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  •  と、初めて答えた。  聞くと、曹操は、 「乱世の姦雄だと。――結構だ」  彼は、満足して去った。 (引用終了)   (注) 許劭の曹操評は、正史では「治世之能臣、乱世之姦雄」(『三国志』魏書・武帝紀注)あるいは「清平之姦賊、乱世之英雄」(『後漢書』許劭)であった。   【張角の死】十八史略…
    74キロバイト (15,882 語) - 2023年9月3日 (日) 08:57
  • 云けるは、「是全く目出き御夢にあらず。則天の凶を告るにて有べし。其故は昔異朝に呉の孫権・蜀の劉備・魏の曹操と云し人三人、支那四百州を三に分て是を保つ。其志皆二を亡して、一にあはせんと思へり。然共曹操は才智世に勝れたりしかば、謀を帷帳の中に運して、敵を方域の外に防ぐ。孫権は弛張時有て士を労らひ衆を撫で…
    52キロバイト (12,816 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • て桀紂を伐ちしも、はじめより己が身の為にせむの心なくたゞ天下の為に暴悪を除きて万民を救はむの本意なれば、いさゝかも悪とは申すべからず、漢の王莽、魏の曹操等が如きは、人の国家を奪ひ、己れ一心の驕奢を専らにせむとのみ思へば、これ奸賊にして、湯武とは天地の違なり、又逆に取りて順に守るといふは、権謀術数の徒…
    91バイト (8,877 語) - 2024年5月10日 (金) 03:54
  • とおぼして、武道の事には不測の禍をもかへりみず、たれなりともその下に立つべからざる御実意をしらしめ給はむとて、御気色までもかはらせ給ひしならむ、魏の曹操が劉備に向ひ、天下の英雄は只御辺とわれなりといひしに、劉備が飯くひてありしが、持ちし箸を落せしと同じ様の事にて、姦雄の伎倆も天授の明主にあうては、其術を施す事を得ざるにぞ、〈紳書、〉…
    91バイト (7,573 語) - 2024年5月10日 (金) 03:39
  • 行跡にして、近国よりも之を侵し侮る様に、計略をなさしめらる。蜀劉備公、魏曹操と対談の節、当世をはかるに、其愚を示し、且つ亦、雷鳴頻りの節、食を食はれけるに、面色変じ、其持てる箸を落して、暫く迷惑せしめて、其柔弱をあらはし、曹操も大に見侮り、此人怯弱、兼ねて思ふに違へりと爪はじきして、嘲られし様に、…
    3キロバイト (30,964 語) - 2024年3月24日 (日) 13:39
  • ハラサル事剰ヘ結城戦場記ノ如キ上杉安房守かく悪行〈持氏ヲ云ナリ〉目に見つゝ常に御異見申もせて唯何事も御奇特の御諚上意とほめ流し気に入顔の軽薄は昔も今も悪臣とはこそ申也と云簗田家譜には我儘之�多之ト云皆里巷ノ小人等大臣君ニ事アルニ廃黜ノ道アルヲ知ス憲実ヲ以テ義時高時カ天子ヲ放流セシニ比シ王莽曹操
    47バイト (25,785 語) - 2024年4月5日 (金) 22:55
  • って、トロイの城壁を三匝(さんそう)したとか、燕(えん)ぴと張飛が長坂橋(ちょうはんきょう)に丈八(じょうはち)の蛇矛(だぼう)を横(よこた)えて、曹操(そうそう)の軍百万人を睨(にら)め返したとか大袈裟(おおげさ)な事ばかり連想する。連想は当人の随意だがそれ以外の戦争はないものと心得るのは不都合だ…
    1.06メガバイト (208,385 語) - 2022年11月4日 (金) 04:57