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  • 越中守大伴      宿禰家持が遥かに弟の喪を聞き感傷(かなし)みてよめるなり。 相(あ)へるを歓ぶ歌二首 3960 庭に降る雪は千重敷くしかのみに思ひて君を吾(あ)が待たなくに 3961 白波の寄する磯廻を榜ぐ舟の楫取る間なく思ほえし君      右、天平十八年八月、大伴宿禰池主が大帳使に…
    55キロバイト (10,481 語) - 2019年4月2日 (火) 14:39
  • [題詞]相歡歌二首 越中守大伴宿祢家持作 [原文]庭尓敷流 雪波知敝之久 思加乃未尓 於母比氐伎美乎 安我麻多奈久尓 [訓読]庭に降る雪は千重敷くしかのみに思ひて君を我が待たなくに [仮名]にはにふる ゆきはちへしく しかのみに おもひてきみを あがまたなくに [左注](右以天平十八年八月大伴宿祢池主附大帳使赴向京師…
    179キロバイト (40,189 語) - 2023年9月5日 (火) 15:43
  •      右の一首は、(まつりごとひと)久米朝臣廣繩(ひろなは)。 4051 多古(たこ)の崎木晩(このくれ)繁(しげ)に霍公鳥来鳴き響(とよ)まばはた恋ひめやも      右の一首は、大伴宿禰家持。      前の件の八首歌(やうた)は、二十五日よめる。 久米朝臣廣繩が館(たち)にて、田邊史福麿を饗(あへ)する宴の歌四首…
    39キロバイト (7,296 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • [訓読]めづらしき君が来まさば鳴けと言ひし山霍公鳥何か来鳴かぬ [仮名]めづらしき きみがきまさば なけといひし やまほととぎす なにかきなかぬ [左注]右一首久米朝臣廣縄 ( / 前件十五首歌者廿五日作之) [校異]等登 -> 登等 [元][類] [事項]天平20年3月25日 作者:久米広縄 年紀 動物 宴席…
    127キロバイト (28,069 語) - 2023年9月5日 (火) 15:43
  • ハ本願寺ノ一党高田宗ヲ責討テ我カ宗門ニナサンタメ加州一国ノミナラス能登越中マテ攻靡ヒケ其猛威ノアマリニテ当国ヘモ改入ルナリ然レハ我カ宗ノ大敵ニアラスヤ沙門トハ申ナカラ貴僧ハ真仏上人ノ苗裔ナレハ柏原天皇ノ末孫鎮守府ノ将軍常陸ノ大国香ノ後胤下野国司大内氏ニテマシマサスヤ野僧モ長井ノ斎藤別当実盛カ弟斎…
    81バイト (10,597 語) - 2024年3月25日 (月) 14:28
  •      ふるは、笠朝臣子君(かさのあそみこきみ)なり。また後に伝へ読む者(ひと)は、      越中国(こしのみちのなかのくに)の(まつりごとひと)久米朝臣廣繩なり。 天平勝宝三年(みとせ) 4229 新(あらた)しき年の初めはいや年に雪踏み平(なら)し常かくにもが…
    54キロバイト (9,921 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • このもとほりの ゆきなふみそね [左注]右二首歌者三形沙弥承贈左大臣藤原北卿之語作誦之也 聞之傳者笠朝臣子君 復後傳讀者越中國<>久米朝臣廣縄是也 [校異]作 [元] 依 / 様 -> [元][文][紀] [事項]天平勝宝2年 年紀 作者:三形沙弥 藤原房前 笠子君 久米広縄 伝誦 予祝 寿歌 宮廷…
    162キロバイト (35,521 語) - 2019年3月27日 (水) 14:37
  •  その年の秋の除目(じもく)に正道は丹後の国守にせられた。これは遙授(ようじゅ)の官で、任国には自分で往かずに、(じよう)をおいて治めさせるのである。しかし国守は最初の政(まつりごと)として、丹後一国で人の売り買いを禁じた。そこで山椒大夫もことごとく奴婢を解放…
    74キロバイト (14,915 語) - 2021年5月20日 (木) 17:05
  • 恆柯卒、恆柯者、右京人也、祖征夷副將軍從五位下永見、父出羽守正五位下瀧雄、恆柯少好學、頗有文情、尤善草隸、承和二年爲少内記、尋轉大内記、兼美作、遷近江大、大内記如故、八年遷式部大丞、十一年授從五位下、出爲大宰少貮、仁壽三年拜右少辨、明年爲播磨守、治貴簡要、政不開明、貞觀元年授從五位上、恆柯情無…
    91キロバイト (19,828 語) - 2023年12月26日 (火) 23:46
  • 某母は、平姓三浦氏なり。三浦氏の由来は、桓武帝四代高望親王、始めて平姓を賜はり、上総【 NDLJP:111】介に補せらる。其御子十二人の内、良望を常陸大征夷大将軍と号す。国香は良望の弟、良将の子を相馬小次郎と号す。将門、伯父国香を殺し、下総国相馬郡に都を建て、自ら平親王と号す。国香の弟を、鎮守府将軍…
    283バイト (23,605 語) - 2023年12月2日 (土) 18:38
  • みず。將門怒り、去りて東國に之(ゆ)き、相馬(さうま)の里(さと)【相馬の里】下總に據(よ)りて、常陸、下總を劫掠(ごふりやく)す。時に國香、常陸大(のだいじよう)たり。良兼下總介たり。皆將門と𨻶(げき)あり。天慶の亂承平中、將門終(つひ)に國香を攻殺す。將門の京師に在りしとき、甞て敦實(あつ…
    321バイト (31,093 語) - 2023年7月29日 (土) 11:10
  • 相違無㆓御座㆒候間、無㆓遅滞㆒御引替可㆑被㆓成下㆒候此段偏に奉㆓願上㆒候。以上。    本国遠州浜松より出張  江戸馬場先御門内西丸下 水野屋越前大    取次売弘所        向島三囲の土手下にて 中野屋隠居 追て不㆑遠奥州棚倉へ所替可㆑仕候間、無㆓御油断㆒被㆓仰付㆒可㆑被㆑下候。以上。…
    85バイト (18,195 語) - 2024年3月24日 (日) 11:51
  • ありける。句每にもろこしの博士の名などおきければ、つゞりかなふる人かたくなむありける。寬德元年八月に、大隅守長國但馬介になり、民部の丞生行おなじ國のになしたまひて、こまうどの、彼の國に着きたる、とぶらはせ給ひき。御なやみとて、明くる年正月十六日に、位さらせ給ひ御ぐしおろさせ給ふ。御年卅七になむお…
    398バイト (106,040 語) - 2022年10月18日 (火) 09:02
  • 父平國香を殺し、下總·常陸を席卷して、その勢當るべからざるものがあり、遂に坂東八國を攻略して謀叛の旗幟を明らかにした。一方西海には海賊橫行し、前伊豫藤原純友がこれを率ゐ、その勢侮り難きものがあつた。かくて東國·西海同時に動搖し、事態は容易ならざる形勢となつたために、天慶三年(一六〇〇)朝廷は遂に…
    681キロバイト (152,736 語) - 2024年1月27日 (土) 18:08