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公教要理説明（こうけうえうりせつめい） 書名（しょめい）………………一 緒言（しょげん）………………一 第（だい）一部（ぶ）　序言（じょげん）－－緒言（しょげん）の続（つづ）きであるが、…………………五 第（だい）一課（くわ）　使徒信経（しとしんけう）……………………九 第（だい）二課（くわ）　天主（てんしゅ）……………一〇…

/ 462p 第六十八説教　世を棄（すつ）る事及び自由の交際を慎（つつし）む事 / 468p 第六十九説教　掛念（けねん）を有せざるは黙想者の為に有益にして其（その）出入（しゅつにゅう）は有害なる事。 / 472p 第七十説教　夜間（やかん）の儆醒（けいせい）の行（おこない）の愉快（ゆかい）により…

『川端康成第四短篇集「心中」を主題とするヴァリエイション』 （かわばたやすなりだいよんたんぺんしゅう「しんじゅう」をしゅだいとするヴァリエイション） 作者：梶井基次郎 底本：１９９９年１１月１０日筑摩書房発行 『梶井基次郎全集　第一巻』 彼が妻と七才になる娘とを置き去りにして他郷へ出奔してから、二…

ていた。そして多少の憚（はばか）りが師範に感ぜられていたものであるから、そこへ駆けてゆく気にはなれなかった。―― 鉄弾（ショット）が、その近くに見物している生徒等の頭より高くあがっておちるとその一群からは拍手（はくしゅ）や、感嘆（かんたん）の声がきこえた。三吉が話しを止めてその方に目をやった時、何…

「そとへ行って棘（とげ）を立てて来ましたんや。知らんとおもったのが御飯を食べるとき醬油（しょうゆ）がしみてな」義母が峻にそう云った。 「もっとぎゅうとお出し」姉は怒ってしまって、邪慳（じゃけん）に掌を引っ張っている。そのたびに勝子は火の附くように泣き声を高くする。 「もう知らん、放っといてやる」しまいに姉は掌を振り離してしまった。…

て来る。秘（ひそ）やかな情熱が静かに私を満たして来る。 この闇の風景は単純な力強い構成を持っている。左手には渓の向うを夜空を劃（くぎ）って爬虫（はちゅう）の背中のような尾根が蜿蜒（えんえん）と匍っている。黒ぐろとした杉林がパノラマのように廻（まわ）って私の行く手を深い闇で包んでしまっている。その前…

第60講話　来（きた）りて我（われ）に学（まな）べ、我（われ）は心（こころ）柔和（にゅうわ）にして謙遜（けんそん）なる者（もの）なればなり〔馬太十一の廿九〕/ 128p 第61講話　聖（せい）「パスハ」に於（おけ）るの説教（せっきょう） / 133p - 136p 目次/終わり…

テキスト, データ項目 百人一首（ひゃくにん いっしゅ、ひゃくにんしゅ）とは、100人の歌人の和歌を、一人一首ずつ選んでつくった秀歌撰（詞華集）。中でも、藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだとされる小倉百人一首（おぐら ひゃくにん いっしゅ）は歌がるたとして広く用いられ、通常、百人一首といえば小…

朝鮮民主主義人民共和国著作権法（ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこくちょさくけんほう） 朝鮮民主主義人民共和国著作権法(政令第2141号) - 主体90(2001)年3月21日 朝鮮民主主義人民共和国著作権法(政令第1532号) - 主体95(2006)年2月1日 朝鮮民主主義人民共和国著作権法(政令第2803号)…

ければきっと私が殺されたに違いないし、もし夫人をうまく殺せたら、今度は必ずその罪をなすりつけられるに決まっている。私が太子の言を承諾して、しかも実行しなかったのは、深謀遠慮の結果なのだと。 晋では当時范（はん）氏中行（ちゅ…

添婦の一人で、勿論そんな付添婦の顔触れにも毎日のように変化はあったが、その女はその頃露悪的な冗談を言っては食堂へ集まって来る他の付添婦たちを牛耳（ぎゅうじ）っていた中婆さんなのだった。 吉田はそう言われて何のことかわからずにしばらく相手の顔を見ていたが、すぐに「ああなるほど」と気のついたことがあっ…

　其説（そのとき）たまふ道（だう）理（り）は聖書（せいしよ）に天國（てんこく）の奥（おく）義（ぎ）と称（いへ）り　また詩（し）篇（へん）七十八首（しゅ）の言（ことば）を験（しるし）て曰（いは）く我（われ）まさに譬（たとへ）を以（も）て口（くち）を啓（ひら）き創世（よのはじめ）以来（よりこのかた）隠…

（ほうゆう）相信（あいしん）じ、恭倹（きょうけん）己（おの）れを持（じ）し、博愛（はくあい）衆（しゅう）に及（およ）ぼし、学（がく）を修（おさ）め、業（ぎょう）を習（なら）い、以（もっ）て智能（ちのう）を啓発（けいはつ）し、徳器（とくき）を成就（じょうじゅ）し、進（すすん）で公益（こうえき）を広（ひ…

『牛人』（ぎゅうじん） 作者：中島敦 姉妹プロジェクト：Wikipediaの記事, データ項目 底本：昭和45年7月15日筑摩書房発行『現代日本文學大系63　梶井基次郎・外村繁・中島敦集』 魯の叔孫豹（しゆくそんぺう）がまだ若かつた頃、乱を避けて一度斉に奔（はし）つたことがある。途に魯（ろ）の北境庚…

第十一講話　聖神（せいしん）の力（ちから）は人心（じんしん）に於（おい）て火に似たる事、また心に生ずる思念を区別するが為に必要を有する者の事、モイセイが樹頭（じゅとう）に釘（くぎ）してハリストスの象（しょう）となせる死蛇（しじゃ）の事。此講話には二（ふたつ）の問答を含む一（いつ）はハリストスと悪なるサタナとの…

うとした憎むべきリメイに断乎としてヘルリスを挑むべく、海盤車（ひとで）に襲いかかる大蛸（おおだこ）のような猛烈さで、彼女はア・バイの中に闖入（らんにゅう）した。 ところが、海盤車と思った相手は、意外なことに痺（しび）れ鱏（えい）であった。一摑（ひとつか）みと躍（おど）りかかった大蛸はたちまち手足を…

ゅらじょう）にとって返した。身には数創を帯び、みずからの血と返り血とで、戎衣（じゅうい）は重く濡れていた。彼とならんでいた韓延年はすでに討たれて死していた。麾下を失い全軍を失って、もはや天子に見（まみ）ゆべき面目はない。彼は戟を取り直すと、再び乱軍の中に駈け…

瀟洒（しょうしゃ）たるバンガロー風の家だ。入口に、八島郭嘉坊と漢字で書いた表札が掛かっていて、ヤシマカブァと振り仮名が附けてある。この地方の風と見えて、厨房（ちゅうぼう）だけは別棟になっているが、それが四面皆竪格子（たてごうし）で囲んだ妙な作りである。…

けたり。然（さ）れば彼（かれ）が聖詠（せいえい）の中間（ちゅうかん）に、之（これ）を所謂（いはゆる）牧笛（ぼくてき）に交（こう）附（ふ）せんと欲（ほつ）したる時（とき）は之（これ）を「オ　デイ　ディア　プサルマトス」と名（な）づけ…

はくちゅう（白昼（ハクチウ））　ちゅうぞう（鋳造（チウザウ））　ちゅうたい（紐帯（チウタイ）（×　））　うちゅう（宇宙（ウチウ））　ちゅうしゅつ（抽出（チウシユツ））　せいちゅう（掣肘（セイチウ）（××）） 　　例 にゅうわ（柔和（ニウワ）） にゅうがく（入学（ニフガク）） 　　例 ひゅうが（日向（ヒウガ））…