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  • ← 地歌 の露 作者:島田両三 地歌。別名『酒』。作曲は、菊岡検校。箏手付は、八重崎検校。 酒は量(はかり)なしと宣ひし、聖人上戸(じやうご)にやましましけむ。三十六の失(しつ)ありと諫(いさ)めたまひし、仏(ほとけ)は下戸(げこ)にやおはすらん。何は兎(と)もあれ八雲(やくも)立つ。出雲の神の…
    2キロバイト (292 語) - 2020年1月7日 (火) 17:26
  • 大命神社の囃子 大命神社の囃子(おおめいじんじゃのささばやし)は、京都府与謝郡与謝野町石川上地に鎮座する大命神社氏子に継承され、3人の子どもの舞手と、大人多数の唄人によって構成される民謡踊り。「花の踊り」「巡礼踊り」「笠の踊り」「船頭おどり」「瀬田の踊り」の5種あるが、こんにちでは「花の踊り」「巡礼踊り」のみ継承されている。—…
    4キロバイト (684 語) - 2019年5月9日 (木) 13:19
  • 勤めしてありける故にとて、彼の所にも古跡あり。扨又東美濃可児郡ヶ里にも、ヶ水といふ霊水あり。是は大昔の頃、横萩右大臣藤原豊成の御息女中条、或年此里に住し給ひ、其庵の前なる清水を取りて、朝夕之を用ひ給ふといふ。中条の住せられし郷なる故に、此地を
    177バイト (12,011 語) - 2024年2月13日 (火) 16:22
  • 二十三日(はつかまりみかのひ)、興(こと)に依(つ)けてよめる歌二首 4290 春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鴬鳴くも 4291 我が屋戸の五十(いささ)群竹吹く風の音のかそけきこの夕へかも 二十五日(はつかまりいつかのひ)、よめる歌一首 4292 うらうらに照れる春日(はるひ)に雲雀あがり心悲しも独りし思へば…
    54キロバイト (9,921 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • 第一巻 第三巻 → 万葉集 第二巻 第二巻 [歌番号]02/0085 [題詞]相聞 / 難波高津宮御宇天皇代 [大鷦鷯天皇 謚曰仁徳天皇] / 磐皇后思天皇御作歌四首 [原文]君之行 氣長成奴 山多都祢 迎加将行 <待尓>可将待 [訓読]君が行き日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ [仮名]きみがゆき…
    176キロバイト (38,122 語) - 2023年9月5日 (火) 15:39
  • 前に跪拝(ひざまづ)くと、彼は崩れた角髪(みづら)の下から眼を光らせて彼女に云つた。 「よ、我を爾の傍におけ、我は爾の下僕にならう。」 「爾は帰れ。」 「よ、我は爾に、我の骨を捧げよう。」 「去れ。」 「よ。」 「彼を出せ。」 使部達は剣を下げて若者の腕を握つた。さうして、彼を戸外の月の光り…
    163キロバイト (35,872 語) - 2021年8月31日 (火) 22:24
  • いとあやしく頼もしげなくおぼえはべりき。今より後は、ましてさのみなむ思ひたまへらるべき。御心のままに、折らば落ちぬべき萩の露、拾はば消えなむと見る玉の上の霰などの、艶にあえかなる好き好きしさのみこそ、をかしく思さるらめ、今さりとも、七年あまりがほどに思し知りはべなむ。なにがしがいやしき諌めにて、…
    66キロバイト (14,372 語) - 2022年12月1日 (木) 08:10
  • ← 橋 総角 → 源氏物語 (渋谷栄一校訂) 椎本 椎本 如月の二十日のほどに、兵部卿宮、初瀬に詣でたまふ。古き御願なりけれど、思しも立たで年ごろになりにけるを、宇治のわたりの御中宿りのゆかしさに、多くは催されたまへるなるべし。うらめしと言ふ人もありける里の名の、なべて睦ましう思さるるゆゑもはか…
    53キロバイト (11,456 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • [歌番号]19/4291 [題詞](廿三日依興作歌二首) [原文]和我屋度能 伊佐左村竹 布久風能 於等能可蘇氣伎 許能由布敝可母 [訓読]我が宿のい群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも [仮名]わがやどの いささむらたけ ふくかぜの おとのかそけき このゆふへかも [左注]なし [校異]なし [事項]天平勝宝5年2月23日…
    162キロバイト (35,521 語) - 2019年3月27日 (水) 14:37
  • NDLJP:106】   美濃国諸旧記 巻之七     清水の地銘の事并稲葉氏の事   大野郡清水といふは、揖斐より十八町程東の方の在郷なり。此所白石の里に、ヶ井といふ霊水涌き出づる所あり。此縁を以て、清水といひしといへる説あり。然れども詳ならず。抑此清水は、往昔暦応年中、土岐弾正少弼頼遠の領地なり。然る…
    177バイト (7,605 語) - 2024年2月13日 (火) 16:22
  • こふるこのころ[寛], [歌番号]10/2336 [題詞]寄霜 [原文]甚毛 夜深勿行 道邊之 湯小竹之於尓 霜降夜焉 [訓読]はなはだも夜更けてな行き道の辺の斎の上に霜の降る夜を [仮名]はなはだも よふけてなゆき みちのへの ゆささのうへに しものふるよを [左注]なし [校異]なし [事項]冬相聞 植物…
    336キロバイト (70,481 語) - 2023年9月5日 (火) 15:41
  • 一揆を起す。信長公御父子人数を引率し、尾張の両方へ発向あり。信長公は一江口に向ひ、佐久間・稲葉・蜂谷は香取口へ打向ふ。信雄は船にて桑名より押寄らる。橋・大鳥井・唐戸嶋・大嶋・中江等の城一々攻落し、首二千余取りて耳鼻を本陣へ送り給ふ。九月廿九日長嶋の大将等を攻落し、堤の陰より兵共弓、鉄炮にて過半打…
    177バイト (10,108 語) - 2024年2月3日 (土) 17:25
  • ん。いや、実際竹馬は、あの日の焦(や)けた頬に、もう一すじ蚯蚓腫(みみずばれ)の跡を加えたようでございます。が、横なぐりに打ち下した竹馬が、まだ青いの葉に落花を掃(はら)ったと思うが早いか、いきなり大地(だいち)にどうと倒れたのは、沙門ではなくて、肝腎の鍛冶の方でございました。…
    148キロバイト (28,353 語) - 2019年9月29日 (日) 05:32
  • [歌番号]20/4431 [題詞](天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) [原文]佐左賀波乃 佐也久志毛用尓 奈々弁加流 去呂毛尓麻世流 古侶賀波太波毛 [訓読]が葉のさやぐ霜夜に七重着る衣に増せる子ろが肌はも [仮名]ささがはの さやぐしもよに ななへかる ころもにませる ころがはだはも [左注](右八首昔<年>防人歌矣…
    214キロバイト (47,875 語) - 2023年9月5日 (火) 15:44
  • 、若狹の商人が北陸の海邊から山越しに京都まで運んで來る魚荷の中には、かならずの葉が入れてあつて、そのために魚の味の落ちないことが判つたといふ。さすがに一つの道に精しい人達はおもしろいところへ眼をつけるものだと思つて、あのの葉の話は妙に忘れがたい。  深く眠るまでもない晝寢には、手近にある古い字書…
    282キロバイト (57,833 語) - 2021年5月19日 (水) 16:37
  • くしきいのちに歸りけり あゝ枯菊(かれぎく)に枕して 冬のなげきをしらざれば 誰(た)が身にとめむ吹く風に にほひ亂るゝ梅が香を 谷間(たにま)のの葉を分けて 凍れる露を飮まざれば 誰(た)が身にしめむ白雪の 下に萌え立つ若草を げに春の日ののどけさは 暗くて過ぎし冬の日を 思ひ忍べる時にこそ…
    145キロバイト (29,622 語) - 2019年9月29日 (日) 05:26
  • 「夢でございますよ――何も、おりませぬ」  と、侍女は、怯えている澄を、正気にしようとしたが、澄は、がくがく顫えて、しがみついたままであった。  英は、余り、いじらしいので、自分が夜を徹して、澄の枕許にいたが、澄は、だんだん、夜になるだけにでも、怖れだしてきた。昼間の、陽の明るい折 「寝てから、何を、見るの?」…
    1.47メガバイト (284,070 語) - 2023年11月2日 (木) 05:59
  • (ささ)や草が一面に繁り、濠には汚ない錆(さ)びた水が樫(かし)や椎(しい)の大木(たいぼく)の影をおびて、さらに暗い寒い色をしていた。その濠に沿って曲(ま)がって一町ほど行った所が役場だと清三は教えられた。かれはここで車代を二十銭払って、車を捨てた。
    509キロバイト (98,550 語) - 2023年11月4日 (土) 14:56
  • 「菊見、さようさネ、菊見にも依りけりサ。犬川(いぬかわ)じゃア、マア願い下げだネ」 「其処にはまた異(おつ)な寸法も有ろうサ」 「(ささ)の雪じゃアないかネ」 「まさか」 「真個(ほんと)に往きましょうか」 「お出でなさいお出でなさい」 「お勢、お前もお出ででないか」 「菊見に」…
    429キロバイト (83,606 語) - 2023年10月20日 (金) 13:54
  • 懸させ給へば、若君一人出来させ給ふ。然る処に松平之郷中に、太郎左衛門申而、国中一之有徳成人ありけるが、いか成御縁にか有やらん、太郎左衛門独(ひとり)(ひめ)之有りけるを、徳阿弥殿を婿(むこ)に取、遺跡に立まゐらする。然る処に坂井之御子、後に御尋をはしまして御対面(たいめん)有時、尤御疑(うたがひ…
    3キロバイト (99,010 語) - 2024年1月30日 (火) 14:25