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- はぜ(別名らふのき) はりぎり(別名せんのき) はんのき(別名はりのき)(けはりのき、はんのき、やまはんのき及やはずはんのきニ限ル) ひのき ひば(別名あすなろ又ハあて) ひひらぎ びやくしん びらう ふかのき ふくぎ ふぢき ぶな(いぬぶな及ぶなニ限ル) へつかにがき ほほのき ほるとのき(こばんもち及ほるとのきニ限ル)…7キロバイト (1,606 語) - 2018年3月23日 (金) 14:10
- [訓読]あすか川下濁れるを知らずして背ななと二人さ寝て悔しも [仮名]あすかがは したにごれるを しらずして せななとふたり さねてくやしも [左注]なし [校異]泊 [元][類][紀] 伯 [事項]東歌 相聞 明日香 奈良 地名 浮気 恋情 後悔 怨恨 [訓異]あすかがは,[寛]あすかかは, したにごれるを…161キロバイト (35,527 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
- しいものも持ってはいなかったが、それでも立派な法学士で――そんな肩書なぞは全くどうでもいいのだが――兎に角三十歳近い大人であった。併し、時々、少年になろうと云う意識は動いた。それと云うのが、井深君は恰度恋愛をしていた。それも――井深君は殊の外内気な性向(たち)で、かつ多分それ故に謹直で、ついぞ遊びも…17キロバイト (3,409 語) - 2019年9月29日 (日) 05:09
- 「豆腐屋だって、肴屋(さかなや)だって――なろうと思えば、何にでもなれるさ」 「そうさな、つまり頭だからね」 「頭ばかりじゃない。世の中には頭のいい豆腐屋が何人いるか分らない。それでも生涯(しょうがい)豆腐屋さ。気の毒なものだ」 「それじゃ何だい」と碌さんが小供らしく質問する。 「何だって君、やっぱりなろうと思うのさ」 「なろ…104キロバイト (18,180 語) - 2023年10月17日 (火) 13:38
- かけるところへ、お角が来かかったのです」 「異人の紙入れを掏ったのは、やっぱりお角でしたか」 われわれの想像通り、蟹のお角でした。お角もあんな騒ぎになろうとは思わなかったんでしょうが、なにしろそれが勿怪(もっけ)の仕合せで、これもどさくさ騒ぎにまぎれてその場を立去る途中、西洋馬を牽いて来る平吉に出逢…59キロバイト (11,953 語) - 2019年2月27日 (水) 14:47
- で……。勿論、癪にさわる方が悪いのだが、根が正直で一本気の男だから、つい癪にさわって無愛想になったようなわけで、当人だって真逆(まさか)にこんな事になろうとは思わなかったでしょう。なにしろ相手の素早いのには驚きましたよ」 「小ッ旗本の道楽者にゃあ摺れっからしが多いから、うっかり油断は出来ねえ」と、半…61キロバイト (12,383 語) - 2019年2月27日 (水) 14:39
- 「実は私はつい御近所で——あの向う横丁の角屋敷(かどやしき)なんですが」「あの大きな西洋館の倉のあるうちですか、道理であすこには金田(かねだ)と云う標札(ひょうさつ)が出ていますな」と主人はようやく金田の西洋館と、金田の倉を認識したようだが金田夫人に対する尊敬の度合(どあい)は前と同様である。「実…1.06メガバイト (208,385 語) - 2022年11月4日 (金) 04:57
- 「わたしは名前なんてあてにならないものはどうでもいい。ただ自分の満足を得(う)るために世のために働くのです。結果は悪名になろうと、臭名(しゅうめい)になろうと気狂(きちがい)になろうと仕方がない。ただこう働かなくっては満足が出来ないから働くまでの事です。こう働かなくって満足が出来ないところをもって見…323キロバイト (60,728 語) - 2023年10月17日 (火) 13:52
- それでも無事に今の主人は生れた。小学校というものが始めて出来た頃に、好く物が出来るというので、県庁までも知られていた。その頃自分は商人になろうと思って、主人の取引をしている、日本橋の問屋(といや)へ奉公に出た。小僧の時から奉公したのではなくては使わないというのを、主人の保証で番頭の見習をさせて貰った。…36キロバイト (7,028 語) - 2020年6月18日 (木) 15:56
- らが)は増したかも知れぬが将軍は歓呼(かんこ)の裡(うち)に帰来(きらい)した。色は黒くなっても軍曹は得意にプラットフォームの上に飛び下りた。白髪になろうと日に焼けようと帰りさえすればぶら下がるに差(さ)し支(つか)えはない。右の腕を繃帯(ほうたい)で釣るして左の足が義足と変化しても帰りさえすれば構…134キロバイト (26,387 語) - 2023年10月17日 (火) 13:50
- い訪問が郵便になり、郵便が電報になり、その電報がまた電話になる理窟(りくつ)です。つまるところは人間生存上の必要上何か仕事をしなければならないのを、なろう事ならしないで用を足してそうして満足に生きていたいというわがままな了簡(りょうけん)、と申しましょうかまたはそうそう身を粉(こ)にしてまで働いて生…60キロバイト (11,769 語) - 2019年9月29日 (日) 05:21
- 雪之丞は、涙をおさえて、茶棚からとり下す、酒罐(さけ)、杯―― ――いよいよ、大事の迫った今日お師匠さまと、こうしてお杯をいただくも、これが限りとなろうとも知れぬ。 甘い、とろりとした杯をしずかに傾けながら、言葉少く語り明していると、ふと、階下で、又しても、荒々しく、戸を叩く音。…106キロバイト (20,113 語) - 2019年2月27日 (水) 15:14
- 闇太郎は、突然、きょとんとした目つきになって、雪之丞をみつめた。 「それから?それから――その晩から、おれは泥棒になろうと決心したのさ。どうにも、友だちのいのちにゃ代えられねえと思ったのでね――」 彼は、平然として言って退けて、…66キロバイト (12,894 語) - 2019年2月26日 (火) 14:52
- ていた。そしてその方がかの女将来の一転化にも為めになろう、と。 然し窓のうちそとで向い合ってから、渠は右の手をかの女にさし延ばした。かの女は自分の左の方にいる人々の様子をじろりと見てから、目を下に向けて、そッと自分も右の手を出した。「三ヵ月素直(すなお)に待っていられる女だろうか知らん」と疑いながら…258キロバイト (51,635 語) - 2021年8月31日 (火) 22:28
- すな。さもなくて此様(このよう)に両側(りょうがわ)とも綺麗(きれい)な筈(はず)がない。」 「仰有(おっしゃ)る通(とお)り父(ちち)の手帳(てちょう)の中(なか)から見付(みつ)け出(だ)しました。」 「兎(と)に角(かく)非常(ひじょう)な必要品(ひつようひん)になろ…611キロバイト (98,208 語) - 2023年5月1日 (月) 15:22
- 京へ戻って来(こ)ようとは思わなかった。東京へ戻ってもすぐ自分の家の門は潜(くぐ)らずに釣台(つりだい)に乗ったまま、また当時の病院に落ちつく運命になろうとはなおさら思いがけなかった。 帰る日は立つ修善寺(しゅぜんじ)も雨、着く東京も雨であった。扶(たす)けられて汽車を下りるときわざわざ出迎えてく…207キロバイト (40,023 語) - 2023年10月17日 (火) 13:43
- 送って来たものに過ぎない。世には七十いくつの晩年になって、まだ生活を単純にすることを考え、家からも妻子からもいっさいの財産からものがれ、全くの一人となろうとした人もあったと聞くが、早く妻を先立(さきだ)てた私はそれと反対に、自分は家にとどまりながら成長する子供を順に送り出して、だんだん一人になるような道を歩いて来た。…56キロバイト (11,012 語) - 2021年4月25日 (日) 09:36
- けて歩いたのが、さもさも馬鹿馬鹿しくなって来た。 「御嬢さんは何でまたあすこまで出張(でば)っていたんですか。ただ私を釣るためなんですか」 「何須永へ行った帰りなんです。僕が田口で話していると、あの子が電話をかけて、四時半頃あすこで待ち合せているから、ちょっと帰りに降りてくれというんです。面倒だか…677キロバイト (132,287 語) - 2022年4月2日 (土) 11:15
- 「一銭五厘受け取ればそれでいい。下宿を出ようが出まいがおれの勝手だ」 「ところが勝手でない、昨日、あすこの亭主(ていしゅ)が来て君に出てもらいたいと云うから、その訳を聞いたら亭主の云うのはもっともだ。それでももう一応たしかめるつもりで今朝(けさ)あすこへ寄って詳(くわ)しい話を聞いてきたんだ」 おれには山嵐の云う事が何の意味だか分らない。…318キロバイト (59,334 語) - 2023年10月17日 (火) 13:42
- 「なるほどそう云えば誰(た)が袖(そで)なんて看板が通りから見えるようだね」 「ええたくさんできましたよ。もっとも変るはずですね、考えて見ると。もうやがて三十年にもなろうと云うんですから。旦那も御承知の通り、あの時分は芸者屋ったら、寺内にたった一軒しきゃ無かったもんでさあ。東家(あずまや)ってね。ちょうどそら高田の…181キロバイト (35,520 語) - 2021年5月13日 (木) 16:06