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- 秋冷の虚 → 大塚徹・あき詩集 死なす 作者:大塚徹 昭和9年 1934年 死なせてはならぬ 死なせてはならぬ 心の中の霧の港を船がゆく。 ましろい水脈(みお)の 杳く 杳く 消えてゆく水平線(ホリゾント)。 ああ、吾子は革命の分身 正義の 眞理の、 この子生きてこそ伝達する父の思想。母の祈…496バイト (235 語) - 2023年9月4日 (月) 22:02
- 影をおとし むなしい一人のフォルムとなつて 鱗のやうにかさなる ちいさな独樂 ふくよかに歸り うたによせ あなたはこまかな地圖をあつめて じぶんの誕生をつくり しろい触手をあらはにかたむけながら にくたいのやうに動搖をささへてゐる いつはりのあたひがとほり かなしみの植物がとほり せめてものロマネスクな盜みに たたへられてなにげなく…1キロバイト (240 語) - 2013年11月7日 (木) 12:45
- 一 みついし 一 浦川 一 もこち 一 ほろべつ 一 うんへち 一 ほろいづみ 一 たもち 一 とまり 一 おんべつ 一 とかち 一 しらぬか 一 くすり 一 ちよろべつ 一 あつけし 一 のつしやむ 一 へけるゝ 一 ちへ内 一 しろい所 一 るうしや 一 りいしやし 一 べりけ 一 ふなへち 一 しやる…10キロバイト (1,647 語) - 2021年12月24日 (金) 09:47
- 作者:新美南吉 1934年8月 底本:『校定 新美南吉全集 第8巻』大日本図書、1981年。 蝶々 〈A〉 花󠄁の模様の 肩󠄁揚げに、肩󠄁揚げに、 しろい蝶々が とまつてた。 菜󠄁種畑で ふと見たら、ふと見たら、 お翅たゝんで、 とまつてた。 何かうれしい よいことの、よいことの、 報せみたいに とまつてた。…490バイト (313 語) - 2019年10月25日 (金) 13:42
- 此町(このまち)よりぞ分(はか)れたる 長岡(ながをか)おりて飯坂(いひざか)の 湯(たう)治(ぢ)にまはる人(ひと)もあり 越河(こすがう)こして白石(しろいし)は はや陸前(りくぜん)の國(くに)と聞(き)く 末(すゑ)は東(ひがし)の海(うみ)に入(い)る 阿武(あぶ)隈川(くまがは)も窓(まど)ちかく…20キロバイト (3,722 語) - 2023年10月19日 (木) 10:33
- )なれば吉(きつ)ちやんのやうな暴(あば)れさんが大好(だいす)き、疳癪(かんしやく)がおこつた時(とき)には表(おもて)の米屋(こめや)が白犬(しろいぬ)を擲(は)ると思(おも)ふて私(わたし)の家(うち)の洗(あら)ひかへしを光澤出(つやだ)しの小槌(こづち)に、碪(きぬた)うちでも遣(や)り…48キロバイト (7,861 語) - 2023年10月17日 (火) 13:34
- あきの夜長(よなが)を鳴(な)き通(とほ)す あゝおもしろい蟲(むし)のこゑ。 きり〳〵〳〵〳〵 きりぎりす。 がちや〳〵〳〵〳〵 くつわ蟲(むし)。 あとから馬(うま)おひおひついて ちよん〳〵〳〵〳〵 すいつちよん。 秋(あき)の夜長(よなが)を鳴(な)き通(とほ)す あゝおもしろい蟲(むし)のこゑ。 底本: 『尋常小学読本唱歌』初版…2キロバイト (436 語) - 2023年9月6日 (水) 16:04
- その名(な)を得(え)たる球磨(くま)川(がは)に 沿(そ)ひつつのぼる十六(じふろく)里(り) 矢(や)を射(い)る水勢山(すゐせいやま)ふるう 坂本(さかもと)、白石(しろいし)、一(いつ)勝(しよう)地(ち) 送(おく)り迎(むか)うる程(ほど)もなく 奇(き)岩激流(がんげきりう)あとに見(み)て 人吉町(ひとよしまち)に着(つ)きにけり …17キロバイト (3,220 語) - 2023年9月5日 (火) 14:54
- な声をあげた。彼女は、なんと!猫の手で顔へ白粉(おしろい)を塗っているのである。私はゾッとした。しかし、なおよく見ていると、それは一種の化粧道具で、ただそれを猫と同じように使っているんだということがわかった。しかしあまりそれが不思議なので、私はうしろから尋ねずにはいられなかった。 「それなんです?顔をコスっているもの?」…10キロバイト (1,930 語) - 2021年11月9日 (火) 13:13
- ので、番太郎はあわてて自分の家(うち)へ帰った。自身番の者どももおどろいて其処らを片付けた。店先の履物を取り込む者もあった。裏口の戸を閉めにゆく者もあった。そのどさくさまぎれに河童は縄をぬけて逃げ出した。勿論、その逃げてゆくうしろ姿を見つけた者はあったが、人間の河童は陸(おか)でも身が軽いので、あ…50キロバイト (10,195 語) - 2019年2月27日 (水) 14:48
- ああ ましろき こころのたび うなそこをひとりゆけば こころのいろは かぎりなく ただ こころのいろにながれたり ああしろく ただしろく はてしなく ふなでをする わが身を おほふ 真珠の そら すずめが とぶ いちじるしい あやうさ はれわたりたる この あさの あやうさ しろい きのこ きいろい きのこ…29キロバイト (4,760 語) - 2023年10月22日 (日) 08:18
- 踏む、つまずく。泣く者がある。そのなかを駈け廻っていろいろの世話を焼く師匠は、気の毒なくらいに忙がしかった。午(ひる)過ぎには師匠の声はもう嗄(か)れてしまった。 俄か天気の三月末の暖気は急にのぼって、若い踊り子たちの顔を美しく塗った白粉(おしろい)は、滲(にじ)み出る汗のしずくで斑(まだら)になっ…35キロバイト (7,164 語) - 2019年2月27日 (水) 14:49
- 「月の顔には、ずゐぶんあばたがあるね。」 と、ぼくがいつたので、にいさんも正男くんも、笑つた。 それからも、三人代る代るのぞきながら、にいさんからおもしろい説明を聞いた。 あのあばたのやうに見えるのは、大部分が火山で、穴は噴火(ふんくわ)口です。こんな小さな望遠鏡でさへ、はつきり見えるのですから、噴…6キロバイト (1,165 語) - 2015年7月28日 (火) 02:57
- 底本:昭和十四年四月十七日岩波書店発行『号外・少年の悲哀』 さて、明治の御代(みよ)もいや栄えて、あの時分はおもしろかったなどと、学校時代の事を語り合う事のできる紳士がたくさんできました。 落ち合うごとに、いろいろの話が出ます。何度となく繰り返されます。繰り返しても繰り返しても飽くを知らぬのは、またこの懷旧談で…21キロバイト (4,083 語) - 2021年8月31日 (火) 22:08
- 第二巻/勘平の死 作者:岡本綺堂 底本:1999年10月10日春陽堂書店発行『半七捕物帳第二巻』 歴史小説の老大家T先生のお宅に訪問して、江戸のむかしのお話をいろいろ伺ったので、わたしは又かの半七老人に逢いたくなった。T先生のお宅を出たのは午後三時頃で、赤坂の大通りでは仕事師が家々のまえに門松(かどまつ)を立て…50キロバイト (10,115 語) - 2024年2月5日 (月) 11:32
- にて、余程品よろしくと 段々申もの御座候。江戸など にてハ古道具やなどほしがり 申候なり。何卒御養子 のこしニ止り候よふ、希 入候。 此頃、外国のおしろいと申もの御座候。 近々の内、さしあげ申候間、したゝ か御ぬり被成たく存候。御まち なさるべく候。かしこ。 廿四日 龍馬 春猪御前…610バイト (92 語) - 2014年1月11日 (土) 14:53
- をついて、穴をほつたり、土で團子のやうなものをこしらへたり、遠くの方から響いて來るいろいろな物音に、耳を傾けたりしてゐるのである。 物音には、いろいろなものがある。まづ、物賣りが鳴らして來る鳴り物の音がおもしろい。 床屋が通る。客の腰掛ける朱塗(しゆぬ)りの椅子(いす)や、洗面(せんめん)器や…10キロバイト (1,901 語) - 2016年7月22日 (金) 09:21
- 古くて好いものは簾(すだれ)だ。よく保存された古い簾には新しいものにない味がある。簾は二重にかけて見てもおもしろい。一つの簾を通して、他の簾に映る物の象(すがた)を透かして見る時なぞ、殊に深い感じがする。 團扇(うちは)ばかりは新しいものにかぎる。この節の東…7キロバイト (1,661 語) - 2019年9月29日 (日) 05:22
- ウィキペディアに坂本春猪のページがあります。 春猪どの/\、 春猪どのよ/\。此頃ハあか みちやとおしろいにて、はけ ぬりこてぬり/\つぶしもし、 つまづいたら、よこまちのくハしや のばゞあがついでかけ、こんぺいとふ のいがたに一日のあいだ御そふだん もふそふというくらいの ことかへ。 をばてきのやんかんそふも…2キロバイト (267 語) - 2014年1月11日 (土) 15:01
- 作者:新美南吉 1938年9月 底本:『校定 新美南吉全集 第8巻』大日本図書、1981年。 註: 制作日時は推定である。 そこにかゞんで そこにかゞんで おしろいの果を むしつてゐるのは誰だ こまかい影が あなたのひたいに うごいてる この著作物は、1943年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又…531バイト (258 語) - 2019年11月29日 (金) 14:13