コンテンツにスキップ

検索結果

(前の20件 | ) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示
  • きはふ)れる時、柿本朝臣人麻呂がよめる歌一首 0428 隠国の泊瀬の山の山際(やまのま)にいさよふ雲は妹にかもあらむ 溺れ死ねる出雲娘子(いづもをとめ)を吉野に火葬(やきはふ)れる時、柿本朝臣人麿がよめる歌二首 0429 山際(やまのま)ゆ出雲の子らは霧なれや吉野の山の嶺にたなびく…
    63キロバイト (11,801 語) - 2019年4月2日 (火) 14:37
  • 山の端に入る日のかげは入りはてて心ぼそくぞながめやられし 念佛(ねぶつ)する僧の、曉にぬかづく音のたふとく聞ゆれば、戸を押しあけたれば、ほの〴〵明けゆく山際は、こぐらき梢どもきりわたりて、花紅葉のさかりよりも、何となく茂りわたれる、空のけしき曇らはしくをかしきに、杜鵑さへ〔一本「杜鵑の聲」〕、いと近き梢にあまたゝび啼いたり。…
    93キロバイト (19,962 語) - 2023年7月5日 (水) 08:46
  • まつてゐたし、都會でも市民の敎養は僧侶の說敎を聽くことなどによつて何ほどか高められてゐた。 宇治大納言隆國が五月から八月までの間、平等院一切經藏南の山際にある南泉房にゐる間、往來に面したところに涼み臺を出し、往來の男女をよびとめて話をさせた。それを集めたのが宇治拾遺物語だが、そこに語られてゐる庶人の…
    18キロバイト (3,744 語) - 2019年2月26日 (火) 14:48
  • 給ひし曼陀羅とて、恵那郡安村の禅寺に納りて、今にある事顕然たり。然るに此白石の姫ヶ井といふは、由来を尋ぬるには、是れ西国順礼の往来の道端なり。其所の山際に流るゝ少し計りの水なり。是は其源白石山の峯の所より、自然と涌き出づる清水にして、誠に細谷川の漲なるが、段々落合ひて、滝の如く流るゝを、麓に井筒を構…
    177バイト (12,011 語) - 2024年2月13日 (火) 16:22
  • 貌などことに整へさせたまひて、鳥には、銀の花瓶に桜をさし、蝶は、金の瓶に山吹を、同じき花の房いかめしう、世になき匂ひを尽くさせたまへり。 南の御前の山際より漕ぎ出でて、御前に出づるほど、風吹きて、瓶の桜すこしうち散りまがふ。いとうららかに晴れて、霞の間より立ち出でたるは、いとあはれになまめきて見ゆ。…
    29キロバイト (6,285 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • 慶次殿御供にて検地御奉行に立たれ、碇の関まで利家公御越ありて、境目〳〵の山の峯へ上らせ給ひ、只一目に御見渡し、爰は五万石、かしこは四万石、あの山際より此の山際まで十万石と夫々に御見計ひ高を御極め被成ければ、扨も大気なる大将かなと諸人感じ奉る。出羽・奥州・関八州皆悉く利家公の御極め也。此の時奥州絹川と…
    177バイト (10,392 語) - 2024年2月3日 (土) 17:26
  • し。名は福嶋と聞きぬれど、見ればまだらに薄雪の、消行くよりもつたなきは、有為転変の世の中と、ありし昔を思ひ出で、昔は此の山際より海辺までは七里半、板津の郷と申しつゝ、手取川は山際を安宅の西へ出でしとかや。次第次第に波よりて、川は直に海へ出で、湊の里をなせりと聞く。斯く替り行く世の中を、常と思ふぞ迷…
    165バイト (11,956 語) - 2024年2月3日 (土) 17:32
  • たるわらつ一足餞すさればこそ風流のしれものこゝにいたりてその實をあらはす    あやめ草足に結ばん草鞋の緖 かの畫づに任せてたどり行けばおくの細道の山際にとふの菅あり今も年々十符のすげごもを調へて國守に獻ずといへり    壺碑  市川村多賀城 つぼのいしふみは高六尺餘橫三尺ばかりか(一本か字ナシ)苔…
    37キロバイト (8,952 語) - 2023年8月17日 (木) 13:31
  • 是日遂別諸君憢然登舟連日風逆五日始発舟不越数舎而止海角尚浅至八日出海口方一望汪洋矣風順而微波濤亦不洶湧舟不動而移與夷人舟相為先後出艙觀之四顧廓然茫無山際惟天光與水光相接耳雲物變幻無窮日月出没可駭誠一奇觀也九日隠隠見一小山乃小琉球也十日南風甚迅舟行如飛然順流而下亦不甚動過平嘉山釣魚嶼過黄毛嶼過赤嶼目不…
    34キロバイト (7,684 語) - 2023年9月4日 (月) 23:28
  • ど思し出づ。「今年ばかりは」と、一人ごちたまひて、人の見とがめつべければ、御念誦堂に籠もりゐたまひて、日一日泣き暮らしたまふ。夕日はなやかにさして、山際の梢あらはなるに、雲の薄くわたれるが、鈍色なるを、何ごとも御目とどまらぬころなれど、いとものあはれに思さる。 「入り日さす峰にたなびく薄雲は もの思ふ袖に色やまがへる」…
    44キロバイト (9,361 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • おほみやひとは[寛], つねにかよはむ[寛], [歌番号]06/0924 [題詞](山部宿祢赤人作歌二首[并短歌])反歌二首 [原文]三吉野乃 象山際乃 木末尓波 幾許毛散和口 鳥之聲可聞 [訓読]み吉野の象山の際の木末にはここだも騒く鳥の声かも [仮名]みよしのの きさやまのまの こぬれには ここだもさわく…
    166キロバイト (35,332 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
  • 、硯と紙とを取寄て、御文細々とあそばして、「便に付て相知れる方へ、遣て給はれ。」とぞ被仰ける。角て日已に暮ければ、御輿指寄て乗せ奉り、海道より西なる山際に、松の一村ある下に、御輿を舁居たれば、敷皮の上に居直せ給ひて、又硯を取寄せ、閑々と辞世の頌をぞ被書ける。逍遥生死。四十二年。山河一革。天地洞然。六…
    47キロバイト (11,720 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • 光山へ御社参にて、倉ケ野へ被為入。夫より信濃田中の御泊り、翌朝誰々は御供、誰々は本道を罷越候へと被仰渡。根津越にかゝらせ給ひ、田中の橋を打渡り、西の山際さして御出あり。犀川の河上高水に付き、芦毛の御小荷駄に召して川を越え山へかゝらせ給ひけり。一騎打の山坂の谷へ下りては嶺に上り、伝馬其の外不自由にて、…
    177バイト (7,767 語) - 2024年2月3日 (土) 17:30
  • けだしあはむかも,[寛]けたしあはむかも, [歌番号]03/0428 [題詞]土形娘子火葬泊瀬山時柿本朝臣人麻呂作歌一首 [原文]隠口能 泊瀬山之 山際尓 伊佐夜歴雲者 妹鴨有牟 [訓読]こもりくの初瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらむ [仮名]こもりくの はつせのやまの やまのまに いさよふくもは…
    219キロバイト (46,477 語) - 2024年1月2日 (火) 09:33
  • 有らんと、名のらで名をぞ被知ける。薬師寺二郎左衛門公義は御方の追手搦手二万余騎、崩れ懸て引共少も不騒、二百五十騎の勢にて、石堂・上杉が七百余騎の勢を山際までまくり付て、続く御方を待処に、一騎も扣たる兵なければ、又浪打際に扣て居たるに、石堂・畠山が大勢共、「手著たる旌は薬師寺と見るぞ、一人も余すな。」…
    56キロバイト (13,675 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • 「この藤よ。いかに染めけむ色にか。なほ、えならぬ心添ふ匂ひにこそ。いかでか、この蔭をば立ち離るべき」 と、わりなく出でがてに思しやすらひたり。 山際よりさし出づる日のはなやかなるにさしあひ、目もかかやく心地する御さまの、こよなくねび加はりたまへる御けはひなどを、めづらしくほど経ても見たてまつるは、まして世の常ならずおぼゆれば、…
    146キロバイト (31,415 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • しかすがに,[寛]しかすかに, かすみたなびき,[寛]かすみたなひき, はるさりにけり[寛], [歌番号]10/1837 [題詞](詠雪) [原文]山際尓 鴬喧而 打靡 春跡雖念 雪落布沼 [訓読]山の際に鴬鳴きてうち靡く春と思へど雪降りしきぬ [仮名]やまのまに うぐひすなきて うちなびく はるとおもへど…
    336キロバイト (70,481 語) - 2023年9月5日 (火) 15:41
  • あきやまわれは,[寛]あきやまそわれは, [歌番号]01/0017 [題詞]額田王下近江國時<作>歌井戸王即和歌 [原文]味酒 三輪乃山 青丹吉 奈良能山乃 山際 伊隠萬代 道隈 伊積流萬代尓 委曲毛 見管行武雄 數々毛 見放武八萬雄 情無 雲乃 隠障倍之也 [訓読]味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に…
    92キロバイト (19,758 語) - 2024年8月3日 (土) 01:53
  • 誉也、又筒井ノ若党ニモ、上ノ庄二郎三郎山本二郎五郎討死ス、是ハ長刻ハカリ一番ノ太刀打也、又巳刻計ニハ、御輿河原ニ太刀打始マリ、其寄セ勢シ負テ、先西ノ山際迄引逃カントスルトテ、皆小松原ノ辺ニテ被㆑討ケリ、去程ニ負軍ノ習イ、残ル勢ハ無㆓幾程㆒モ見ヘケリ、然レ共遊佐、誉田龍泉、甲斐庄、爰ヲ逃テ誰ニ可㆑向㆑…
    44バイト (7,747 語) - 2024年4月19日 (金) 06:19
  • 伏せらる。新三郎下より短刀を以て、上なる高宮を二刀刺して首を取る。是れ新三郎初陣の高名なり。同月晦日合戦。于㆑時管領の御勢の中、原安房守手勢八百余騎山際に伏置き、京極方の先手の進むに、横鑓に突懸る。上坂治部大輔亦将に討死せんとする所に、浅井新三郎磯山の手崎にて長刀を以て、唯一人蹈止つて支へ戦ふ。于㆑…
    3キロバイト (34,518 語) - 2024年2月3日 (土) 11:10
(前の20件 | ) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示