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- ← 巻之十八 巻之二十 → 三壺聞書 巻之十九 作者：山田四郎右衛門 編者：石川県図書館協会、日置謙、太田南圃 昭和六年 1931年 『三壺聞書』（みつぼききがき）、別名『三壺記』（みつぼき）は、加賀藩に仕えた宰領足軽・山田四郎右衛門が藩主前田綱紀治世の宝永年間（1704～1711）に著した通史で…177バイト (6,654 語) - 2024年2月3日 (土) 17:30
- の鉄炮の望にて、言上仕り加州へ下る。木村・山田に指加りて同役なり。弥五左衛門河合弥助に申しけるは、御用ありて召されなば、此の弥五左衛門こそ可被召寄に、弥兵衛召さるゝ事無心許儘参りて見んとて出でにけり。十間計にて弥兵衛に行逢ひければ、木村はいかに弥五殿、拙者は被仰付候也、不及是非、我れ四十に余り五十…177バイト (11,398 語) - 2024年2月3日 (土) 17:31
- 、怒りの気色で、与力や同心大に怯（ひる）んですてきな奴だと欺（だま）して捕らんと、公儀の御手から御捕りなさるに、騒ぐな転と呼ばはりかくれば、そんなら拙者はお町に出かけて、一番理屈を云はねばならない、お町へ出懸けて、一から十迄、左京が悪事を残らず語れば、御奉行様にもびつくり驚天、聞捨ならんそ〔本ノマヽ…85バイト (4,279 語) - 2024年3月24日 (日) 09:34
- 八番隊の垣内がそれに目を着けて、つと堂の上に登つて、僧侶に言つた。「坊様達、少し退いて下されい。拙者は今日切腹して相果てる一人ぢや。我々の中間には辞世の詩歌などを作るものもあるが、さやうな巧者な事は拙者には出来ぬ。就いては此世の暇乞（いとまごひ）に、其大鐘を撞いて見たい。どりや。」と云ひさま、腕ま…55キロバイト (12,093 語) - 2020年7月11日 (土) 01:54
- ← 巻之十六 巻之十八 → 三壺聞書 巻之十七 作者：山田四郎右衛門 編者：石川県図書館協会、日置謙、太田南圃 昭和六年 1931年 『三壺聞書』（みつぼききがき）、別名『三壺記』（みつぼき）は、加賀藩に仕えた宰領足軽・山田四郎右衛門が藩主前田綱紀治世の宝永年間（1704～1711）に著した通史で…177バイト (10,782 語) - 2024年2月3日 (土) 17:30
- ← 巻之十五 巻之十七 → 三壺聞書 巻之十六 作者：山田四郎右衛門 編者：石川県図書館協会、日置謙、太田南圃 昭和六年 1931年 『三壺聞書』（みつぼききがき）、別名『三壺記』（みつぼき）は、加賀藩に仕えた宰領足軽・山田四郎右衛門が藩主前田綱紀治世の宝永年間（1704～1711）に著した通史で…177バイト (9,854 語) - 2024年2月3日 (土) 17:29
- 十月（分）朔日 毎事珍重々々 今日 此方木津山田辺被取懸了則柘榴焼了雖然無殊事於両方矢戦在之手負数多在之当座於高座辺両人生涯了○三日 自今日本津猛勢出了仍奈良中般若寺戒旦院観禅院称名寺城戸𬻋院方早鐘槌之了両方無殊事自相楽山田モ西脇勢遣了同以無殊事両方引退了○六日 今日山田辺差懸内堀父子藤兵衛以下合侍分十七人打取則山田…47バイト (16,712 語) - 2024年4月5日 (金) 23:03
- 、憚に候へども、道理に依つての事に候、加藤・福島も拙者同前の所存たるべく候、然るに御当家に対し、今に至り忠節ぶりに、彼者共が口をむしり、心を引き見る様なる儀は、弓矢八幡も照覧、宗茂に於ては、仕るべからず候、千万に一つも、彼者共野心之あるに於ては、拙者へ申聞かせぬ事、よも之あるまじく候、其時は右の道理…5キロバイト (62,219 語) - 2024年4月21日 (日) 09:37
- ← 品第十三 品第十五 → 甲陽軍鑑 品第十四 作者：春日虎綱、春日惣次郎、小幡光盛、小幡景憲 編者：山田弘道 明治26年 1893年 姉妹プロジェクト：Wikipediaの記事 『甲陽軍鑑』（こうようぐんかん）は、小幡景憲が江戸初期に著した戦国大名・武田氏にまつわる軍学書である。ここでは内藤伝右衛門・温故堂書店の刊行物を底本とする。…297バイト (9,709 語) - 2024年2月2日 (金) 17:55
- 拙者心中におゐては少も心底残し不申候は盃はやくは御頂戴被成候へと三十郎淡路守への御返事仕候其時淡路三十郎手を取御心底不被残候事忝とも中々の礼更に可申上様無之候後世迄別て可得御意候さらば御盃頂戴致へしとて罷出候則御盃淡路戴き申候其被召上龍西堂頂戴候其盃又被召上山田…296キロバイト (74,642 語) - 2024年5月11日 (土) 11:51
- ← 品第四十七 品第四十九 → 甲陽軍鑑 品第四十八 作者：春日虎綱、春日惣次郎、小幡光盛、小幡景憲 編者：山田弘道 明治26年 1893年 姉妹プロジェクト：Wikipediaの記事 『甲陽軍鑑』（こうようぐんかん）は、小幡景憲が江戸初期に著した戦国大名・武田氏にまつわる軍学書である。ここでは内藤…297バイト (10,067 語) - 2024年2月2日 (金) 18:15
- り甚だ不評判に相成り、夫故の自殺なるべしと世評也。〉 戌六月廿日御用番へ酒井ゟ御届左の通 大坂町奉行跡部山城守組同心平山助次郎并小者両人、拙者家来へ御預被㆓仰付㆒罷在候処、右助次郎今暁七つ時頃、臥居候部屋の内にて息合荒く相聞候間、番士共直様立寄り声懸候得共答も無㆑之に付、驚き相改候処、何時…85バイト (15,433 語) - 2024年3月24日 (日) 10:36
- 拙者（せつしや）も心得てをります。併（しか）し頭（かしら）遠藤殿の申付（まをしつけ）であつて見れば、縦（たと）ひ生駒山（いこまやま）を越してでも出張せんではなりますまい。御覧の通（とほり）拙者は打支度（うちしたく）をいたしてをります。」 「いや。それは頭（かしら）御自身が御出馬になることなら、拙者…188キロバイト (35,969 語) - 2020年6月18日 (木) 15:53
- 上ノ御霊ヘ上リ、藪ヲ小楯ニ戦ハヽ一往抱ヘ候ヒナン、万一合戦及㆓難儀㆒トモ、京兆ノ矢倉ノ前ナレハ、ヨモ討死セサセテ御覧センヤ、又安富民部丞（允イ）ト、拙者ト、断金ノ契約ナレハ、縦ヒ京兆コソ、上意ヲ重シ申サレテ、合力ノ儀ナクトモ、ヤハ民部ハ見放シ申マシ、若又安富心替リ仕リ候トモ、京兆臨㆑難救ヒ給ハサラン…44バイト (15,452 語) - 2024年4月19日 (金) 06:21
- 宿々の詰番衆、 公事さいばん私の計ひなく、 こづま取る手もまゝなれど、 古市の遊女、 形ははでに気はしをれ、 道より戻る人、 あすは拙者が受取る、 宮川の替り段、 いらぬ世話御無用々々々、 抜参を護るばゝ、 それもなう無理とは思はず、 抜参りした者の親方、 此処を篤と合点…85バイト (16,791 語) - 2024年3月24日 (日) 09:05
- 受けたく存候の由、申上候へば、家康公御機嫌克く、左候はゞ、進ずべく候。我等馬印、金の扇にて候間、色を変へ持たせ候へとの上意御座候。景勝忝き由申され、拙者馬印の儀、黄色の扇に仕るべしと申上候。 一、慶長二丁酉年、景勝四十三歳。此年、小早川筑前中納言隆景病死。之に依りて景勝、五人の大老の列に仰付けられ候…560バイト (17,663 語) - 2023年11月26日 (日) 18:31
- お上の命ならば、これを止めるが道でないか？ しかも、拙者は、斉彬公の直臣、一言でも、斉彬公にこの事を計って御許しでも受けたか？ まさか、かかる不法の振舞を、お許しなさる公でもあるまい。又、浪人者と――いかにも、扶持離れした以上浪人だ。その浪人の拙者に、島津家が、天下の掟を破ってまでも、二度の処分をし…1.47メガバイト (284,070 語) - 2023年11月2日 (木) 05:59
- 及び候、其方は対面したるかと御尋なり、造酒之助承り、一族故節々逢ひ申し候青木新兵衛は逢ひ申し候かと御たづねなり、関ヶ原前、会津籠り候には逢ひ申し候、拙者十一二歳ゆゑ、しかとおぼえ申さず候と申上げ候へば、已前此方へかゝへ候はむとよび候へども、半之丞といふ子にはなれ深く愁歎して、剃髪して芳斎と名をかへ、…7キロバイト (38,642 語) - 2024年5月6日 (月) 09:15
- 是より先永正四年、越前の和田超照寺、諸浪人を語らひ、山科実如上人へ申上ぐるは、先年蓮如上人吉崎に御座ありし時、越前一国は随ひ居ける所、朝倉が振舞悪しく、御立退き遊ばされ候当時、拙者共諸浪人を語らひ、朝倉を一時に攻亡すの企を仕置の間、早速当国へ御入下さるゝに於ては、国中一統に、御味方申すべしとぞ申上ぐる。実如上人御承引なし。是に…4キロバイト (33,938 語) - 2024年2月3日 (土) 11:09
- 大革朱子曰革改革之革 【大学書改】 御政治曰、大革公儀之意趣。而諸国得㆑徳之本也。於㆑今、可㆑見㆓諸人成㆑徳仔細㆒者、偏頼㆓此度之仰㆒、而辛抱添㆑之。拙者必由㆑是而守焉、則庶㆓乎其〔〈不脱カ〉〕貧㆒矣。 大革之道、在㆓〔〈明脱カ〉〕損徳㆒、在㆑泰㆑民、在㆑改㆓於以前㆒。知㆑改而能有㆑極、〔〈極脱カ〉〕…85バイト (18,222 語) - 2024年3月24日 (日) 11:37