ヘルプ:脚註と後註

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脚註と後註
Wikisourceで脚註作業をするときのベストプラクティス

脚註の種類[編集]

註釈の印刷にはさまざまな方法があります。たとえば、各ページの下部(左側)に置いたり、章末・節末にまとめて置いたりします。また、本の最後に集められている場合もあります。脚註はよく、節記号 (§) ・段落記号 (¶) ・短剣符 (†) ・二重短剣符 (‡) ・アスタリスク (*) といった印刷用記号や、数字などで示されます。

脚註の追加[編集]

Wikisourceでは、脚註にはすべて<ref>タグをつけてください。これは自動的に認識され、ページ下部の<references/>タグ、または{{reflist}}、{{smallrefs}}テンプレートが書いてある場所に列挙されます。

脚註[編集]

ページ下部に脚註の文章を載せずに、註釈のついた文章(註番号があるところ)の直後に書き、<ref> ... </ref>タグで囲んでください。

たとえば、底本に下記の文と、脚註があったとします。

And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.4
脚註
4 Revue des Deux Mondes, February 15, 1872.

これを、校正時にWikiテキストに表現させるには、以下のようにします。

And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.<ref>''Revue des Deux Mondes'', February 15, 1872.</ref>

保存すると以下のように表示されます。

And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.[1]

備考:この例はen:Page:Popular Science Monthly Volume 1.djvu/13をもとにしています。ちなみに、これはPopular Science Monthly1872年5月号の論文"The Study of Sociology I"の一部です。

脚註を表示する[編集]

最も基本的な方法は<references/>タグです。これを置く場所は:

  1. main名前空間の下部(トランスクルージョンするテキスト英語版Wikipedia)の直後で、カテゴリなど他のフッター項目の前)
  2. Page名前空間における各ページのフッター欄英語版)。標準で全ページにフッターが追加されますが、書き換えることも出来ます。

このタグは、そのページにおける<ref>タグ内の全項目に関する番号付きリストを自動で生成します。タグ付きテキストが直接ページに記載されている場合でも、Page名前空間からトランスクルージョンされる場合でも問題ありません。リストは、ページ上に存在する脚註の順序で並びます(つまり、最初の脚註は1、その次は2、……のようになります)。

上記の例を用いると、

Wikiテキスト <references/>
表示
  1. Revue des Deux Mondes, February 15, 1872.

任意で、<references/>タグの代わりに、以下のテンプレートを利用することもできます。


後註[編集]

底本が註釈を章末・節末に設けており、かつ章内・節内の全部をMain名前空間の一サブページにトランスクルージョンする場合は、上記の方法をご利用ください。

もしも底本が、各章に対する全註釈を本の最後にまとめてあるなど、註が独立した節にある場合は、以下のいずれかの方法をとってください。

  1. 底本のフォーマットを無視し、上記の方法で全脚註を章末・節末に含める
  2. 後註の節のために、独立したサブページを作成する。代替策に、註番号と註の内容間のリンクを作成する方法が載っています。

上級篇[編集]

ページをまたぐ脚註[編集]

脚註は、複数ページにまたがることもあります。Page名前空間で各ページを校正している間は、上記の基本的な手順では上手くいきません。

<ref>タグを脚註の初めの部分に利用するときは、"name"属性を使用してください。名前は個々の校正者が決められますが、ページ番号にするのが望ましいです。

他の部分の脚註については、"follow"属性を同じ名前で追加してください。この文章の位置は脚註とは無関係ですが、通常の脚註を置くページ下部に追加するのが、分かりやすいです。必ず、他の脚註と一緒にトランスクルージョンされるページの一部分となるようにしてください。言い換えると、ページのヘッダー欄やフッター欄に書いたり<noinclude>タグ内に書いたりせず、また―部分的トランスクルージョンを利用する場合は―他の脚註と同じ節に置いてください(全部分が、Main名前空間の同じページにトランスクルージョンされます)。

たとえば、"Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer adipiscing elit. Aenean commodo ligula eget dolor. Aenean massa."という脚註について、51ページに"Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer"があり、"adipiscing elit. Aenean commodo ligula eget dolor. Aenean massa."が52ページにある場合、

初めの部分は以下のように書きます。

<ref name="p51">Lorem ipsum dolor sit amet, consectetuer</ref>

次の部分は下記のようにします。

<ref follow="p51">adipiscing elit. Aenean commodo ligula eget dolor. Aenean massa.</ref>

分割された脚註は、Main名前空間において<references/>タグか同等のテンプレートによって再結合されます。

脚註のグループ化[編集]

場合によっては、まとめられている脚註を節ごとに分割する必要があるかもしれません。異なる種類の脚註が複数箇所に列挙されたり、最後に種類ごとにまとめられたりしているかもしれません。このような場合は、種類ごとにグループ化してください。

<ref>タグを利用する場合は、"group"属性を追加してください。グループ名は個々の校正者が決められますが、脚註番号の一部として表示されることに留意してください。同じグループのタグには、同じ"group"属性値を入力する必要があります。

おのおのの<references/>タグにも、同じ"group"属性値が必要です。"group"属性値が同じ脚註のみ列挙します。

例:

入力例
Lorem<ref group="A">Foo</ref>

Ispum<ref group="B">Bar</ref>
Dolar<ref group="A">Baz</ref>


Group "A": <references group="A" />

Group "B": <references group="B" />

実際の表示
Lorem[A 1]

Ipsum[B 1]
Dolar[A 2]


Group "A":

  1. Foo
  2. Baz

Group "B":

  1. Bar

脚註の入れ子[編集]

<ref>のような一部のタグは、階層的ではなく直線的に解析されるという制約がMediaWikiにあります。その結果、

This is a basic<ref>Not<ref>Here is an opportunity for a really bad pun.</ref> the computer language!</ref> statement.<references/>

のような構文は、予想に反し以下のように解釈されます。

This is a basic引用エラー: <ref> タグに対応する </ref> タグが不足しています the computer language!</ref> statement.

この原因は、パーサーが、最も内側にある<ref></ref>ではなく、最初に出現する</ref>と最初に出現する<ref>とを対応させようとすることです。

However resort may be made in these instances to a much older syntax which is somewhat resistant to this behaviour. This same sequence may be re-expressed as:

This is a basic{{#tag:ref|Not<ref>Here is an opportunity for a really bad pun.</ref> the computer language!}} statement.<references/>

このように入力すると、期待の結果に近づいたものが生成されます。

This is a basic[2] statement.
  1. Here is an opportunity for a really bad pun.
  2. Not[1] the computer language!

しかし、それでもなお期待とは異なります。そこで、上記の方法を応用します。

This is a basic{{#tag:ref|Not<ref group="I">Here is an opportunity for a really bad pun.</ref> the computer language!|group="O"}} statement.<references group="O"/><references group="I"/>

註:グループ属性値の"I"と"O"は完全に任意で、ここでは単に、入れ子レベルのInnerとOuterを表しています。

この結果、以下のように表示されます。

This is a basic[O 1] statement.
  1. Not[I 1] the computer language!
  1. Here is an opportunity for a really bad pun.

代替策[編集]

これまでの方法が、Wikisource上で脚註を作成するためのベストプラクティスです。しかし、以下の方法を代わりに使ったほうが良い場合もごくまれにあるかもしれません。

RefテンプレートとNoteテンプレート(日本語未対応)[編集]

脚註番号は{{Ref}}で置き換え、それに対応するテキストに{{Note}}をつけることもできます。これによって、校正者は脚註の配置がより自由にできますが、Main名前空間にトランスクルージョンしたときに脚註をグループ化できないという重大な欠点があります。

上の例では、テキストは以下のように入力します。

And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.{{ref|4}}

脚註は以下のようになります。

<sup>4</sup> {{note|4}} ''Revue des Deux Mondes'', February 15, 1872.

入力結果は以下の通りです。

Text And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.テンプレート:Ref
Footnote 4
Revue des Deux Mondes, February 15, 1872.

この方法を用いる場合、脚註の先頭に適切な数字か記号を追加することが重要です。こうすることで、文章を印刷した時でも註が見つけられます。

注意:RefテンプレートとNoteテンプレートは、現時点では日本語版Wikisourceではご利用になれません。

後註に対するアンカー[編集]

底本の後註が、本の最後(もしくは別の出版物)にある場合、場合によっては特別のサブページ英語版)に後註を列挙するほうがより適切かもしれません。サブページは、底本のスキャンデータから後註の章をトランスクルージョンするのが理想的です。

文章の註番号から後註へのリンクを作成するには、Wikiリンクとアンカーが使えます。註番号は、[[My book/endnotes#footnote4]]のような形式でWikiリンクにします。後註は、その前に{{Anchors}}テンプレートを置きます。

後註が別の節にあるこのフォーマットで、上記の例を入力する場合、文章は以下のようになります。

And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.<sup>[[#footnote4|4]]</sup>
より正確に書くと[[The Study of Sociology I/Endnotes#footnote4|4]]のようになります。

後註は以下のように入力します。

{{anchors|footnote4}}<sup>4</sup> ''Revue des Deux Mondes'', February 15, 1872.


入力結果は以下の通りです。

Text And here it is doubtless thought by some, as it is in France by M. de Lagevenais, that Government, by supplying good music, should exclude the bad, such as that of Offenbach.4
Endnote 4 Revue des Deux Mondes, February 15, 1872.

関連項目[編集]