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- おまえがわたしやら わたしが誰やら 誰が 誰やら 〈ぴいひょろ ぴいひょろ ぱるんちゃかち ゃか〉 笛ふけば 葉を落とし 虔しくその葉を落と し 敗日の あやつり糸に ただに生きぬく いのちを托 し 裸に還る 樹々のこころが愛しゅうてならぬ なり 〈ぴいひょろ ぴいひょろ ぱるんちゃかち ゃか〉 さて…520バイト (199 語) - 2023年9月4日 (月) 22:20
- いつか ふらふらと この町の祭礼に紛れこ んでいったが―― ぴいひょろ ぴいひょろ ばるん ちゃかちゃか…… おしろいの剝げた巫女が四人 魚屑のように生臭くおどっている。 ふっといま リックサックの重さを摺りあげ 摺りあげる あのいつもの肩の癖が祭礼の雑踏のなかで虚 しくけい攣(れん)する ぴいひょろ……ぴいひょろ……ばるんちゃか…490バイト (246 語) - 2024年3月6日 (水) 07:42
- ○ありすとうてれす Aristoteles 人名 ○あんじよ Anjo 「天人」 天神 ○いざいやす Isaias 人名 ○いんひにと Infinito 「終りなきこと」 ○いんぴいりよ Empyreo 「ヽヽヽヽヽといふ天」一三八ノ一 ○いんへるの Inferno 「地獄」 ○うちれ Utile 「得になるもの」 ○うりやす Urias 人名…22キロバイト (4,763 語) - 2024年9月20日 (金) 06:16
- しの長(なが)なぎなたハ誰(たが)長長(なかなき)刀ぞ向(むか)ふのごまがらハゑの胡麻(ごま)からか眞(ま)ごまからか。あれこそほんのま胡麻殼(ごまがら)がらぴい〳〵風車(かざぐるま)おきやがれこぼし。おきやがれこぼし。ゆんべもこぼし…546バイト (1,896 語) - 2023年7月1日 (土) 09:12
- ○あぐすちいによ〔さんと〕 Agostinho 人名 ○あぽかりぴせ Apocalypsis 「御告げ」 黙示録 ○ありすとうてれす Aristoteles 人名 ○あんじよ Anjo 「天人」 天神 ○いざいやす Isaias 人名 ○いんひにと Infinito 「終りなきこと」 ○いんぴい…22キロバイト (4,768 語) - 2024年9月20日 (金) 06:18
- 翳 (二) (カテゴリ 存在しない節を参照読み込みしているページ)曇り日の土のしめりに湧いてくるしんじつのなかに蟲が芽を喰ふ 遠く来て遊びすごした童心の悔を蹈みつつあてどもあらぬ 硝子戸はぴしんと閉まりつかの間をひろがり消えるむなしさに澄む 夜もすがら青い臓腑をひき殺す情け容赦に泣き叫びつつ 天秤 頭蓋骨剝いでしまへばわが脳の襞はうつくしく畳まれてゐむ あるときは神も悪魔も光らせしこの眼の球と手にのせて看よ…6キロバイト (5,597 語) - 2020年6月25日 (木) 13:13
- 秋の瞳 (石塊(いしくれ)と 語るの節)すとうぶをたたき切つてみたくなる ぐわらぐわらとたぎる この すとうぶの 怪! 寂! ほそい がらすが ぴいん と われました 葉よ、 しんしん と 冬日がむしばんでゆく、 おまへも 葉と 現ずるまでは いらいらと さぶしかつたらうな 葉よ、 葉と 現じたる この日 おまへの 崇厳 でも、葉よ いままでは さぶしかつたらうな 彫られた 空の しづけさ…29キロバイト (4,760 語) - 2023年10月22日 (日) 08:18
- しら)せ給ふ者也。是をよく辨(わきま)へたる*ゑぴてとといふ學者の云(いは)く◦親は◦子に惡を退き善に勸むる道を敎へんが爲に◦若年の時より師匠の手に渡すごとく◦でうす 人を御(ご)作(さく)なされし初より面々生(うま)れ付(つき)によしあしを覺ふる心の精德を◦こんしゑんしやと號(かう)して師匠と…22キロバイト (4,628 語) - 2023年8月19日 (土) 04:06
- ぴいのお六めと惡戲(ふざけ)まわして、見たくもない往來へまで擔ぎ出して打ちつ打たれつ、あんな浮いた了簡で末が遂げられやうか、まあ幾歳(いくつ)だとおもふ三十は一昨年、宜い加減に家でも拵へる仕覺をしてお呉れと逢ふ度に異見をするが、其時限りおい/\と空返事し…64キロバイト (14,846 語) - 2023年10月17日 (火) 13:37
- とが)のおんゆるし◦肉身よみがへるべき事◦終りなき命とを誠に信じ奉る。あめん 弟子◦たゞ今のけれいどは何事ぞ 師匠◦信じ奉るべきひいですの肝心(かんじん)の條々なり 弟子◦けれいどは誰人(たれびと)の作り給ふぞや 師匠◦御主(あるじ) ぜすきりしと のあぽすとろ達◦すぴりつ◦さんと…34キロバイト (7,061 語) - 2024年6月10日 (月) 18:39
- と、では吉田の住んでいる町をどこだと訊いて来るのだった。吉田はそれに対して「だいぶ南の方だ」と曖昧(あいまい)に言って、それを相手に教える意志のないことをその女にわからそうとしたのであるが、するとその女はすかさず「南の方のどこ、××町の方かそれとも○○町の方か」というふうに退引(のっぴ…54キロバイト (10,955 語) - 2021年12月13日 (月) 14:22
- してゐる奴を、うんと手でつかまへて首を振れない樣にして、自分の襟の中へ風を入れる馬鹿な奴の所業の樣な氣がするんだ。俺はあんなことをするのを見ると、中の電動機(モーター)がもう俺の眼の前で燒けてゆくのが見える樣で堪え(へ)られなくなる。 俺は一體、それぢや俺の生活が俺にぴつたり適應し…11キロバイト (2,535 語) - 2021年8月31日 (火) 22:21
- と刻(きざ)みに削(けず)って、厚い木屑(きくず)が槌の声に応じて飛んだと思ったら、小鼻のおっ開(ぴら)いた怒り鼻の側面がたちまち浮き上がって来た。その刀(とう)の入れ方がいかにも無遠慮であった。そうして少しも疑念を挾(さしはさ)んでおらんように見えた。…58キロバイト (11,246 語) - 2023年11月3日 (金) 22:56
- 五月××日 C・J(チーフ・ジャステイス)・ツェダルクランツが訪ねて来た。どうした風の吹廻しやら。うちの者と何気ない世間話をして帰って行った。彼は、最近のタイムスの私の公開状(その中で彼をこっぴどくやっつけた)を読んでいるはず。どういう量見で来たのだろう? 六月×日…264キロバイト (47,546 語) - 2020年11月3日 (火) 00:50
- しと の御大切に對せられ◦手足面相を吸ひ給ふ也。瘡(かさ)をも洗ひ膿(うみ)をものごひ給ふ也。是を以て ぜすきりしと より◦すぴりとと色身(しきしん)の病(やまひ)をも直す力を持給ふほどの善人となし給ふ也。或時さんと寒天の時分に破れたる御衣裳の◦しかもうすきを着(ちやく)し…50キロバイト (11,322 語) - 2024年6月10日 (月) 18:07
- と声をかけた。 「勝ちゃん。ここ何てとこ?」彼はそんなことを訊(き)いて見た。 「しょうせんかく」 「朝鮮閣?」 「ううん、しょうせんかく」 「朝鮮閣?」 「しょう―せん―かく」 「朝―鮮―閣?」 「うん」と云って彼の手をぴしゃと叩(たた)いた。 しばらくして勝子から 「しょうせんかく」といい出した。…58キロバイト (11,645 語) - 2021年8月31日 (火) 22:16
- とした。 わたしの盲滅法に發した疑問も疑問ではあつたが、私の變な心持はその疑問が解けたとて癒る樣なものではなささうであつた。それよりも、もつとぴつたりする疑問が發せられたら、たとへそれが私にとけないぎもんであつても、變な氣持だけは収まると思へた。 なにしろ私は變てこな露店を見たと…19キロバイト (4,194 語) - 2021年8月31日 (火) 22:31
- し)召(めさ)るゝ御(お)計(はから)ひ◦微(み)妙(めう)の御(ご)内証(ないせう)を知(しら)せ給ふ者也。是をよく弁(わきま)へたる*ゑぴてとといふ学者の云(いは)く◦親は◦子に悪を退き善に勧むる道を教へんが為に◦若年の時より師匠の手に渡すごとく◦でうす 人を御(ご)作(さく)なされし…22キロバイト (4,590 語) - 2023年8月19日 (土) 04:14
- と骨折られしを、生地(きぢ)注文にと多分の金引(ひき)出(だ)して、そのまゝの行(ゆく)方(へ)しれず、師の臨終にもあり合さぬ人(にん)非(ぴ)人(にん)。今頃(いまごろ)此処(こゝ)らを彷徨(うろつく)こと憎くし、何(なん)の相弟子、失礼至極」と…942バイト (16,772 語) - 2020年8月20日 (木) 14:11
- 師匠◦御主(あるじ) ぜすきりしと のあぽすとろ達◦すぴりつ◦さんとの御導きを以て◦一緖に集り給ひて◦御主 ぜすきりしと の御口より◦直(ぢき)に聞(きき)奉られたる旨を連ね給ふもの也 弟子◦何(なに)の為に連ね給ふぞ 師匠◦ひいですに受奉るべき條々◦我等に教へ給はん為也 弟子◦ひいですとは何事ぞ…34キロバイト (7,105 語) - 2024年6月10日 (月) 18:42