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  • を一二箇所充祈祷の為とて恩賞を被行ける。さてこそ山門の衆議心心に成て武家に心を寄する衆徒も多く出来にければ、八幡・山崎の官軍は、先度京都の合戦に、或被討、或疵を蒙る者多かりければ、其勢半減じて今は僅に、一万騎に足らざりけり。去ども武家の軍立、京都の形勢恐るゝに不足と見透してげれば、七千余騎を二手に…
    53キロバイト (12,774 語) - 2024年4月7日 (日) 20:28
  • 悦にて、翌二日御母子さま共に、田安へ御移り被㆑成候、見性院殿より其家来有泉五兵【 NDLJP:70】衛・野崎太左衛門を、為㆓御迎㆒被㆑遣御引取、宗近作の御守刀被㆑進、武田幸松様と御呼被㆑成、左衛門事は、今日より御附被㆑進、お静の方、数万の御人初めに候とて、御悦び大方なず、明くる三日の節句をば、殊に御祝ひ有㆑之候、…
    82バイト (14,958 語) - 2024年5月6日 (月) 08:19
  • の大将と被定、名越尾張守高家に三日先立て、四月十六日に京都に着給ふ。 59 山崎攻事付久我畷合戦事 両六波羅は、度々の合戦に打勝ければ、西国の敵恐るに不足と欺きながら、宗徒の勇士と被憑たりける結城九郎左衛門尉は、敵に成て山崎の勢に加りぬ。其外、国々の勢共五騎十騎、或は転漕に疲て国々に帰り、或は時の運…
    56キロバイト (13,597 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • 川の宿にぞ著たりける。彼竜馬俄に病出して、軈て死にけるこそ不思議なれ。引佗乗替に乗替々々、日を経て尾張国に下著し、此子細を左兵衛督に申ければ、「先京都へ引返して宇治・勢多を支てこそ、合戦を致さめ。」とて、勅使に打つれてぞ上られける。 111 将軍御進発大渡・山崎等合戦事…
    74キロバイト (17,423 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • 親父道誉が管領の国なれば、国中の勢を相催して、五百余騎忍常寺を陣に取て、敵を目の下に待懸たり。今河伊予守に三河・遠江の勢を付て、七百余騎山崎へ差向らる。吉良治部輔・宇都宮三河三郎・黒田判官を大渡へ向らる。自余の兵千余騎、淀・鳥羽・伏見・竹田へ引へさせ、羽林の兵千余騎をば、東寺の内にぞ篭られける。…
    45キロバイト (10,948 語) - 2022年12月1日 (木) 07:59
  • 馬場ニ青木隼人佐坂野ノ小路ニ桜井新左衛門上波ノ橋ノ通ニ氏家左近将監遊楽寺ノ前ニ山崎小五郎三輪ノ小路ニ真柄備中守笠間ノ小路ニ真柄左馬助川合虎福魚住前ニ富田民部丞魚住彦四郎前ニ北村平次左衛門河原前ニ杉若藤左衛門木戸ノ本ニ福岡千世詫美前ニ佐々布光林坊斎藤前ニ佐々布左京亮小林三郎次郎前ニ千秋因幡守同左京亮…
    81バイト (8,060 語) - 2024年3月25日 (月) 14:28
  •   太閤記 巻三 ○備中国冠城落去并高松之城水攻之事 信長公御父子之義注進之事、 ○為㆓信長公弔合戦㆒秀吉上洛之事 ○惟任江州安土山之城に移る事 山崎合戦之事 ○惟任坂本を心さし勝龍寺より落行事 ○明知左馬助安土山殿守を令㆓焼亡㆒事 ○信忠卿御簾中并御若君之事 ○信長公御跡知行割之事 信長公御葬礼之事…
    73バイト (1,771 語) - 2024年3月25日 (月) 14:12
  • 証大師と申奉るは、最初叡山伝教大師の御弟子にて、顕密両宗の碩徳、智行兼備の権者にてぞ御坐しける。而るに伝教大師御入滅の後、証大師の御弟子と、慈覚大師の御弟子と、聊法論の事有て、忽に確執に及ける間、証大師の門徒修禅三百房引て、三井寺に移る。于時教待和尚百六十年行て祈出し給し生身の弥勒菩薩を
    56キロバイト (13,578 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • 光秀の客家となりて、天正十午年六月十三日、山崎の合戦にて討死す。四十八歳。同弟兵太夫芸次・同半太夫頼元、右兄弟、倶に日向守光秀に属し、芸元同時に、山崎にて討死す。兵庫介芸元の子、大学頼国といふなり。子孫関東に在り。兵太夫芸次の子、兵右衛門芸春といふなり。山崎乱後、濃州に至り、子孫、岩村の城主松平和泉守家乗に仕ふるなり。…
    177バイト (10,115 語) - 2024年2月13日 (火) 16:16
  • 二百人   上田主水正 八百人   山崎左馬允 五百人   稲葉兵庫頭 二百人   間島彦太郎 二百人   市橋下総守 二百人   赤松上総介 三百人   羽柴下総守 東二之丸御後備衆 三百人   羽柴三吉侍従 五百人   長束大蔵大輔 百五十人  古田織部正 二百五十人 山崎右京進 二百人   蒔田権佐…
    75バイト (10,391 語) - 2024年3月25日 (月) 14:33
  • 殉死の禁備荒儲蓄諸役の任叙を慎む正之の領内施政の方針火葬の禁老養郷村籾蔵の配置養子には同姓の者を撰ばしむ継母の不行跡に関わる裁判正之榊原忠次を推薦す節婦を賞す正之の病状学問所の保護山崎闇斎の講義を聴く本朝通鑑の編集諸侯の人質を廃す衆道の殺害に関する裁判桂光院の移転吉川惟足衣食の質素人主の仁慈玉山講義附録編集火葬禁止の為墓地を設置す…
    82バイト (16,620 語) - 2024年5月6日 (月) 08:21
  • 山崎源太左衛門・平井加賀守・小河孫市・久徳左近右衛門・青地千世寿麻呂・池田孫二郎等なり。宇治・真木島の兵討出で、【義昭の軍敗北】巳刻より午刻迄防ぎ戦ふと雖も、信長大軍に依つて、将軍家の兵悉く討死す。于㆑時蒲生右兵衛大夫・山崎
    3キロバイト (34,518 語) - 2024年2月3日 (土) 11:10
  • NDLJP:121】 其年近江ノ佐々木家モ動乱ノ事アリ佐々木ノ家老ヲハ目賀田次郎左衛門楢崎太郎左衛門尉三上孫三郎三雲新左衛門蒲生下野守等也其外両門客トテ両家アリ佐々木刑部大夫ト田中四郎兵衛〈後号治部少輔〉此両家一族ニテ種類繁多ナリ其外ニ京極朽木鞍大原トテ一門アリ此等ハ皆京都エ直参ナレハ各別ノ事也普代相伝ノ家来ノ外ニ…
    44バイト (53,932 語) - 2024年4月19日 (金) 06:28
  • 左衞門 柴田修理亮 羽︀柴筑前守 蜂屋兵庫頭 明智十兵衞 荒木攝津守 長岡兵部輔 息與一郞 蒲生右兵衞輔 息忠三郞 永原筑前守 進藤山城守 後藤喜三郞 永田刑部少輔 山岡美作守 息孫郞 山岡玉林 多賀新左衞門 山崎源太左衞門 平野 小河孫一 弓德左近兵衞 靑地千代壽 京極小法師 池田孫次郞 【巻六(八)…
    457キロバイト (106,867 語) - 2024年5月11日 (土) 11:54
  • 当手になることもあり。明智討に明智になるは、其比山崎に居りし太夫呉松なり。   大蔵道は、元来猿楽の家にて南都に居る。道意は東洞院三本木に居る。道は大鼓の上手(じやうず)、道意は小鼓(こつゞみ)の上手(じやうず)也。拍子かけ声鳴音、残所なき古今の上手也と皆人云へり。道
    3キロバイト (22,946 語) - 2024年1月28日 (日) 14:29
  • 太子之用ゐなり、此属​(ヒ)は皆、一犬吠㆑虚万犬伝㆑実と一味之【 NDLJP:265】浅なるへし、寔歴々たる武士たちの武運長久之戦功を仏神に便り、殊数の力を憑む事は何事そや、秀頼公之寺社建立し給ひし、其数莫なりと云共七福は即生せず、七難を身にまとひ即滅ありし事、不㆑弁乎、利家は天智天皇之勅願所…
    75バイト (12,658 語) - 2024年3月25日 (月) 14:30
  • 山崎へ被遣、遠州指図の数寄屋を指図被仰付、御大工八右衛門を南都へ被遣、利休指図の数寄屋をうつさせ、直に上方より小松へ帰着す。此の二つの数寄屋を、九里覚右衛門と山本清三郎に被仰付、其の年秋中かけて作らせらる。御横目に篠原大学を被仰渡、作事毎日見廻り申さるゝ。利常公毎日御出被成、山崎
    177バイト (11,398 語) - 2024年2月3日 (土) 17:31
  • 郎左衛門 柴田修理亮 羽柴筑前守 蜂屋兵庫頭 明智十兵衛 荒木摂津守 長岡兵部輔 息与一郎 蒲生右兵衛輔 息忠三郎 永原筑前守 進藤山城守 後藤喜三郎 永田刑部少輔 山岡美作守 息孫太郎 山岡玉林 多賀新左衛門 山崎源太左衛門 平野 小河孫一 弓徳左近兵衛 青地千代寿 京極小法師 池田孫次郎 【巻六(八)…
    3キロバイト (101,980 語) - 2024年4月5日 (金) 17:57
  • 木口ヘハ河北ノ諸勢勝蓮華右京ノ進堀江石見守景実武曽深町向ヒ伊勢細呂木并光林房印牧鳥居河合以下都合四千六百余騎九頭龍ノ河涯ニ陣ヲ居ヘ中角ノ渡ノ受手ニハ山崎長門守カ嫡子小次郎ト云シ者其比ハ遁世シテ祖桂ト号セシ隠僧ヲ各主将トカシツキツヽ相随ヘル人々ニハ中村五郎右衛門神九郎左衛門半田次郎兵衛江守新保ヲ先ト…
    81バイト (10,597 語) - 2024年3月25日 (月) 14:28
  • とぞたくみける。高貞三月二十七日の暁、弐ろ有まじき若党三十余人、狩装束に出立せ、小鷹手毎にすへて、蓮台野・西山辺へ懸狩の為に出る様に見せて、寺戸より山崎へ引違、播磨路よりぞ落行ける。身に近き郎等二十余人をば、女房子共に付て、物詣する人の体に見せて、半時計引別れ、丹波路よりぞ落しける。此比人の心、子は…
    50キロバイト (12,063 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
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