ナフジュル・バラーガ
表示
ナフジュル・バラーガ
本書は、イマーム・アリーの説教、書簡、指令、格言の一部を、サイード・ラズィが編纂して『ナフジュル・バラーガ』(雄弁の極致)と名付けたものである。
イマーム・アリーの説教はイスラーム世界において極めて高く評価され尊ばれていたので、死後1世紀の間に、一神教哲学の最終の言葉、人格形成の最良の講義、教化の崇高なる発信源、敬虔さを目指すための極めて説得力ある説教、真理と正義に向かう導きの灯台、聖預言者と聖クルアーンの驚くべき賛美、イスラーム精神に心服させる演説、神の属性に関して畏敬の念を抱かせる論考、文学としての名作、話術の手本として、教え読まれた。