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　　板門(いちやぢや)　建(た)て直(なお)ちへ 　　大国(だくに)　添(おそ)う　中城(なかぐすく) 又　鳴響(とよ)む中城(なかぐすく) 　　てだが穴(あな)に　向(む)かて 43 一　聞(きこ)ゑ中城(なかぐすく) 　　おもろくさり　降(お)ろちへ 　　降(お)ろちへ　直(なお)しよわちへ 又　鳴響(とよ)む中城(なかぐすく)…

しかしてその女（をんな）かれらにつかへし 32 夕方（ゆふがた）日（ひ）の入（いり）とき すべての病（やみ）たるものと鬼（おに）にとりつかれたるものとを耶穌につれきたれり 33 城下（ぜうか）舉（こぞ）りて門（もん）にあつまれり 34 耶穌いろ〳〵の病（やまゐ）をやみたるおほくの人（ひと）〴〵をなほし またおほくの鬼（おに）をおひいだし…

部の古いブラウザでは、ルビが正しく見えない場合があります。 この翻訳には差別語が含まれていますが、歴史的著作物であることを考慮し、原文のまま掲載いたします。 [1] さて耶穌その十二でしをよび かれらにけがれたる鬼（おに）どもをおひいだし またすべてのやまひすべてのわづらひをいやすのちからをたまへり…

しやう）の旦那（だんな）どの急（せ）き立（た）つるに、心（こゝろ）の鬼（おに）やおのづと面（おも）ぼてりして、胸（むね）には動悸（どうき）の波（なみ）たかゝり。 　糸織（いとおり）の小袖（こそで）を重（かさ）ねて、縮緬（ちりめん）の羽織（はおり）にお高祖頭巾（こそづきん）、脊（せい）の高（たか）き人…

偖（さて）イエスその十二（じふに）弟子（でし）をよび(※1)彼等（かれら）に汚（けがれ）たる鬼（おに）を逐（おひ）いだし又（また）すべての病（やまひ）すべての疾（わづら）ひ(※2)を醫（いや）す權（ちから）を賜（たま）へり 2 その十二（じふに）使徒（しと）の名（な）は左（さ）の如（ご）とし(※3)首（はじめ）に…

われらなんぢはザ［サ］マリアの人にて 鬼（おに）につかれしといふはうべならずや 49 耶穌こたへていひけるは われおにゝつかれしにあらず たゞわれ父（ちゝ）をたつとぶになんぢらわれをかろんずるなり 50 われはおのれのあがめをはからず はかるものとつみをさだむることろのものあり 51 まことにまことになんぢらにつげん…

日暮（ひくれ）たるとき人々鬼（ひとゞゝおに）に憑（つか）れたる者（もの）を多（おほ）く携來（つれきたり）ければイエス言（ことば）にて鬼（おに）を逐出（おひいだ）し病（やまひ）ある者（もの）を悉（ことゞゝ）く醫（いや）せり 17 預言者（よげんしゃ）イザヤに…

ユダヤ人（びと）こたへて曰（いひ）けるは爾（なんぢ）はサマリヤの人（ひと）にて鬼（おに）に憑（つかれ）たる者（もの）なりと我儕（われら）が言（いへ）るは宜（うべ）ならず乎（や） 49 イエス答（こたへ）て曰（いひ）けるは我（われ）は鬼（おに）に憑（つかれ）たる者（もの）に非（あら）ず我（われ）は吾（わが）父（ちち）を尊（…

く待（ま）たんと諦（あきら）めてこれにも拒（こば）みさへ爲（な）さゞりし其（その）心中（しんちう）を察（さつ）すれば憐（あは）れなり妻（つま）がかくまでやさしき心懸（こ々ろが）けも戀（こい）に魅（み）せられし勘（かん）三郎（らう）の鬼心（おにごゝろ）は少（すこ）しも思（お…

に迫（せま）りし事（こと）ありしが其（その）まゝ片付（かたづか）ずして出帆（しゅつぱん）するに至（いた）りしといへば彼（かれ）が遠（とほ）からずして歸國（きこく）する上（うへ）は再（ふたた）びこの鬼々（おに〳〵）しき心（こゝろ）を以（もつ）ていかに現在（げんざい）の妻子（さいし）に…

又　銅(あかがね)添(そ)え鍔(つば) 又　鳴響(とよ)む鬼(おに)ぐすく 又　白金(しろがね)玉纏(たまき)や 又　うち置(お)け　うち置(お)け　うち置(お)け 又　意地(いじへ)気(き)や　玉纏(たまき)や 又　玉(たま)腰(こし)け　うち置(お)け 又　すもりやは　けつか 333 一　聞(きこ)ゑ君(きみ)加那志(がなし)…

　もゝたろふが、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。けしからぬことならずや。たからは、おにのだいじにして、しまいおきしものにて、たからのぬしはおになり。ぬしあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるものなり。もしまたそのおにが、いつたいわろきものに…

おに）に憑（つかれ）たる者（もの）をイエスに携（たづさ）へ來（きた）る 33 その邑（むら）こぞりて門（もん）に集（あつま）れり 34 イエス各樣（さまざま）の病（やまひ）を患（わづら）へる多（おほく）の人々（ひとびと）を醫（いや）し又（また）多（おほく）の鬼（おに）を逐（お…

日（ひ）暮（くれ）たるとき人々（ひとびと）鬼（おに）に憑（つか）れたる者（もの）を多（おほ）く携（つれ）來（きたり）ければイエス言（ことば）にて鬼（おに）を逐（おひ）出（いだ）し病（やまひ）ある者（もの）を悉（ことごと）く醫（いや）せり 17 預言者（よげんしや）(※1)イザヤに…

16 日（ひ）くれたるとき 人〴〵鬼（おに）にとりつかれたるおほくのものをつれてかれにきたれば 耶穌ことばにて鬼（おに）をおひいだし やまひあるものをこと〴〵くいやせり 17 預言者（よげんしや）ヱザヤが かれみづからわれらのわづらひをひきうけ われらのやまひを負（おふ）といひしにかなふためなり 18…

第（だい）二十三課（くわ）　天国（てんごく）、地獄及（ぢごくおよ）び煉獄（れんごく） 第二部（だいにぶ）　序文（じょぶん） → 公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 第（だい）二十四課（くわ）　肉身（にくしん）の復活（よみがへり）と公審判（こうしんぱん） －108－ ▲人（ひと）の肉体（にく…

に遣（つかは）し 15 かつ病（やまひ）を醫（いや）し鬼（おに）を逐（おひ）出（いだ）すの權威（けんゐ）を授（さづ）く 16 乃（すなは）ちシモンをペテロと名（なづ）け 17 ゼベダイの子（こ）ヤコブと其（その）兄弟（きやうだい）ヨハネこの二人（ふたり）をボアネルゲと名（なづ）く…

にもよこしまなし 19 モーセなんぢらにおきてをあたへざりしか されどなんぢらのうちにおきてをまもるものなし なんぞわれをころさんとはかるや 20 人（ひと）〴〵こたへていひけるは 汝（なんぢ）はおにゝつかれしものなり たれかなんぢをころさんとはかるや 21 耶穌こたへてかれらにいひけるは…

イエスその十二弟子（じふにでし）を召彼等（よびかれら）に汚（けがれ）たる鬼（おに）を逐出（おひいだ）し又（また）すべての病（やまひ）すべての疾（わづらひ）を醫（いや）す權（ちから）を賜（たま）へり 2 その十二使徒（じふにしと）の名（な）は左（さ）の如（ごと）し首（はじめ）に…

に輝（かがや）いていた。大抵（たいてい）の眼は悪戯者（いたずらもの）らしい光を帯（お）びていた。 そしていよいよ河田師範の顔がそれらの眼の矢面に立った瞬間（しゅんかん）、生徒達はみな急に嬉（うれ）しくなった。 後の方に坐（すわ）っているものの中に…