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- 外郎売 (カテゴリ 日本の近世文学)のすき間(ま)より取出(とりいだ)す。依(よつ)て其名(そのな)を帝(ミかど)より。頂透香(とうちんかう)と給(たま)ハる。則(すなハち)文字(もじ)にハいたゞきすく香(にほひ)と書(かき)てとうちんかうと申す。只今(ただいま)ハ此藥(このくすり)殊(こと)の…546バイト (1,896 語) - 2023年7月1日 (土) 09:12
- 中納言家持 神なひのみむろの山のくすかつらうらふきかへす秋はきにけり かみなひの-みむろのやまの-くすかつら-うらふきかへす-あきはきにけり 00286 [詞書]百首哥にはつ秋のこゝろを 崇徳院御哥 いつしかとおきの葉むけのかたよりにそゝや秋とそ風もきこゆる いつしかと-をきのはむけの-かたよりに-そらやあきとそ-かせもきこゆる…41キロバイト (8,184 語) - 2023年9月3日 (日) 00:51
- [詞書]みちのくにゝくたり侍ける人にさうそくをくるとてよみ侍ける 紀貫之 たまほこのみちの山風さむからはかたみかてらにきなんとそおもふ たまほこの-みちのやまかせ-さむからは-かたみかてらに-きなむとそおもふ 00858 [詞書]題しらす 伊勢 わすれなん世にもこしちのかへる山いつはた人にあはむとすらん わす…12キロバイト (2,500 語) - 2023年9月3日 (日) 00:56
- [詞書]中中ひとりあらはなと女のいひ侍りけれは もとすけ ひとりのみ年へけるにもおとらしをかすならぬ身のあるはあるかは ひとりのみ-としへけるにも-おとらしを-かすならぬみの-あるはあるかは 01251 [詞書]題しらす よみ人しらす 風はやみ峯のくすはのともすれはあやかりやすき人のこころか かせはやみ-みねのくすはの…20キロバイト (4,088 語) - 2023年9月3日 (日) 00:40
- すなわ)ち第一の位(くらい)は父第二の位(くらい)は子第三の位(くらい)は聖神なり此(この)唯(ただ)一(ひとつ)にして三位(みつのくらい)なる神に同等(どうとう)の権(けん)威(い)恭(きょう)敬(けい)礼拝(らいはい)を帰(き)す 問 『名に依(よ)る』とは如何なる意(こころ)なるや…6キロバイト (976 語) - 2023年9月3日 (日) 10:49
- の中で、やかれると、きゅうにあんなに、かたくなってしまう。よし、ぼくも、ひとつ火の中でやかれて見よう。」 と、けっしんして―ああ、なんて、らんぼうなろうだろう―すぐさま、火の中へとびこみました。 もちろん、ろうはたちまちとけて、かげもかたちも、なくなってしまいました。そして、ろうのくす…1キロバイト (199 語) - 2023年5月13日 (土) 04:15
- くさおひにけり 01080 [詞書]神あそひのうた:ひるめのうた 無記 ささのくまひのくま河にこまとめてしはし水かへかけをたに見む ささのくま-ひのくまかはに-こまとめて-しはしみつかへ-かけをたにみむ 01081 [詞書]神あそひのうた:かへしもののうた 無記 あをやきをかたいとによりて鶯のぬふてふ笠は梅の花かさ…9キロバイト (1,899 語) - 2019年3月25日 (月) 23:20
- のとしをへてえかへりまうてこさりけるを、このくにより又つかひまかりいたりけるにたくひてまうてきなむとていてたちけるに、めいしうといふ所のうみへにてかのくにの人むまのはなむけしけり、よるになりて月のいとおもしろくさしいてたりけるを見てよめるとなむかたりつたふる 安倍仲麿 あまの原ふりさけ見れはかすかなるみかさの山にいてし月かも…7キロバイト (1,531 語) - 2019年3月25日 (月) 23:20
- 00319 [詞書]しなののくににくたりける人のもとに、つかはしける つらゆき 月影はあかす見るともさらしなの山のふもとになかゐすな君 つきかけは-あかすみるとも-さらしなの-やまのふもとに-なかゐすなきみ 00320 [詞書]共政朝臣肥後守にてくたり侍りけるに、妻のひせんかくたり侍りけれは、つくしくし御そなとたまふとて…17キロバイト (3,400 語) - 2023年9月3日 (日) 00:31
- 愛撫 (カテゴリ 日本の近代文学)のくだらない奴(やつ)は、直ちに悲鳴をあげた。私の古い空想はその場で壊(こわ)れてしまった。猫は耳を噛まれるのが一番痛いのである。悲鳴は最も微(かす)かなところからはじまる。だんだん強くするほど、だんだん強く鳴く。Crescendoのうまく出る――なんだか木管楽器のような気がする。 私のながらくの…10キロバイト (1,930 語) - 2021年11月9日 (火) 13:13
- の夜そ 右、七月(ふみづき)の七日(なぬかのひ)、天漢(あまのがは)を仰見(み)て、 大伴宿禰家持がよめる。 越前国(こしのみちのくちのくに)の掾(まつりごとひと)大伴宿禰池主が来贈(おく)れる戯歌(たはれうた)四首 忽ちに恩賜を辱(かたじけな)くす。驚き欣ぶこと已(す…39キロバイト (7,296 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
- 朝鮮人民のために其国の滅亡を賀す (ちょうせんじんみんのためにそのくにのめつぼうをがす) 時事新報 明治18年 1885年 初出:『時事新報』明治18年(1885年)8月13日 底本:『時事新報』明治18年(1885年)8月13日 所蔵:国立国会図書館新聞資料室 注釈:原文は漢字カタカナ交じり。句点はなし。…15キロバイト (3,158 語) - 2018年4月21日 (土) 06:34
- ← 兵力を用るの必要 (『時事新報』明治27年(1894年)7月4日) 改革の着手は猶予す可らず (『時事新報』明治27年(1894年)7月6日) → 土地は併呑す可らず国事は改革す可し (とちはへいどんすべからずこくじはかいかくすべし) 作者:福澤諭吉 明治27年 1894年 姉妹プロジェクト:Wikipediaの記事…35キロバイト (3,995 語) - 2018年5月21日 (月) 14:37
- [詞書]つのくにゝおはしてみきはのあしを見たまひて 華山院御哥 つのくにのなからふへくもあらぬかなみしかきあしのよにこそ有けれ つのくにの-なからふへくも-あらぬかな-みしかきあしの-よにこそありけれ <span id="01849">01849 [詞書]題しらす 中務卿具平親王 風はやみおきの葉ことにをくつゆのをくれさきたつほとのはかなさ…54キロバイト (9,804 語) - 2023年9月3日 (日) 00:59
- 和漢朗詠集 (カテゴリ 日本の古代文学)仏(ほとけ)の神通(じんづう)を以(もつ)ていかでか酌(く)み尽(つく)さん、僧祇(そうぎ)劫(こふ)を経(ふ)とも朝宗(てうそう)せしめんと欲(ほつ)す、 以仏神通那酌尽。経僧祇劫欲朝宗。 弘誓深如海詩 大江以言 こほりをたたきておひきたるかんこくのつき、 しもをはらひてひろひつくすぼさんのくも、…324キロバイト (63,686 語) - 2019年11月19日 (火) 14:37
- くすゑの-ひとのためには-おのつから-しのはれぬへき-みなれとも-はかなきことも-くもとりの-あやにかなはぬ-くせなれは-これもさこそは-みなしくり-くちはかしたに-うつもれめ-それにつけても-つのくにの-いくたのもりの-いくたひか-あまのたくなは-くりかへし-こころにそはぬ-みをうらむらむ…23キロバイト (4,824 語) - 2019年4月6日 (土) 01:33
- 大夫治民(まつりごと)をつかへるなり。よく、そのまつりごとを、つくすときは、すなはち、民たのめり。故、そのたまものをおもくすることは、民のためにするゆゑなり。その上にいはく、はじめてみさとをつくります。畿內(うちのくに)の國司(みこともち)、郡司、關塞(せきそこ)、斥候(やかた)、防人(せきもり)…10キロバイト (2,173 語) - 2023年1月20日 (金) 06:11
- いひしらずいふがひなくとりどころなき物。くろつちのかべ。としおいたるかたい(乞兒)。くろくふりたるいたやのもる。くろぬりのくしのはこのすみわれたる。ひ中のようじ。ゑせずみのくちたる。かほにくさげなる人の心あしき。くろゐのくしばらひ。くろがねのけぬきの物ぬけぬ。やきすゞりるそひめのぬりたるといふことをぞよろづの…431バイト (30,673 語) - 2022年6月8日 (水) 09:37
- ふた声と聞くとはなしに郭公夜深くめをもさましつるかな ふたこゑと-きくとはなしに-ほとときす-よふかくめをも-さましつるかな 00173 [詞書]ひとのもとにつかはしける 藤原安国 あふと見し夢にならひて夏の日のくれかたきをも歎きつるかな あふとみし-ゆめにならひて-なつのひの-くれかたきをも-なけきつるかな…21キロバイト (4,168 語) - 2023年9月2日 (土) 21:45
- のんきな患者 (カテゴリ 日本の近代文学)くなるのだったが、今はそんなことを言う気にもならず吉田はじっとその娘の死んだということを考えていた。 吉田は以前からその娘が肺が悪くて寝ているということは聞いて知っていた。その荒物屋というのは吉田の弟の家から辻を一つ越した二三軒先のくすんだ感じの…54キロバイト (10,955 語) - 2021年12月13日 (月) 14:22