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  • つづけました。 一郎はまたすこし行きました。すると一本のくるみの木の梢(こずえ)、栗鼠(りす)がぴょんととんでいました。一郎はすぐ手まねぎしてそれとめて、 「おい、りす、やまねこがここを通らなかったかい。」とたずねました。するとりすは、木の上から、額に手かざして、一郎見ながらこたえました。…
    23キロバイト (3,695 語) - 2019年9月29日 (日) 04:50
  • 『猫 (断片)』(ねこ (だんぺん)) 作者:梶井基次郎 1929年 底本:昭和四十一年五月二十五日筑摩書房発行『梶井基次郎全集 第二卷』 朝寐の主人が起きて、顏洗つて飯食つて、また蒲團の敷いてある部屋へ歸つてゆく。さあ床あげようか〔な〕と〔思つて〕掛蒲團
    6キロバイト (1,205 語) - 2021年8月31日 (火) 22:32
  • [詞書]東歌:かひうた 無記 かひかねさやにも見しかけけれなくよこほりふせるさやの中山 かひかね-さやにもみしか-けけれなく-よこほりふせる-さやのなかやま 01098 [詞書]東歌:かひうた 無記 かひかねねこし山こし吹く風人にもかもや事つてやらむ かひかねねこしやまこし-ふくかせ-ひとにもかもや-ことつてやらむ…
    9キロバイト (1,899 語) - 2019年3月25日 (月) 23:20
  • ねこの聲にて有つるが。いみじく哀成なりとかたり玉ふ([以下十七文字一本ニナシ])聞に。いみじくあはれ也。そののちは此ねこを北面にもいださずおもひかしづく。たゞひとりゐたる所に此ねこがむかひゐたれば。かいなでつゝ。侍從大納言の姬君のおはするな。大納言殿にしらせ奉らばやといひかくれば。かほ
    445バイト (20,332 語) - 2020年7月26日 (日) 02:36
  • こひするに-しにするものに-あらませは-ちたひそわれは-しにかへらまし 00936 [詞書]題しらす 人まろ こひてしねこひてしねとやわきもこかわか家の門すきてゆくらん こひてしね-こひてしねとや-わきもこか-わかいへのかと-すきてゆくらむ 00937 [詞書]題しらす 人まろ こひしなはこひもしねとや玉桙の道ゆき人に事つてもなき…
    20キロバイト (3,986 語) - 2023年9月3日 (日) 00:38
  • 姉妹プロジェクト:Wikipediaの記事, データ項目 底本:1968(昭和43)年4月5日中央公論社発行『日本の文学36 滝井孝作 梶井基次郎 中島敦』 猫(ねこ)の耳といいうものはまことにおかしなものである。薄べったくて、冷たくて、竹の子の皮のように、表には絨毛(じゅうもう)が生(は)えていて、裏はピカピカ…
    10キロバイト (1,930 語) - 2021年11月9日 (火) 13:13
  • うみの-なみになかれぬ 00495 [詞書]王昭君のこころよみ侍りける 右大臣 あらすのみなりゆくたひの別ちにてなれしことのねこそかはらね あらすのみ-なりゆくたひの-わかれちに-てなれしことの-ねこそかはらね 00496 [詞書]人に餞し侍りけるあかつきよめる 右衛門督頼実 わするなよはすて山の月みても都をいつるあり明のそら…
    8キロバイト (1,615 語) - 2019年4月6日 (土) 01:30
  • 『黒猫』(くろねこ) 作者:島木健作 1945年 姉妹プロジェクト:データ項目 底本:1968(昭和43)年8月5日中央公論社発行『日本の文学40 林房雄 武田麟太郎 島木健作』 病気が少しよくなり、寝ながら本読むことができるようになった時、最初に手にしたものは旅行記であった。以前から旅行記は好…
    22キロバイト (4,436 語) - 2021年8月31日 (火) 22:43
  • していたのだった。お前の鼻の先と趾(あし)の赤いのはほんとうに見事だった。お前の鼻の先は冷(ひ)いやりとしていい気持だろうな。お前の趾で俺の顔めちゃめちゃに踏(ふ)んづけたらさぞ気持のいいことだろう。 俺がほんの気まぐれに遁してやった小鼠よ。俺の猫(ねこ)はあれ切りでまだ新らしい鼠
    4キロバイト (923 語) - 2024年1月1日 (月) 12:09
  • [詞書]月見て、ゐなかなるこを思ひいててつかはしける 中宮内侍 今夜君いかなるさとの月見て宮こにたれ思ひいつらむ こよひきみ-いかなるさとの-つきみて-みやこにたれ-おもひいつらむ 00793 [詞書]題しらす たたみね 月かけわか身にかふる物ならはおもはぬ人もあはれとや見む つきかけ
    20キロバイト (3,919 語) - 2023年9月3日 (日) 00:37
  • 書誌情報 姉妹プロジェクト:Wikipediaの記事, データ項目 『吾輩は猫である』(わがはいはねこである)は、夏目漱石の長編小説であり、処女小説である。1905年1月、『ホトトギス』に発表され、好評博したため、翌1906年8月まで継続した。中学校の英語教師である珍野苦沙弥の家に飼われている猫で…
    1.06メガバイト (208,385 語) - 2022年11月4日 (金) 04:57
  • ねこ)だ。私はなぜこの町では猫がこんなに我物顔に道歩くのか考えて見たことがある。それによると第一この町には犬がほとんどいないのである。犬飼うのはもう少し余裕のある住宅である。その代り通りの家では商品鼠(ねずみ)にやられないために大抵猫
    19キロバイト (3,854 語) - 2021年12月13日 (月) 13:47
  • よみ人しらす うくひすのすつくる枝折りつれはこうはいかてかうまむとすらん うくひすの-すつくるえたりつれは-こをはいかてか-うまむとすらむ 00355 [詞書]さくら よみ人しらす 花の色あらはにめてはあためきぬいさくらやみになりてかささむ はなのいろ-あらはにめては-あためきぬ-いさくらやみに-なりてかささむ…
    21キロバイト (4,147 語) - 2023年9月3日 (日) 00:32
  • も張つてあるかのやうに、じつに立派にできてゐました。  さてその部下の 一番書記は白猫でした、 二番書記は虎猫(とらねこ)でした、 三番書記は三毛猫でした、 四番書記は竃猫(かまねこ)でした。  竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてね…
    20キロバイト (3,918 語) - 2023年10月17日 (火) 13:47
  • 間使(こまづかひ)といへば人(ひと)らしけれど御寵愛(ごちようあい)には犬猫(いぬねこ)も御膝(おひざ)けがすものぞかし。  言(い)はゞ我(わ)が良人(つと)はづかしむるやうなれど、そも/\御暇(おいとま)賜(たま)はりて家(いへ)に歸(かへ)りし時(とき)、聟(むこ)と定(さだ)まりし…
    25キロバイト (4,375 語) - 2019年9月29日 (日) 05:29
  • ねこもしやくしもおもしろふ あそぶくるわのはる げしき ここにひとりのさるまハし たぬきいつぴきふり すてゝ 義利もなさけもなきなみだ ほかに こゝろハあるまいと かけてちかいし山の神 うちに いるのにこゝろのやみぢ さぐり〳〵て いでゝ行 とんとんと登る梯子の真中程で 国去つて薩摩同志 楼に上る貧乏の春…
    871バイト (122 語) - 2015年3月21日 (土) 03:44
  • る為(ため)に守札(まもりふだ)を家(いへ)に貼(は)り或(あるひ)は身(み)に付(つ)け、商売繁昌(せうばいはんぜう)の為(ため)に招猫(まねきねこ店頭(みせさき)に置(お)くが如(ごと)き事(こと)である。 以上述(いぜうの)べた様々(さまゞゝ)の業(わざ)が迷信(めいしん)に成(な)るのは…
    17キロバイト (2,447 語) - 2023年9月2日 (土) 20:22
  • ねこんでいるうさぎみつけました。 しめたとおもって、まさにつかみかかろうとしたとき、すぐそば、わかい見事な牡鹿が小走に通っていきました。すると獅子は、すこしでも大きなえものの方がいいと思って、兎そのままにして、大いそぎで、牡鹿のあと追いかけました。その音にめ
    1キロバイト (210 語) - 2023年5月13日 (土) 04:19
  • 月󠄁(つき)  から 月󠄁(つき)からきたねこ、 屋根(やね)にゐる。 屋根(やね)からしつぽおつたてる。 月󠄁(つき)からきたとり、 うろにゐる。 うろからそちこちどなつてる。 月󠄁(つき)から來(き)た人(ひと)、 柵(さく)にゐる。 柵(さく)からナイフぬいてゐる。…
    482バイト (277 語) - 2019年9月23日 (月) 13:59
  • ねこそなかるれ いつかとも-おもはぬさはの-あやめくさ-たたつくつくと-ねこそなかるれ 00768 [詞書]題しらす みつね おふれともこまもすさめぬあやめ草かりにも人のこぬかわひしさ おふれとも-こまもすさへぬ-あやめくさ-かりにもひとの-こぬかわひしさ 00769 [詞書]かやり火見侍りて…
    22キロバイト (4,402 語) - 2023年9月3日 (日) 00:37
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