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  • ノ)膳。如​(キハ)㆑常勿㆓多飡飮​(スルヿ)。又不㆑待㆓時尅㆒不㆑可㆑食㆑之。詩云。戟々慄々​(ト乄)日愼​(ヿ)㆓一日㆒。如㆑臨㆓深淵㆒如㆑履㆓薄氷㆒。長久之謀能保㆓天年㆒。凡成長​(乄)頗知㆓物情㆒之時​(ハ)。朝​(ニ)讀㆓書傳㆒。次學㆓手跡㆒。其後許㆓諸​(ノ)遊戯㆒。但鷹犬博奕重​(ク)…
    477バイト (1,647 語) - 2019年1月4日 (金) 15:45
  • 狼狽にて、火方の者を己が宅に引失め道きしといふ。何分にも当月中は油断少しも成り難けれども、是より先にては廿二日・廿七日尤も然るべき日なりとて、何れも薄氷を踏む心地にて船の用意などをなし、すはといはゞ老人・子供・諸道具等を積みて逃去らんと、其用意を専ら諸人なすといふ。慌てたることゝいふべし。当廿五日は…
    85バイト (12,830 語) - 2024年3月24日 (日) 10:36
  • 水のつきてこがるる紅葉かな」という蕪村(ぶそん)の句を思い出した。      戦場が原  枯草の間を沼のほとりへ出る。  黄泥(こうでい)の岸には、薄氷が残っている。枯蘆(かれあし)の根にはすすけた泡(あぶく)がかたまって、家鴨(あひる)の死んだのがその中にぶっくり浮んでいた。どんよりと濁った沼の水…
    14キロバイト (2,775 語) - 2019年9月29日 (日) 05:15
  • 手といふ。かくの如く彼れを知つて、己を改むる時は、決然として勝つの理あらん。而るに今勝たざるものは何ぞや。対へて曰く、之を改むるを以ての故に、信玄、薄氷を蹈むといへども、堅く戦地を離れず、かへつて謙信逃れ去る。若しこの時、此備なくんば、信玄潰乱して、千死を出づべからざること必せり。問うて曰く、両将の…
    464バイト (2,727 語) - 2023年11月26日 (日) 20:00
  • 薄氷ヲ踏心地ノミセリ其外玄蕃助景連同次郎左衛門景高前波藤右衛門景定小林備中守窪出九郎右衛門黒坂備中守以下千騎二千騎引廻スホトノ者共悉ク死亡シテ纔ニ若輩ノ侫人ハラニノミ世ヲ任シ給ヒシカハ有功之者ニ不㆓恩賞㆒有罪者ヲモ不㆓誅伐㆒奢リヲ極メ欲ヲ縦ニシ己ヲ強シ君ヲ弱メテ終ニ国ノ禍ヲ招ケリ吁悲哉日
    81バイト (8,640 語) - 2024年3月25日 (月) 14:29
  • 怖とが無かつたら、俺はとつくに斯(こ)んな辛い旅なんあ止めて了つてゐたらう」などと口では言つてゐる癖に、実際は其の享楽家的な外貌のに戦々兢々(きようきよう)として薄氷を履(ふ)むやうな思ひの潜んでゐることを、俺は確かに見抜いたのだ。いはば、天竺への此の旅が、あの豚にとつても(俺にとつてと同様)幻…
    38キロバイト (8,228 語) - 2021年8月31日 (火) 22:22
  • 「今朝、この人びとの戯れ交はしつる、いとうらやましく見えつるを、上にはわれ見せたてまつらむ」 とて、乱れたる事どもすこしうち混ぜつつ、祝ひきこえたまふ。 「薄氷解けぬる池の鏡には 世に曇りなき影ぞ並べる」 げに、めでたき御あはひどもなり。 「曇りなき池の鏡によろづ代を すむべき影ぞしるく見えける」…
    20キロバイト (4,248 語) - 2022年12月1日 (木) 08:09
  • 薄氷を履で国の危き事深淵に臨が如し。抑今如斯天下の乱るゝ事は偏に先帝の宸襟より事興れり。若逆徒差ちがふて奪取奉んとする事もこそあれ、相構て能々警固仕べしと、隠岐判官が方へ被知ければ、判官近国の地頭・御家人を催して日番・夜廻隙もなく、宮門を閉て警固し奉る。閏二月下
    42キロバイト (10,318 語) - 2022年12月1日 (木) 07:58
  • 変えた猫は今度はのそのそと吉田の寝床の上へあがってそこで丸くなって毛を舐(な)めはじめた。そこへ行けばもう吉田にはどうすることもできない場所である。薄氷を踏むような吉田の呼吸がにわかにずしりと重くなった。吉田はいよいよ母親を起こそうかどうしようかということで抑えていた癇癪(かんしゃく)を昂(たか)ぶ…
    54キロバイト (10,955 語) - 2021年12月13日 (月) 14:22
  • 諾はられしといふ。高松には之にて漸々と安心する様になりぬ。之迄高松の心配容易ならざる事にて、国許への早打ち櫛の歯を引くが如く、何事の起りしにやと上下薄氷を踏む心地せしといへり。〈「頭書」高松の所替止めになりしにぞ、津山には何分にも四国の内へ所替致し度き旨内願あるにぞ、夫れよりして伊予松山候をおだて…
    85バイト (11,678 語) - 2024年3月24日 (日) 10:37
  • 薄氷を踏める如き様子なりし。 【御用金の減額を請願す】御用金仰付けられし者共、何れも大に困窮し仰付けられし高にては、一統に調達相成り難き事故、皆々減少の儀願ひ出でしと云ふ。先づ鴻池屋善右衛門は、大塩が為に焼払はれしを申立てにて、金四万両にて御聞済被㆑
    85バイト (11,232 語) - 2024年3月24日 (日) 11:53
  • 居上不驕,高而不危。制節謹度。滿而不溢。高而不危所以長守貴也。滿而不溢。所以長守富也。富貴不離其身。然後能保其社稷,而和其民人。蓋,諸侯之孝也。詩云,戰戰兢兢,如臨深淵。如履薄氷。 〈上(かみ)に居(ゐ)て驕(おご)らざれば、高(たか)けれども危(あや)ふからず。節(せつ)を制(せい)し度(ど)を謹(つゝし)めば、滿(みつ)…
    34キロバイト (6,341 語) - 2020年7月26日 (日) 15:10
  • べし」と、厳しく仰渡されしに、其日何事もなかりしかば、少しは人々心を安んぜしか共、何分にも幾度といふ限りもなく、昼夜共に大小の地震震ひぬる故、何れも薄氷を踏む心地な【 NDLJP:28】るに、【窃盗放火】家も蔵も締(しま)りなき事なれば、盗賊・火附大勢徘徊し、所々にて物を取られ、一日の内幾所となく附…
    85バイト (17,056 語) - 2024年3月24日 (日) 09:30
  • 、なんの気もつかずにはいってゆくと、松の木の根もとに女の帯の端(はし)がみえた。不思議に思って覗(のぞ)いてみると、その帯は紅い尾をひいたように池の薄氷のなかに沈んでいるのであった。試みにその帯の端をつかんで引くと、それは人間のからだに巻きついているらしい手応(てごた)えがしたので、惣八はびっくりした。…
    55キロバイト (11,261 語) - 2022年1月2日 (日) 00:26
  • 定吟味〉河野三右衛門・〈奥詰組頭〉田中休蔵。 強慾之五家臣 林肥後守・土岐豊前守・水野美濃守・井上備前守・林大学頭。 越人前人如㆑履㆓薄氷㆒、以㆓中庸㆒執㆓政務㆒、民大鋪気和、政備而後天下治。   評判 備後守・越前守・中務大輔 【金銀吹替に付いての落語】一歩銀もすかねへ、矢部を弐朱の丸へやるとは…
    85バイト (19,767 語) - 2024年3月24日 (日) 10:35
  • 4477 夕霧に千鳥の鳴きし佐保路をば荒しやしてむ見るよしをなみ 大原櫻井(さくらゐの)真人が、佐保川の辺(ほとり)を行く時、よめる歌一首 4478 佐保川に凍りわたれる薄氷(うすらび)の薄き心を我が思はなくに 藤原の夫人(おほとじ)の歌一首 浄御原ノ宮ニ御宇(アメノシタシロシメ)シシ天皇ノ夫人ナリ。字ヲ氷上大刀自(ヒガミオホトジ)ト曰ヘリ…
    70キロバイト (12,797 語) - 2019年4月2日 (火) 14:38
  • れ、早く御帰国あつて、御先祖の国を治め、家名を続ぎ給はんこそ、遠くは先祖、近くは亡父公への孝行、御出家には百倍なるべし、御国今已に乱れんとして、士民薄氷を履める思をなせり。御帰国に於ては、某等無二の忠節を尽し候はん。且つ御帰国を願ふ諸士、二心なく忠義を励すべき旨、一味同心の連判仕候なりとて、証状を差…
    3キロバイト (55,944 語) - 2024年2月3日 (土) 11:09
  • り、此掛り凡六百人計り悉く闕処と成る。【有栖川宮一件沸騰す】凡銀高三千貫余目なりと云ふ事なりと、宮の名目にて出銀いたし諸侯へ貸附けし町人共も、定めて薄氷を踏める心地なるべし。此大変にて町人共も懲り果て、已来有栖川の名目を借れる者もあるまじければ、此屋敷も定めて衰微する事ならんと思はる。…
    85バイト (23,954 語) - 2024年3月24日 (日) 10:36
  • ウイフトの見た、木末(こずゑ)から枯れて来る立ち木のやうに。……      四十七 火あそび  彼女はかがやかしい顔をしてゐた。それは丁度朝日の光の薄氷(うすらひ)にさしてゐるやうだつた。彼は彼女に好意を持つてゐた。しかし恋愛は感じてゐなかつた。のみならず彼女の体には指一つ触(さは)らずにゐたのだつた。…
    41キロバイト (8,351 語) - 2023年10月17日 (火) 13:44
  • 鎌倉贈左大臣尊氏公薨じ給し刻、世の危事、深淵に臨で薄氷を蹈が如にして、天下今に反覆しぬと見へける処に、是ぞ誠に武家の棟梁共成ぬべき器用と見へし新田兵衛佐義興は、武蔵国にて討れぬ。去年まで筑紫九国を打順へたりし菊池肥後守武光も、小弐・大伴が翻て敵に成し後は勢ひ少く成ぬと聞へしかば、宮方の人々は
    48キロバイト (11,581 語) - 2022年12月1日 (木) 07:59
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