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  • かきたる梅のおり枝などのけざやかにみえたるこそおかしれ。火ばのいときやかにきらめきて。ぢかひてたちたるもおかし。おほかた火ともで木丁をやりて。ひるさしもむかぬ人れど。うちのかたにそひふしたるうしろつきなどのよさあらず心にくし。夏のこに火ともしたるうちこそ心にくけ
    431バイト (30,673 語) - 2022年6月8日 (水) 09:37
  • せ給りける時よりめ侍けるを。今まて參らとてさいなむなりとて。御文をとり出たり。よへの月はいみあかゝりものかなとて。  ねぬるよの月みるやとけさも起ゐてまてと問人もなし にかれよりの給せけるとみゆるも。同心におかしうて。  まとろまて一夜詠月みれとおきからも明顏なる…
    1キロバイト (15,276 語) - 2018年4月17日 (火) 15:11
  • くもをのみ-つらきものとて-あかすよの-つきよこすゑに-をちかたのやま 01549 藤原保季朝臣 いりやらて夜をおしむ月のやすらひにほの〳〵あくる山のそうき いりやらて-よををむつきの-やすらひに-ほのほのあくる-やまのそうき 01550 [詞書]月あかきよ定家朝臣にあひて侍けるにうたの道に心さしかきこといつ
    46キロバイト (9,507 語) - 2023年9月3日 (日) 00:59
  • うとまるる-こころしなくは-ほとときす-あかぬわかれに-けさまし 00175 [詞書]思ふ事侍りけるころ、ほとときをききて よみ人しらす 折りへてねをのみそなく郭公しけききの枝ことにゐて をりへて-ねをのみそなく-ほととき-しけききの-えたことにゐて 00176 [詞書]四五月かり、とほきくにへまかりくたらむとするころ、郭公をききて…
    21キロバイト (4,168 語) - 2023年9月2日 (土) 21:45
  • あか-きみかにほひの-こひに-うめのをそ-けさをりつる 01006 [詞書]なかれ侍りける時、家のむめの花を見侍りて 贈太政大臣 こちふかにほひおこせよ梅の花あるなしとて春をわする こちふか-にほひおこせよ-うめの-あるなしとて-るをわする 01007…
    26キロバイト (5,175 語) - 2023年9月3日 (日) 00:39
  • のきちかくけふしもきなく郭公ねをやあやめにそへてふくらん のきちかく-ふしもきなく-ほととき-ねをやあやめに-そへてふくらむ 00171 [詞書]後朱雀院御時、長久二年五月一品内親王の歌合に、花たちをよめる 枇杷殿皇太后宮五節 たたならぬ花たちなのにほひかなよそふる袖たれとれと…
    27キロバイト (5,393 語) - 2019年4月6日 (土) 01:30
  • かきつらむこともおほえ。  ことりの時雨の空雲まあれと詠むる袖そ乾くまもき その日あたらしくつくられたる舟とも。さしよせせて御覽。れう頭ゆ(鷁首)のいけるかたちおもひやられて。あさやかにうる。行幸たつの時と。またあかつきより人々けさうし心つかひす。上達部の御座
    450バイト (24,717 語) - 2020年7月26日 (日) 02:44
  • しかのあまのほやくけふり風をいたみたちのほらて山にたひく しかのあまの-ほやくけふり-かせをいたみ-たちのほらて-やまにたひく 01593 貫之 めの衣ほすとてかりてたくあしひのふりたゝぬ日そめの-ころもほすとて-かりてたく-あしひのふり-たたぬひそき 01594…
    29キロバイト (6,010 語) - 2023年9月3日 (日) 00:59
  • かきくらん ほととき-みやまいつなる-はつこゑを-いつれのやとの-たれかきくらむ 00193 [詞書]題しらす よみ人しらす 月山うの花月よほとゝきすきともあかす又なかんかも つきやま-うのつきよ-ほととき-きともあかす-またかむかも 00194 をのかつまこひつゝなくや月やみ神なひ山のやま郭公…
    31キロバイト (6,132 語) - 2023年9月3日 (日) 00:50
  • くらしつ 00273 [詞書]寛平御時きさいの宮の歌合に よみ人しらす 浦ちかくたつ秋きりもしほやく煙とのみそ見えわたりける うらちかく-たつあききり-もしほやく-ふりとのみそ-みえわたりける 00274 [詞書]おなし御時のをみなへせに 藤原おきかせ をるからにわかなはたちぬ女郎花いさおなしくははなはなに見む…
    22キロバイト (4,438 語) - 2023年9月2日 (土) 21:46
  • とみなどもなし。だれかけまくなど引たり。南はるかに野のかたみやらる。ひんが西海ちかくて。いとおもしろ。夕霧たちわたりていみじふおかしれば。あさいなどもせ。かたがたみつゝこゝをたちなん事もあはれにかなしきに。おなじ月の十五日雨かきくらし降に。
    445バイト (20,332 語) - 2020年7月26日 (日) 02:36
  • こよひこむ人にしたなはたのひさしきほとにまちもこそれ こよひこむ-ひとに-たなはたの-ひさしきほとに-まちもこそれ 00182 [詞書]ぬかの夜のあかつきによめる 源むねゆきの朝臣 今とてわかるる時天河わたらぬさきにそてそひちぬる いまとて-わかるるとき-あまのか-わたらぬさきに-そてそひちぬる…
    23キロバイト (4,657 語) - 2019年3月25日 (月) 23:23
  • あまさかるひなのなかちをこきくあかしのとより山としまみゆ あまさかる-ひなのなかちを-こきくあかしのとより-やまとしまみゆ 00900 ゝの葉=のイ)み山もそよにみたる=めイ)りわれはいもおもふわかれきぬれ -みやまもそよに-みたるなり-われはいもおもふ-わかれきぬれ 00901…
    27キロバイト (5,406 語) - 2023年9月3日 (日) 00:56
  • 右近 人すたのめ柏木のもりやにけむ世にふりにけり ひとしれ-たのめこと-かしきの-もりやにけむ-よにふりにけり 01223 [詞書]やむことき所にふらひける女のもとに、秋ころのひてまからむと、をとこのいひけれ よみ人しらす 秋きの花もうゑおかぬやとしかたちよらむ所たになし…
    20キロバイト (4,088 語) - 2023年9月3日 (日) 00:40
  • かき契りをむすびをかれほそ川のがれも。ゆへなくせきとゞめられしかば。跡とふのりのともし火も。道をまもり家をたけむおやこの命も。もろともにきえをあらそふと月をへて。あやうく心ぼそきながら。にとしてつれなくけふまでながらふらんおからぬ身ひとつやすく思ひすつれども。子を思ふ心のやみ
    489バイト (9,806 語) - 2020年7月26日 (日) 02:52
  • ふく風にたち花やにほふらんむかしおほゆるふの庭哉 ふくかせに-たちや-にほふらむ-むかしおほゆる-ふのにかな 01954 [詞書]作是教已 復至他国 やみふかきこのもとことに契をきてあたつきりのあとのつゆけさ やみふかき-このもとことに-ちきりおきて-あたつきりの-あとのつゆけさ 01955…
    18キロバイト (3,686 語) - 2024年2月9日 (金) 13:54
  •  こゝを又我かすみうくてうかれなはまつ独にならんとらん てにあかたちいてにけるに、此まつにかくそちきり、かき付ける、  ひさにへてわか後のよをとへよ松あとのふへき人もき身そ みやこの内に、むかしゆかりある所にとゝまりて、こしかた行末の物語ともして、袖をほりける、ある申ていく、さてもかりいとをしかり給
    47バイト (17,806 語) - 2024年4月5日 (金) 22:54
  • [寛]あしすつつ, たちまちに[寛], こころうせぬ,[寛]こころきゆうせぬ, わかくあり,[寛]わかかり, だもしわみぬ,[寛]かもしみぬ, くろくあり,[寛]くろかり, かみもしらぬ[寛], ゆなは[寛], いきへたえて[寛], のちつひに,[寛]のちつゐに, いのちにける[寛]…
    153キロバイト (32,796 語) - 2023年9月5日 (火) 15:41
  • 曽祢好忠 山とにきりのまかきのへたてをちかた人の袖もみてまし やまさとに-きりのまかきの-へたて-をちかたひとの-そてもみてまし 00496 清原深養父 なくかりのねをのみそきくをくら山きりたちはるゝ時しな なくかりの-ねをのみそきく-をくらやま-きりたちるる-ときしな 00497…
    31キロバイト (6,220 語) - 2023年9月3日 (日) 00:52
  • [詞書]かりそめなる所に侍りける女に、心かりにけるをとこの、ここにてかくひんき所、心さしありからなむえたちよらぬといへり、所をかへてまちけるに見え、女 よみ人しらす やとかへてまつにも見えなりぬれつらき所のおほくもあるかな やとかへて-まつにもみえ-なりぬれ-つらきところの-おほくもあるかな…
    30キロバイト (6,296 語) - 2023年9月2日 (土) 21:49
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