびき。北風ふけば南になびき。西吹ば東になびき。東ふけば西になびくを見で。かくてあるよと。ひとりごちつぶやきけるを。その時帝の御むすめいみじうかしづかれ給ふ。たゞひ…
    445バイト (20,332 語) - 2020年7月26日 (日) 02:36
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