コンテンツにスキップ

検索結果

  • してむず」といふに、さしもやはとや思ひけむ、いそがぬ程になゐおびたゞしく振りて、はたとひとしき酒をうちこぼしてけり。あさましき事ども聞きたりとぞ語りける。 中頃笙の笛の師にて、市時光と聞こえしが、いづれの御時にか、內より召しけるにおなじやうに老いたる者とふたり手うちて、歌うたふ樣によりあはせてお…
    398バイト (106,040 語) - 2022年10月18日 (火) 09:02
  • 爾(なんぢ)の顔(かんばせ)を我(われ)に隠(かく)す毋(なか)れ、怒(いか)りて爾(なんぢ)の僕(ぼく)を退(しりぞ)くる毋(なか)れ。爾(なんぢ)は我(われ)を(たす)くる者(もの)たりき、神(かみ)我(わ)が救主(きゅうしゅ)よ、我(われ)を棄(す)つる毋(なか)れ、我(われ)を遺(のこ)す毋(なか)れ、…
    35キロバイト (5,441 語) - 2023年8月18日 (金) 17:31
  • ㆑知船見えつるに因て、追掛舟をとめ見れは、山路か母妻子共なり、彼是七人番船へ取入こきもとり、隼人使者共に渡し侍りけり、 評曰、悪逆無道なる者をは天にくみ給ふに因て、山路か母なとか乗たる船、番舟の睡をさましぬる事、天心厳なる事黙識すへし、吁恐しゐかな、 山路か母妻子其七人、秀吉へ上奉り、謀反之様子委…
    75バイト (10,992 語) - 2024年3月25日 (月) 14:31
  • 、七月四日の夜聚楽に至て、御台所より、奥へかのこしに乗なから下部に助られ参りつゝ、秀次公御目にかゝり、其夜に淀へ帰にけり、 評曰、常陸介父は木村隼人とて、将軍取立之大臣也、常陸其長子なれは当家之権柄を取へき身なりけれと、三成に奪れ、有かひもなき形勢なるに因て、秀次公へ便りときめき出、勢ひ猛にみえ…
    75バイト (9,214 語) - 2024年3月25日 (月) 14:34
  • させ給ひつると告しかは、星崎之城、上を下へと騒動し、資財雑具南去北来の有さま、とこう云にも及はれず、長門守舎弟岡田勝五郎、〈後号伊勢守〉門葉にて侍る坂井下総守、其弟赤川総左衛門尉、林宗右衛門尉、那須十右衛門舎弟彦次郎、耶須隼人、山口半左衛門尉、喜田野彦四郎等を呼集め云やうは、下々の騒動は、上の心一…
    75バイト (10,906 語) - 2024年3月25日 (月) 14:32
  • ふに、さしもやはとやおもひけん。いそがぬほどに、なゐおびたゝしくふりて、はたとひとしきさけを、うちこぼしてけり。あさましきことどもきゝたりとぞ、かたりける。 中比笙のふえの師にて、市時光ときこえしが、いづれの御時にか。うちよりめしけるに、おなじやうに老いたるものとふたりごうちて、哥うたふやうによ…
    473キロバイト (109,801 語) - 2023年8月17日 (木) 14:23
  • 太宰少弐(おほみこともちのすなきすけ)小野老朝臣(をぬのおゆのあそみ)が歌一首 0328 青丹よし寧樂の都は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり 防人司(さきもりのつかさのまつりごとひと)大伴四綱(よつな)が歌二首 0329 やすみしし我が王(おほきみ)の敷き座(ま)せる国の中なる都し思ほゆ…
    63キロバイト (11,801 語) - 2019年4月2日 (火) 14:37
  • ならのみやこは[寛], さくはなの[寛], にほふがごとく,[寛]にほふかことく, いまさかりなり[寛], [歌番号]03/0329 [題詞]防人司大伴四綱歌二首 [原文]安見知之 吾王乃 敷座在 國中者 京師所念 [訓読]やすみしし我が大君の敷きませる国の中には都し思ほゆ [仮名]やすみしし わがおほきみの…
    219キロバイト (46,477 語) - 2024年1月2日 (火) 09:33
  • けなとし、打払〳〵せしかは、其日も空しく暮にけり、翌日又亀甲を弥増、同所の角石を抜と等く、櫓崩れしかは、其より主計頭か勢は込入けるに、一番に庄林隼人か旗、二番に森本儀大夫か馬験、飯田角兵衛、三番に黒田筑前守母衣の者後藤又兵衛、三人、倫をはなれて乗入ぬ、軍中の人々是を見、扨も見事なる物見かなと感し…
    75バイト (13,465 語) - 2024年3月25日 (月) 14:33
  • 脚到来す、賀藤承​(リ)尤はや引帰し候はんすれ共、金山橘中両城に残し置つる勢を引取では、不㆑計事なりとて、感鏡道(エアンタウ)より、斎藤立本圧林隼人龍造寺又八郎勢之内を引分、二千五百都合五千、与三右衛門尉か迎とし出しけり、清正もおしつゞひて急けれ共、余寒甚く、河水氷を流し、春雪をやみもなけれは、…
    75バイト (9,406 語) - 2024年3月25日 (月) 14:33
  • [訓読]月夜よし川の音清しいざここに行くも行かぬも遊びて行かむ [仮名]つくよよし かはのおときよし いざここに ゆくもゆかぬも あそびてゆかむ [左注]右一首防人大伴四綱 [校異]なし [事項]相聞 作者:大伴四綱 大伴旅人 餞宴 送別 福岡 地名 [訓異]つくよよし,[寛]つきよよし, かはのおときよし,[寛]かはをときよし…
    230キロバイト (48,261 語) - 2023年9月5日 (火) 15:39
  • へ、内々の案内者五人可㆓召連㆒、馬具等は好み次第に沙汰し、つよからむ馬を渡し、労せさるやうに心を添よとて、奉行を付にけり、其時にも及はん比、庄林隼人を呼て、ひそかにはや用意せよと有しかは、下々をおこし廻り、いらてしかは、漸事調り、亥の下刻に忍ひ出、きやうあん道へと急きけるほとに、夜の中に二十里を…
    75バイト (10,391 語) - 2024年3月25日 (月) 14:33
  • 嵐(あらし)の誘ふに委(まか)せて、驀直(ましぐら)に身を堕(おと)せり。  或(あるひ)は摧(くだ)けて死ぬべかりしを、恙無(つつがな)きこそ天の(たすけ)と、彼は数歩の内に宮を追ひしが、流に浸(ひた)れる巌(いはほ)を渉(わた)りて、既に渦巻く滝津瀬(たきつせ)に生憎(あやにく)! 花は散りかかるを、…
    1.02メガバイト (208,408 語) - 2024年1月28日 (日) 21:05
  • 此等(これら)の事(こと)に由(より)てユダヤ人(びと)われを殿(みや)にて執(とらへ)かつ我(われ)を殺(ころ)さんとせり 二二 然(しか)して我(われ)は神(かみ)の(たすけ)をえ今日(こんにち)に至(いた)るまで斃(たふ)るゝことなく小(ちいさ)き者(もの)にも大(おほい)なる者(もの)にも證(あかし)をなせり…
    157キロバイト (22,804 語) - 2023年9月3日 (日) 10:06
  • 弟也【古典厩ハ信繁後典厩ハ信豊ヲ云フ】  一信州(城の名所追て可考)保科弾正 組頭にても組子にてもなき人数持 一跡部大炊助  騎馬三百騎  一原隼人  百廿騎  一仁科殿  百騎一かづら山殿  百廿騎  一望月殿  六十騎  一武田兵庫殿  十騎  一栗原左兵衛  百騎  一小山田備中  七十騎…
    297バイト (11,231 語) - 2024年2月2日 (金) 17:57
  • あります、これが全体の官職に関する唐の制度と日本の制度との関係であります。  そのほかにつきましても偶然ながら杜が申しましたやうな、支那の制度の理想と実際から生れて来た重複を努めて省さました。日本には司法官其他が二つづゝできるやうなことはありませぬ、後になると便宜上それが変つて来ますけれども、とも…
    74バイト (15,327 語) - 2024年6月10日 (月) 01:38
  •  かねてわたしは茅野蕭々氏の著したゲエテ研究を讀みたいと思ひながら、その折もなくてゐたが、先頃町の本屋で黄色い表紙の裝幀も好ましい學生版を買ひ求め、同時に栗原氏の譯にかゝるブランデスがゲエテ研究をも求めて來て、この二つを讀み比べて見ることからゲエテのやうな人の生涯をもつとよく考へたいと思ひ、先ず茅野氏の著…
    282キロバイト (57,833 語) - 2021年5月19日 (水) 16:37
  • 【 NDLJP:201】     可児郡卅七ヶ村 錦織村 兼山村 土田村 古瀬村 河合村 谷師村 送木村 矢迫間村 大森村 羽崎村 久々利村千村平衛門無行所 小見村 伊岐津志村 上ノ江村 中ノ江村 伏見宿 莅戸村 三下村 塩村林左京知行所 土原村 根本村 小木村 伊河村 柿下村 小名田村 柿田村押田忠次郎知行所…
    177バイト (6,038 語) - 2024年2月13日 (火) 16:25
  • み)を勿(もち)而、人に能あたりたる者は、天道の御恵に仍、忽(たちまち)に、打死をする所を命を(たすか)る。御幼少(えうせう)之御時、能あたり申ならば、此度【 NDLJP:95】の命は、無㆑遖(なん)(たすかる)べきを、心に慈悲(じひ)を持去(もたざる)故に仍、討死の場(ば)に而、生(いけ)取…
    3キロバイト (99,010 語) - 2024年1月30日 (火) 14:25
  • 波斯經敎、出自大秦。傳習而來、久行中國。爰初建寺、因以爲名。將以示人、必循其本。其兩京波斯寺、宜改爲大秦寺。天下諸︀州郡有者︀、亦宜準此」とあり。杜の通典に(姚寬の西溪叢語、馬端臨の文獻通考も同じく)、この勅を引き、九月を七月とし、循を脩と誤れり。波斯寺を大秦寺と改められたる理由は、蓋當時​ペル…
    306バイト (49,175 語) - 2023年9月26日 (火) 00:08