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ヘルプ:信頼性の基本ガイド

提供:Wikisource
基本ガイド 信頼性
作品の信頼性をチェックする方法

ウィキソースにはスキャン画像を底本とする作品とそうでない作品があり、異なった方法で信頼性が表示されます。

校正機能を使用した作品

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(スキャン画像を底本として)校正機能を使用した作品では、信頼性は作品名の下の「校正の状態」リボンにより表示されます。これはIndex、Page名前空間で使われるシステムと同じ配色になっています。

校正の状態
説明
 
このページのテキストは20%が検証済み(緑)、15%が校正済み(黄)、25%が問題あり(青)、10%が未校正(赤)、10%がテキストなし(灰)。残り20%は未入力。
 
校正中のテキスト。すべてのページの入力が完了しており、問題のあるページはない。半分が未校正だが残りの半分は校正済みで、その半分は検証済み。
 
ほとんど校正済みのテキスト。ほとんどのページは校正済みで、その大半は検証済み。
 
完全に検証済みのテキスト。

また、オリジナルのスキャン画像は、ページごとにテキストと比較して検証できるようになっています。スキャン画像にアクセスするには、次の二通りの方法があります。

1) ページ上部の「ページ」、「議論」タブの右に「底本」タブが表示されます。これをクリックすることにより、Indexページに移動して各ページを閲覧することができます。

2) レイアウト機能を利用している場合は(ヘルプ:レイアウト参照)、ページ番号がテキストの対応する部分の左側に表示されます。ページ番号をクリックすることにより、Page名前空間上の対応するページに移動することができます。

誤りを見つけた場合には、ページ名前空間のテキストを編集することにより、訂正することができます。底本の誤りは、ウィキソースでは{{sic}}などを用いてそのまま残す必要がある点に注意してください。

その他の作品

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底本機能を利用しない場合は、{{textinfo}}テンプレートを使用することにより、テキストに関する底本の状況を議論ページに表示します。ヘッダテンプレートにパラメータedition yesを加えることにより、書誌情報へのリンクが表示されます。

{{textinfo}}テンプレートの例を示します。

書誌情報
底本: Trent's Last Case, 1913.
出典: Trent's Last Case from Project Gutenberg
入力: User One
校正: User Two
完成度: 校正済み
注: その他の情報をここに書きます。


これにより、底本、入力者、校正者などの情報に基づいて作品の信頼性を判断することができます。

底本と出典は作品の由来を示します。プロジェクト・グーテンベルグのような他のウェブサイトが参照されている場合は、そのウェブサイトに移動してさらに信頼性を調べることができます。書籍から直接翻刻された場合などには、このようなリンクがないこともあります。

スキャン画像のない作品も校正される必要があります。ウィキソースの底本機能を使う場合に較べると簡単ではありませんが、それでも校正することはできます。図書館から借りた本であれば、このテンプレートによって書名、版などの情報を表示することができます。本は他の図書館から他の利用者によって借りられ、翻刻内容が正しいかどうか確認されます。校正が完了すると、校正者の名前がテンプレートに追加されます。

進捗状況

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校正の進捗状況を示すための旧システムについて説明します。これにより、進捗状況は以下のアイコンのいずれかによって示すことができます。

  • 0%(未入力)
  • 25%(入力中)
  • 50%(入力済み)
  • 75%(校正済み)
  • 100%(検証済み)

このシステムは底本機能とおおよそ以下のように対応しています。

おおよその対応
旧システム 新システム
 
 
 
 

ライセンス

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すべての作品は、底部のライセンスタグによって合法性が示されています。テンプレートには通常、出版年や著者の没年に関する情報が表示されます。