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(Unicode番号) ; 異体字の説明。 神 → 神 (U+FA19) ; 偏が「示」となる字形 大友帝　 廢帝　 九條廢帝 右　 三帝御諡號被爲奉候ニ付明廿三日八字於神祇官御祭典被爲行候事 この作品は1929年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後（団体著作物にあっては公表後又は創作後）100年以上経過しているた…

年。二月四日。六月十一日。十二月十一日。於㆓神祇官​（ニ）㆒立㆓祈年月次之祭​（ヲ）㆒。嚴​（カニ）加㆓齋肅㆒。遍​（ク）禱㆓神祇​（ニ）㆒乞㆓其豐熟​（ヲ）㆒。致㆓其報賽​（ヲ）㆒。其儀。公卿率㆓辨官及百官​（ヲ）㆒。參​（ス）㆓神祇官​（ニ）㆒。神祇官每㆑社。設​（ケ）㆓幣帛一褁。淸酒一瓫。鐵鉾…

神祇官を第一とせり。又議定はじめ評定始といふことにも。先神社の修造。祭祀の興行をもはらさだめらる。これみな神をうやまふゆへ也。一年中のまつりは二月四日の祈年の祭より始まる。此祭は。あきつしまの中にあとをたれ給三千一百卅二座の神に御てぐらのつかひをたてらるゝ物也。其中に七百卅七座には神祇官…

共尓、夜護晝護尓護幸倍矜奉給倍止、恐美恐美毛申賜久止申、 貞觀十一年十二月十七日庚子、去夏、新羅海賊掠奪貢綿、又有大鳥、集大宰府廳事并門樓兵庫上、神祇官陰陽寮言、當有隣境兵寇、肥後國風水、陸奧國地震、損傷廨舍、沒溺黎元、是日、敕命五畿七道諸國、班幣境内諸神、豫防後害、 貞觀十一年十二月廿三日丙午、地震、…

す。五日端午の祭、薬玉御節供・競馬・日吉祭・最勝講を被行。六月には、内膳司忌火の御飯を供ず。中務省暦を奏す。造酒司の醴酒。神祇官の御体の御占。月次。神今食。道饗。鎮火の祭。神祇官の荒世の御贖を奏す。東西の文部、祓の刀を奏す。十五日祇薗の祭。晦日の節折、大祓。七月には、朔日の告朔。広瀬竜田の祭に可向。…

、風月の才を事とする朝廷の臣と闘を決せんに、武家不勝と云事不可有。」と、各勇み進で、七千余騎大宮面に打寄て、寄手遅しとぞ待懸たる。去程に忠顕朝臣、神祇官の前に扣へて勢を分て、上は大舎人より下は七条まで、小路ごとに千余騎づゝ指向て責させらる。武士は要害を拵て射打を面に立て、馬武者を後に置たれば、敵の…

神祇官の前なる樗木にぞ留りける。官軍此奇瑞に勇で、内野を指て馳向ける道すがら、敵五騎十騎旗を巻き甲を脱で降参す。足利殿篠村を出給し時は、僅に二万余騎有しが、右近馬場を過給へば、其勢五万余騎に及べり。 63 六波羅攻事 去程に六波羅には、六万余騎を三手に分て、一手をば神祇官…

ば、六十万騎の勢を三手に分、二十万騎をば東山と七条河原に被置たり。是は河原より寄んずる敵を、東西より却て中に取篭ん為なり。二十万騎をば船岳山の麓、神祇官の南に被隠置たり。是は内野より寄んずる敵を、南北より引裹まん為也。残る二十万騎をば西八条東寺の辺に磬へさせて、軍門の前に被置たり。是は諸方の陣族の…

神其神たらば、などか奇瑞もこゝに現ぜざらんと覚る程にぞ祈りける。已に三七日に満じける夜、鎌倉左兵衛督直義朝臣の見給ける夢こそ不思議なれ。所は大内の神祇官かと覚へたるに、三公・九卿・百司・千官、位に依て列座す。纛の旗を建幔の坐を布て、伶倫楽を奏し、文人詩を献ず。事の儀式厳重にして大礼を被行体也。直義…

同九月九日、内裏衛〈星第〉焼亡之時、賢所令㆓焼失㆒御了。内侍所女官二人、依㆑有㆓夢相事㆒、於㆓焼跡㆒奉㆔求㆓出御体㆒。残玉金之類、件所土〔出イ〕入㆓新桶㆒被㆔安㆓置神祇官㆒云々。 後朱雀院依㆓御薬危急㆒、被㆑奉㆑譲㆓位於春宮㆒之時、新帝御事并新春宮御事等、宇治殿に被㆓仰置㆒之処、春宮御事被㆑仰之時者、不㆘令㆑申㆓御…

復古功臣賞典挙行の事　NDL 宥典挙行の事　NDL 皇后宮東京行啓の事　NDL 贋造貨幣処分の事　NDL 中下大夫上士等の称を廃し禄制を改定する事　NDL 神祇官神殿鎮祭並大教宣布の事　NDL 具視賜褒の祝宴を開く事　NDL 山口藩兵隊内訌の事　NDL 車駕西還御延引の事　NDL 駒場野練兵親閲の事　NDL…

神祇の崇敬この時代には佛〓が興隆し、儒〓もまた攝取せられ、行政上の官制には大陸の影響が著しかつたにも拘らず、朝廷は我が國固有の神祇崇敬について、特にこれを重んじ給ふところがあつた。先づ神祇制度を見れば既に令制について述べた如く、中央には神祇官が置かれ、伯以下の職員が祭祀·ト兆を始め、神祇…

らかにし給ふのである。されば天皇は特に祭祀を重んぜられ、賢所・皇霊殿・神殿の宮中三殿の御祭祀は、天皇御親らこれを執り行はせ給ふのである。明治二年、神祇官内に神殿を建てて、天神地祇・御歴代皇霊を奉祭せられ、同三年、天皇は鎮祭の詔を渙発し給うて、 　　朕恭しく惟みるに　大祖業を創め　神明を崇敬し蒼生を愛撫…

神祇官を生み、鉄胤先生を中心にする神祇官はほとんど一代の文教を指導する位置にすらあった。大政復古の当時、帝（みかど）には国是の確定を列祖神霊に告ぐるため、わざわざ神祇官へ行幸したもうたほどであったが、やがて明治四年八月には神祇官も神祇省と改められ、同五年三月にはその神祇…

、一つをば忌火、一つをば庭火と申しけるを、圓融院の御代永觀の頃二つはうせにけり。今一つ殘りたるに、かゝる事の出できぬるはいと宜しからぬわざなりとて神祇官に尋ねられ、古き事ども考へらる。平野といひけるを陰陽寮にすゑてみづのとの祭といふ事に用ゐけれど、中頃よりかの祭は絕えぬ。忌火といふにては六月十二月…

ば忌火、一つをば庭火と申しけるを、円融院の御代永観の頃、二つは失せにけり。今一つ残りたるに、かかる事の出できぬるは、いとよろしからぬわざなりとて、神祇官に尋ねられ、古き事ども考へらる。平野といひけるを、陰陽寮に据ゑて、みづのとの祭といふことに用ひけれど、中頃よりかの祭は絶えぬ。忌火といふにては、六…

ながらへて此聖代に遭はれたら差詰（さしづめ）神祇官の下（もと）で大少副の中を拝せられるのだつたにと云つたのである。わたくしは其時も答へて云つた。いや、さうでない。なる程先生は敬神の念の熱烈であつたことは比類あるまい。しかし官職の事は自ら別で、敬神者が神祇官に登庸せられると云ふわけには行かない。先生は…