検索結果

(前の20件 | ) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示
  • 山伏あり。名をば雲景とぞ申ける。希代の目に逢たりとて、熊野の牛王の裏に告文を書て出したる未来記あり。雲景諸国一見悉有て、過にし春の比より思立て都に上り、今熊野に居住して、華洛の名迹を巡礼する程に、貞和五年二十日の事なる天竜寺一見の為に西郊にぞ赴ける。官の庁の辺より六十許なる山伏
    46キロバイト (11,096 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • 浮世の有様/4/分冊7 (カテゴリ 1917)
    山伏螺一人同笈一人・斧一人袋入山伏棚斧一人・天地稲妻模様同山伏十五人・仙台良学院・若党同乗物・山伏二人同水桶一荷・徒士四人同槍傘・跡箱山伏同馬乗・若党同・挟箱同槍・山伏三人同役僧・槍同家老一人・供廻り八人傘・沓籠人足合羽籠供廻り 茶弁当・人足八人計雑物・人足会津下座見・上下同同同徒士・山伏
    85バイト (12,830 語) - 2024年3月24日 (日) 10:36
  • 此処に越後の国府の守護鎌倉へ上りてなし。浦の代官はらう権守と言ふ者有り。山伏著き給ふと聞きて、浦の者共を催して、櫓櫂などを乳切木材棒にして、網人共を先として、理非もへぬ奴原が二百余人観音堂を押し巻きたり。折節侍共、方々へ斎料尋ねに行きければ、判官只一人御座しける所に…
    482キロバイト (112,842 語) - 2023年1月24日 (火) 19:22
  • 甲陽軍鑑/品第一 (カテゴリ 1893)
    (ヲ)㆒者、従​(リ)㆓翌年㆒彼​(ノ)田地、可㆑任​(ス)㆓地頭覚悟​(ニ)㆒、乍​(ラ)㆑去㆑雖​(モ)㆑不​(ト)㆑苅㆓取作毛​(ヲ)㆒、令㆑㆓済年貢​(ヲ)㆒者(ハ)、不㆑可​(ラ)㆑有​(ル)㆓別条㆒兼​(ハ)又​(タ)於​(テ)㆓地頭非分​(ニ)㆒者、知行之内、半分可㆓召上​(ク)㆒者也…
    297バイト (4,160 語) - 2024年2月2日 (金) 18:20
  • と聞こえたまふは、いと鼻赤き御兄なりけり。心うつくしといひながら、あまりうちとけ過ぎたりと思せど、ここにては、いとまめにきすくの人にておはす。 「皮衣はいとよし。山伏の蓑代衣に譲りたまひてあへなむ。さて、このいたはりなき白妙の衣は、七重にも、などか重ねたまはざらむ。さるべき折々は、うち忘れたらむこともおどろかした…
    20キロバイト (4,248 語) - 2022年12月1日 (木) 08:09
  • 美濃国諸旧記/巻之九 (カテゴリ 1915)
    り、青々として、豊年の耕作となれり。太夫喜び、其日をこそは暮しける。扨其翌日に、太夫が家に、大なる山伏姿の者一人、おとなひ来りて、太夫に対面を乞ふ。長者則ち之を請じて一間に通し、其故を問ひけるに、山伏申して曰く、我は夜刄が池の使の者なり。貴殿の乞ふに任せて、大雨を降らして、耕作を助けたり。定めて満…
    177バイト (10,377 語) - 2024年2月13日 (火) 16:23
  • 琉球國中山世鑑/卷五 (カテゴリ 1650)
    國王 紗帽一頂展角全 金廂犀束帶一條 常服羅一套 大紅織金离背麒麟國領一件 青褡𧞤一件 緑貼裏一件 皮冠服一副 七旒皂皺紗皮冠一頂旒珠全 事件全 玉圭一枝袋全 五章絹地紗皮服一套 大紅素皮服一件 素白中單一件 纁色素蔽膝一件玉鈎全 纁色粧花錦綬一件金鈎玉玎璫全 紅白素大帶一條 大紅素紵絲舄一雙襪全…
    34キロバイト (7,684 語) - 2023年9月4日 (月) 23:28
  • 謙信記 (カテゴリ 1916)
    山伏となりて、忍び居り候。後上杉弾正定勝代、加地子孫を呼出すべしと尋ね給ふ。畠山下総守義直、加地安芸の孫、越後山伏と成りて居候段聞出し、定勝へ、此由を申され候に付、召出さるべしとて、山伏を越後より呼出し、髪をはやす由、勝定四十三歳にて、正保二年九月十日、逝去あり。之に依りて山伏も、是非なく越後へ罷帰り申候。…
    560バイト (17,663 語) - 2023年11月26日 (日) 18:31
  • 、「さては鎌倉の事も不審。」とて、両使は取て返し、関東へぞ下ける。爰に高氏の長男竹若殿は、伊豆の御山に御座けるが、伯父の宰相法印良遍、児・同宿十三人山伏の姿に成て、潛に上洛し給けるが、浮嶋が原にて、彼両使にぞ行合給ける。諏方・長崎生取奉んと思処に、宰相法印無是非馬上にて腹切て、道の傍にぞ臥給ける。長…
    62キロバイト (15,054 語) - 2022年12月1日 (木) 08:01
  • 人の申すままに、さまざま聖だつ験者などの、をさをさ世にも聞こえず、深き山に籠もりたるなどをも、弟の君たちを遣はしつつ、尋ね召すに、けにくく心づきなき山伏どもなども、いと多く参る。患ひたまふさまの、そこはかとなくものを心細く思ひて、音をのみ、時々泣きたまふ。 陰陽師なども、多くは女の霊とのみ占ひ申しけ…
    57キロバイト (12,465 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • を、あまたは見知りたまはねど、見たまひながら、「そのゆゑゆゑしく情けある方に、言をまぜきこえむも、つきなき身のありさまどもなれば、何か、ただ、かかる山伏だちて過ぐしてむ」と思す。 中納言殿の御返りばかりは、かれよりもまめやかなるさまに聞こえたまへば、これよりも、いとけうとげにはあらず聞こえ通ひたまふ…
    53キロバイト (11,456 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • 甲陽軍鑑/品第五十三 (カテゴリ 1893)
    弾正異見を申上る儀勝頼公御取上なし仍如㆑件 天正五年丁丑霜月、高坂弾正申は勝頼公謙信へ仰入らるべき事必ず御尤もなりと申、扨て又其節信長より部六角堂の山伏首(かしら)思善院殿を頼みて甲府へこしなさるゝ、其の子細は書付に法性院殿御在世の時より四郎殿と我等縁者にて候へ共、彼ないき殿息女短命にして今は則ち無…
    297バイト (8,822 語) - 2024年2月2日 (金) 18:17
  • 浮世の有様/5/分冊4 (カテゴリ 1917)
    の儀致し候者有㆑之候はゞ、其所の者より急度穿鑿致し、奉行所へ訴出づべき旨、寛政十一未触渡し置き候通り相守り、右体の者有㆑之候はゞ、用捨なく訴出づべく候。等閑に差置き候はゞ、所役人共迄越度たるべく候。且又俗にて山伏体其外共紛らはしき風体を致し、町々家別に守札様の物を持行き、押して初穂を乞ひ、中には…
    85バイト (15,173 語) - 2024年3月24日 (日) 11:36
  • 北条五代記/巻第三 (カテゴリ 1899)
    見しは昔。相州(さうしう)小田原(をだはら)に。王滝坊(ぎやくりうばう)と云てよりたる山伏(ぶし)あり。愚老(ぐらう)若(わか)き比。其山伏(ぶし)物語せられ【 NDLJP:474】しは。我関東(くわんとう)より毎(ごと)大峯(みね)へのばる亭禄(ていろく)はじまる。和泉(いづみ)の堺(さかい)へ下りしに。あらけなく…
    198バイト (21,098 語) - 2023年11月20日 (月) 00:09
  • 浮世の有様/5/分冊5 (カテゴリ 1917)
    一、諸家用達立入りの者、其家々より貰受け候品は、家持借家人の差別なく、其儘著用苦しからず候得共、紋所無㆑之品は譬へ貰受け候品にても、:分限に応じ申すべき事。 一、寺社家は勿論医師・儒者・山伏・座頭・瞽女・能役者等前条に拘はらず、其分限に応じ申すべき事。 一、三箇所旅籠屋食盛女共は、先般申渡し候通り、余り華美に無㆑之、傾城町同様に相成らざる様致すべく候事、…
    85バイト (16,590 語) - 2024年3月24日 (日) 11:36
  • こえむ人は、かへりてものの心をも知らず、言ふかひなきことにてこそはあらめ。いかなる人か、いとかくて世をば過ぐし果てたまふべき。 松の葉をすきて勤むる山伏だに、生ける身の捨てがたさによりてこそ、仏の御教へをも、道々別れては行ひなすなれ、などやうの、よからぬことを聞こえ知らせ、若き御心ども乱れたまひぬべ…
    127キロバイト (27,499 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • そのゆゑは、みづからかくつたなき山伏の身に、今さらにこの世の栄えを思ふにもはべらず。過ぎにし方のごろ、心ぎたなく、六時の勤めにも、ただ御ことを心にかけて、蓮の上の露の願ひをばさし置きてなむ念じたてまつりし。 わがおもと生まれたまはむとせし、そのの二月のその夜の夢に見しやう、…
    146キロバイト (31,415 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • 吾輩は猫である (カテゴリ 1905)
    集合体であって、大(おおい)に吾人の尊敬に値する凸凹(でこぼこ)と云って宜(よろ)しい。ただきたならしいのが欠点である。  主人の小供のときに牛込の山伏町に浅田宗伯(あさだそうはく)と云う漢法の名医があったが、この老人が病家を見舞うときには必ずかごに乗ってそろりそろりと参られたそうだ。ところが宗伯老…
    1.06メガバイト (208,385 語) - 2022年11月4日 (金) 04:57
  • 浮世の有様/3/分冊3 (カテゴリ 1917)
    ば打留めし事を専らいひ、当人も外にて其事を慢じ語れば、庄五郎が打ちしは余人なるべし。〉又此騒動にて四方の固め厳しく帯刀せし者は、士・医・坊主に限らず山伏にても出入る事なく、【帯刀者の通行を禁ず】已に此家の女、東在なる門徒寺へ嫁しぬるにぞ、其寺の新発此家に火事見舞に来らんとて出来りしか共帯刀をせし故之…
    85バイト (18,761 語) - 2024年3月24日 (日) 09:47
  • 三壺聞書/巻之九 (カテゴリ 1931)
    月六日辰の刻根津長左衛門持口より、依田兵部・山本清右衛門物見として、虎口より二町計向うに堤のありける所へ出で、敵の色を見る所を、真田の歩武者斎藤左助山伏の出立にて鑓玉を取り進み出で名乗る所に、牧野右馬亮が手の侍に神子田典膳・辻太郎、文字に駈来りければ、左助貝吹きて逃去る。右両人依田・山本が居たる堤の…
    177バイト (12,156 語) - 2024年2月3日 (土) 17:28
(前の20件 | ) (20 | 50 | 100 | 250 | 500 件) を表示