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- 芳枝。 これを見てね、これはお世辭だ、あんな詩人なんかに畫がわかるものか、詩人は歌を作れ、 おれは畫をかくんだと云つて怒つて、この御本を破いちやいましたの。……(缺) この著作物は、1932年に著作者が亡くなって(団体著作物にあっては公表又は創作されて)いるため、ウルグアイ・ラウンド協定法の…24キロバイト (4,860 語) - 2022年4月3日 (日) 03:06
- と、ききました。 こおろぎは、 「私たちは、ただくさばにたまるつゆを、すっているだけです。」 と、こたえました。 ろばは、それをきいて、 「さあ、しめた。もうすぐいいこえになって見せるぞ。」 と、おもいながら、それからは、まいにち、まいにち、くさばのつゆばかりすっていましたが、いいこえが、でるど…1キロバイト (202 語) - 2023年5月13日 (土) 04:15
- すゑつぎ御門の南のひのめん 首里の王天つぎわうにせのあんじおそいがなし天のみおみ事にすゑつぎの御ちやう御いしかきつみ申す時のひももん 首里天つぎのあんぢおそいがなし天のみ御事御ぐすくの御いしがき きよらさちよさあれども 御くすくのこしめを はいおもをのひとへにありよるけに 首里の御世の御さ…34キロバイト (7,684 語) - 2023年9月4日 (月) 23:28
- 一 聞得(きこゑ)大君(ぎみ)ぎや 戦(いくさ)せぢ みおやせ 又 鳴響(とよ)む精高子(せだかこ)が 又 聞(きこ)ゑ按司(あんじ)添(おそ)いや 又 鳴響(とよ)む按司(あんじ)添(おそ)いや 11 一聞得(きこゑ)大君(ぎみ)ぎや 十百(ともゝ) 算為(さにし)ちへ ちよわれ 又 鳴響(とよ)む精高子(せだかこ)が…26キロバイト (5,587 語) - 2022年2月16日 (水) 04:20
- 風がどうと吹(ふ)いてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました。 「どうも腹が空いた。さっきから横っ腹が痛くてたまらないんだ。」 「ぼくもそうだ。もうあんまりあるきたくないな。」 「あるきたくないよ。ああ困ったなあ、何かたべたいなあ。」 「喰(た)べたいもんだなあ」 二人の紳士は、ざわざわ鳴るすすきの中で、こんなことを云いました。…23キロバイト (3,272 語) - 2019年9月29日 (日) 05:18
- 「さあ、もうそろそろやすんでいいよ。あたしはこれからまた海の方へ行くからね、だれもついて来ないでいいよ。ゆっくりやすんでこの次の仕度(したく)をして置いておくれ。ああまあいいあんばいだった。水仙月の四日がうまく済んで。」 その眼は闇(やみ)のなかでおかしく青く…19キロバイト (3,766 語) - 2021年5月14日 (金) 15:59
- 又 真玉(まだま)杜(もり) ちよわる 世勝(まさ)りのおぎやか 又 百歳(ひやくさ) 算(さに)しよわちゑ 世勝(まさ)りのおぎやか 254 一 吾(あん)のあかわりや 口(くち)正(まさ)しや あ物 世(よ)広(ひろ)く 世(よう)長(なが)く ちよわれ 又 年(とし)の初(はぢ)まりに 祝(よわ)い事(ごと) みおやせば…32キロバイト (6,017 語) - 2019年11月23日 (土) 03:21
- 大平(ひら)の戦(いくさ) 京(けふ) 見(み)揚(あ)が遣(や)り 百人(もゝそ) 斬(き)り伏(ふ)せて 又 鳴響(とよ)む精高子(せだかこ)が 又 聞(きこ)ゑ按司(あんじ)添(おそ)いや 又 鳴響(とよ)む按司(あんじ)添(おそ)いや 104 一 大君(きみ)鳴響(とよ)む国(くに)守(も)りや…38キロバイト (7,981 語) - 2019年9月17日 (火) 18:30
- その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵(ちり)があがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶(びん)をさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。 すると嘉助が突然高く言いました。…94キロバイト (17,626 語) - 2023年10月17日 (火) 13:53
- 「出るさ、東京の真中でも出る」 「東京の真中でも出る事は出るが、感じが違うよ。こう云う山の中の鍛冶屋は第一、音から違う。そら、ここまで聞えるぜ」 初秋(はつあき)の日脚(ひあし)は、うそ寒く、遠い国の方へ傾(かたむ)いて、淋(さび)しい山里の空気が、心細い夕暮れを促(うな)がすなかに、かあんかあんと鉄を打つ音がする。…104キロバイト (18,180 語) - 2023年10月17日 (火) 13:38
- 「雪さん、さあ、今が娑婆と、お別れですよ。おまえさんの子分か友だちか知れねえが、おの闇太郎の薄野呂のように、あたまこそ丸めておれ、生ぐさもんおが一日も、無くッちゃあ生きていられねえような、あんな和尚を番になんぞ、つけて置きはしないけれど、だから、却て、一生、おまえさんの目はおてんとさまを見られないのさ…50キロバイト (9,683 語) - 2019年2月27日 (水) 15:15
- 小女郎さんが魅(み)こんでいる女を横取りして自分の女房にしようとしたので、その祟りで女は執り殺された。平太郎にも狐が乗憑(のりうつ)って、あんな乱心の体たらくになったのであると、顔をしかめて囁(ささや)くものが多かった。 乱心して時どきに家を飛びだす男――すでに乱心している以上は何事を仕出来(しで…53キロバイト (10,824 語) - 2019年2月27日 (水) 14:40
- それから大津絵の話に転じて、更に鷹匠(たかじょう)のはなしに移る。その話を順々に運んでいては長くなるから、前置きはいっさい略して、単に本文だけを紹介することにした。 安政(あんせい)六年の十月、半七があさ湯にはいっていると、子分の一人があわただしく迎えに来た。…60キロバイト (12,073 語) - 2021年8月31日 (火) 23:12
- し私の生活は懶けそのものであり、勤學の念はそれこそ風味にしたくともなかつたのだ。あまりみぢ〔ママ〕めで私は孤獨を餘儀なくされた。初めの間こそ、他の生徒達が面白そ〔ママ〕うに生活の風味を味〔は〕ふのにも伍してゐたけれど、moderateを越さないといふ、彼等の意志的なdegeneré(dégénéré…19キロバイト (4,194 語) - 2021年8月31日 (火) 22:31
- 43 一 聞(きこ)ゑ中城(なかぐすく) おもろくさり 降(お)ろちへ 降(お)ろちへ 直(なお)しよわちへ 又 鳴響(とよ)む中城(なかぐすく) 44 一 聞(きこ)ゑ中城(なかぐすく) 良(ゆ)かる真男(まいくが) のろ子(く)達(た) 集(つ)めて 名(な)揚(あ)がりよわちへ…14キロバイト (2,423 語) - 2019年9月17日 (火) 18:29
- 雪之丞は、そう言われると、まるで、手を下さずに、この人を殺して行くような気がして、何とも言えぬ罪科(つみとが)を感じないではいられぬのだ。 「でも、この人は、言っているんだぜ。おめえに逢って、ほんとうの色恋ッてものを知ったのだからかなしいけれど、満足だって――もう、命脈が、たえかけていることもちゃあんと知っていなさるんだ――さあ…106キロバイト (20,113 語) - 2019年2月27日 (水) 15:14
- 「これ、隠すな。おめえはお此と訳があるだろう。お此は年上の女で入墨者だ。あんな者に可愛がられていると、碌(ろく)なことはねえぞ。お糸はお此に誘い出されて、売り飛ばされたか、殺されたか。はっきり云え」 伊之助は身を竦(すく)めたままで、啞(おし)のように黙っていた。 「さあ、云え。正直に云えばお慈悲を願ってやる。お此は贋金…66キロバイト (13,280 語) - 2019年2月27日 (水) 14:45
- 奎吉は本當過ぎる本當なそんな弟の言葉には全く參らされた。思ひがけなくも卑しい利息のことなどを云つたのを、堪らなく恥かしく思つた。金を返すにしても父が呉れる樣にならなければどうえ返せないのだし、金が手に入つても右左にそれを返すにはどうしても目をつぶつて自分を麻痺させなければ、惜しくて堪らなくあん…10キロバイト (2,457 語) - 2021年8月31日 (火) 22:18
- 「さあ、いつだつたか忘れましたが……でも民哉は自分でお母さんにきいたのでせう。わたしには、それとなしにお母さんにでもきて探つてくれんかと云つたのですがね。」 「お前等は馬鹿ぢや。民哉は海へも山へも行かせん。皈つてくる。野たれ死にしても何ぢや。あんな野良息子。あん…35キロバイト (7,864 語) - 2021年8月31日 (火) 22:27
- 「さあ、どうやろ」 喬は心の中でもう電車がなくなっていてくれればいいと思った。階下のおかみは 「帰るのがお厭(いや)どしたら、朝まで寝とおいやしても、うちはかましまへん」と云うかも知れない。それより 「誰ぞお呼びやおへんのどしたら、帰っとくれやす」と云われる方が、と喬は思うのだった。 「あんた一緒に帰らへんのか」…23キロバイト (4,808 語) - 2021年12月9日 (木) 11:40