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  • 花によりそふ鶏の 夫(つま)よ妻鳥(めどり)よ燕子花(かきつばた) いづれあやめとわきがたく さも似つかしき風情(ふぜい)あり 姿やさしき牝鶏(めんどり)の かたちを恥づるこゝろして 花に隠るゝありさまに 品かはたる夫鳥(つまどり)や 雄々しくたけき雄鶏(をんどり)の とさかの色も艶(えん)にして…
    77キロバイト (15,236 語) - 2019年9月29日 (日) 05:25
  • ← 太陽相尅 光明の掌 → 大塚徹・あき詩集 靴 作者:大塚徹 昭和9年 1934年 寂し 寂し 靴。 妻は姙娠(はら)めど、幾日帰らぬ鷗どり。 遠く母は病めど、かくて不肖の息子なり。 寂し 寂し 靴。 円(まろ)き丘ありき ほろほろと合歓(ねむ)の花咲けど、 ああ、故郷の土、無頼わがついに眠る墓なら…
    484バイト (143 語) - 2023年9月4日 (月) 22:02
  • 花によりそふ雞(にはとり)の 夫(つま)よ妻鳥(めどり)よ燕子花 いづれあやめとわきがたく さも似つかしき風情(ふぜい)あり 姿やさしき牝雞(めんどり)の かたちを恥づるこゝろして 花に隱るゝありさまに 品かはたる夫鳥(つまどり)や 雄々しくたけき雄雞(をんどり)の とさかの色も艶(つや)にして 黄なる口嘴(くちばし)脚蹴爪(あしけづめ)…
    145キロバイト (29,622 語) - 2019年9月29日 (日) 05:26
  • 2922 夕さらば君に逢はむと思へこそ日の暮るらくも嬉しかけれ 2923 直(ただ)今日も君には逢はめど人言を繁み逢はずて恋ひ渡るかも 2924 世の中に恋繁けむと思はねば君が手本をまかぬ夜もありき 2925 緑児(みどりこ)のためこそ乳母(おも)は求むと言へ乳(ち)飲めや君が乳母求むらむ…
    50キロバイト (9,376 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • [訓読]たらちねの母が呼ぶ名を申さめど道行く人を誰れと知てか [仮名]たらちねの ははがよぶなを まをさめど みちゆくひとを たれとしてか [左注]右二首 [校異]なし [事項]歌垣 枕詞 求婚拒否 [訓異]たらちねの[寛], ははがよぶなを,[寛]ははのめすなを, まをさめど,[寛]まうさめと, みちゆくひとを…
    242キロバイト (50,920 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
  • 0145 鳥翔(つばさ)成す有がよひつつ見らめども人こそ知らね松は知るらむ 近江の大津の宮に天の下知ろしめしし天皇の代 天皇の聖躬不豫(おほみやまひ)せす時、大后(おほきさき)の奉れる御歌一首 0147 天の原振り放け見れば大王(おほきみ)の御寿(みいのち)は長く天足(あまた)らした     一書ニ曰ク、近江天皇ノ聖体不豫ニシテ、御病…
    52キロバイト (9,496 語) - 2019年4月2日 (火) 14:38
  • 只青々(たゞあを/\)と待(ま)ちにけり 聞(き)くもゆかしき帶解(おびとけ)の 子(こ)安(やす)地(ぢ)藏(ざう)は其(その)昔(むかし) 染殿后(そめどのこう)の立(りつ)願(ぐわん)に 起(おこ)し寺(てら)と聞(き)き傳(つた)ふ 思(おも)へば夢(ゆめ)か束(つか)の間(ま)に 名所(めいしよ)のかずを盡(つく)し來(き)て…
    16キロバイト (2,980 語) - 2023年9月5日 (火) 14:56
  • して、それを拒否する意志の働くのを斷念する傾きが出來てゐたのだつた。 彼は今金がつかんで見度くて堪らないのであつた。然し正當の手段でそれをこしらへるめどは周圍のどこにもなかつた。 彼は兩親から金を持つことを許されてゐないのであつた。どうして奎吉がそんな破目になつたかと云へば、それは彼の樣な性格の人間…
    10キロバイト (2,457 語) - 2021年8月31日 (火) 22:18
  • 和氣(わけ)清麿(きよまろ)が神(しん)勅(ちよく)を 請(こ)ひまつりたる宇佐(うさ)の宮(みや) あふがぬ人は世(よ)にあらじ 小(こ)倉(くら)に又も立(た)ちもどり ゆけば折(を)尾(を)の右(みぎ)左(ひだり) 若松線(わかまつせん)と直方(なほがた)の 道(みち)はこヽにて出(で)あひたり 走(はし)る窓(まど)より打(う)ち望(のぞ)む…
    19キロバイト (3,728 語) - 2023年9月5日 (火) 14:46
  • て我を顧みよ。 一八爾の顔を爾の僕に匿す毋れ、我哀しめばなり、速やかに我に聴き給え、 一九我が霊に近づきてこれを援けよ、我が敵に縁て我を救い給え、 二〇爾は我が受くる所の侮と恥と辱しめとを知れ、我の敵は悉く爾の前に在。 二一侮は我の心を裂き、我が疲れは極まれ、我憐憫を望めども無し、慰安者を望めども得ざりき。…
    15キロバイト (3,099 語) - 2023年8月18日 (金) 17:35
  • [原文]礒之於尓 生流馬酔木<乎> 手折目杼 令視倍吉君之 在常不言尓 [訓読]磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在と言はなくに [仮名]いそのうへに おふるあしびを たをらめど みすべききみが ありといはなくに [左注]右一首今案不似移葬之歌 盖疑従伊勢神宮還京之時路上見花感傷哀咽作此歌乎…
    176キロバイト (38,122 語) - 2023年9月5日 (火) 15:39
  • れば、下れる人のこととこそは見ゆめれ。ひとつ家の内は照らしけめど、百敷のかしこき御光には並ばずなりにけり。阿部のおほしが千々の黄金を捨てて、火鼠の思ひ片時に消えたるも、いとあへなし。車持の親王の、まことの蓬莱の深き心も知ながら、いつはて玉の枝に疵をつけたるをあやまち」となす。…
    26キロバイト (5,692 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • 3444 伎波都久(きはつく)の岡の茎韮(くくみら)我摘めど籠(こ)にも満たなふ夫汝(せな)と摘まさね 3445 湊のや葦が中なる玉小菅刈り来(こ)我が背子床(とこ)の隔(へだ)しに 3446 妹なろが使ふ川津のささら荻葦と一如(ひとごと)語り宜(よら)しも 3447 草陰の安努野(あぬな)行かむと墾(は)し道安努は行かずて荒草(あらくさ)だちぬ…
    37キロバイト (6,977 語) - 2019年4月2日 (火) 14:41
  • 2438 人言の繁けき我妹綱手引く海ゆまさて深くしぞ思(も)ふ 2439 淡海の海沖つ島山奥まけて吾(あ)が思(も)ふ妹が言の繁けく 2440 淡海の海沖榜ぐ船にいかり下ろし隠れて君が言待つ吾(あれ)ぞ 2441 隠沼(こもぬ)の下よ恋ふればすべをなみ妹が名告(の)りつ忌むべきものを 2442 大地(おほつち)も取らば尽きめど世の中に尽き得ぬものは恋にしありけり…
    65キロバイト (12,165 語) - 2019年4月2日 (火) 14:39
  •    立ち待つに 我が衣手に 置く霜も 氷(ひ)に冴えわたり    降る雪も 凍わたりぬ 今更に 君来まさめや    さな葛 後も逢はむと 大舟の 思ひ頼めど    うつつには 君には逢はじ 夢にだに 逢ふと見えこそ 天の足夜に 反し歌 3282 衣手にあらしの吹きて寒き夜を君来まさずは独りかも寝む…
    44キロバイト (7,977 語) - 2019年4月2日 (火) 14:39
  • 夢にまでうつし花の面影を   訪ね來て見れば跡もなし、 深山路の人家(ひとや)もあらず聲もせぬ、   廣野(ひろの)の中(なか)にわれひとり;    かこつ泪(なみだ)や水の音、    花ある方にそゝげかし。 おりたちて清水飮まする駒の背(せ)を   撫でさすりつゝ又一ト鞭、 勇めどもいづれをあてとしらま弓;…
    29キロバイト (5,568 語) - 2023年11月3日 (金) 22:46
  • リシナリ】三枝土佐守と本郷八郎左衛門に被㆓仰付㆒だしぬきてからめどり縄を免さず御成敗也 ○我等も春日源五郎と申して右十二人の内也天文十九年庚戌九月廿三日に法福寺合戦の時山県三郎兵衛は飯富源四郎我等は春日源五郎の時飯富兵部殿の備へ御使に参源四郎も我等もさいはいを手にかけたる武士をうち御感状を下さるゝ…
    297バイト (6,709 語) - 2024年2月2日 (金) 18:06
  • 称之苦沙 [訓読]月草に衣色どり摺らめどもうつろふ色と言ふが苦しさ [仮名]つきくさに ころもいろどり すらめども うつろふいろと いふがくるしさ [左注]なし [校異]なし [事項]譬喩歌 恋愛 植物 [訓異]つきくさに[寛], ころもいろどり,[寛]ころもいろとり, すらめども,[寛]すらめとも, うつろふいろと[寛]…
    222キロバイト (46,394 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
  • りに、かかる人生ひ出でて、心苦しきこと、誰がためにもありなむかし。 あはれ、そのおのおのの生ひゆく末までは、見果てむとすらむやは。花の盛りは、ありなめど」 と、うちまもりきこえたまふ。 「うたて、ゆゆしき御ことにも」 と、人びとは聞こゆ。 御歯の生ひ出づるに食ひ当てむとて、筍をつと握り待ちて、雫もよよと食ひ濡らしたまへば、…
    27キロバイト (5,716 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • めども。明行ば友にひかれ打出ぬ。  松かねのいはしく磯のなみ枕ふしなれてもや袖にかくらん 七日。市腋を立て。津嶋の渡と云所を舟にて下れば。蘆の若葉あをみわたりて。つながぬ駒も立はなれす。菱の浮葉に浪はかくれども。難面かはづはさはぐけもなし。とりこすさほの雫袖にかゝたれば。…
    1,009バイト (18,397 語) - 2018年5月16日 (水) 22:01
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