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  • 1088 あしひきの山河(やまがは)の瀬の鳴るなべに弓月が岳に雲立ち渡る      右ノ二首ハ、柿本朝臣人麿ノ歌集ニ出ヅ。 1089 大海に島もあらなくに海原(うなはら)のたゆたふ波に立てる白雲      右ノ一首ハ、伊勢ニ従駕シテ作メル。 雨を詠める…
    48キロバイト (8,916 語) - 2019年4月2日 (火) 14:37
  • 0面)外の文字であり、Unicode表のSIP(補助漢字面、2面)が正しく表示できない環境によっては正しく記されない可能性がある。  倭人在帶方東南大海之中 依山㠀爲國邑 舊百餘國 漢時有朝見者 今使譯所通三十國   從郡至倭 循海岸水行 歷韓國 乍南乍東 到其北岸狗邪韓國 七千餘里 …
    9キロバイト (2,059 語) - 2022年5月11日 (水) 05:39
  • ふ。それを見ようものと、邯鄲の町の・とある廣場〔に〕は、黑山のやうなひとだかりである。的の代りに〔楊〕柳の枝を選び、百步を隔てて其の葉を射落すのだ。號の弓に基衞の矢を番へ、きりゝと引絞つて眸を凝らせば、衆人は水を打つた〔るが如く〕やうに鳴りをしづめ、かたづを吞んで紀昌の動きを見守る。矢が弦を離れ…
    24キロバイト (5,404 語) - 2021年8月31日 (火) 22:15
  • ゆつきがたけに,[寛]ゆつきかたけに, くもたちわたる[寛], [歌番号]07/1089 [題詞](詠雲) [原文]大海尓 嶋毛不在尓 海原 絶塔浪尓 立有白雲 [訓読]大海に島もあらなくに海原のたゆたふ波に立てる白雲 [仮名]おほうみに しまもあらなくに うなはらの たゆたふなみに たてるしらくも…
    222キロバイト (46,394 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
  • 、波の上に飛渡り、精衛々々と呼声、泪を不催云事なし。怨念尽る事なければ、此の鳥自ら大海を埋て、平地になさんと思ふ心を挿、毎日三度草の葉木の朶をくはえて、海中に沈めて飛帰る。尾閭洩せ共不乾、七旱ほせ共曾て一滴も不減大海なれば、何なる神通を以ても争か埋はつべき。され共父が怨を報ぜん為に、此鳥一枝一葉を…
    48キロバイト (11,581 語) - 2022年12月1日 (木) 07:59
  • ず、智者のおしへにしたがふべし、其故は鷲とをくらべんに、其德などかはまさるべき、なれ共かたつぶりのわざにおゐては、もつともこれをえたる、事にふれてこと〴〵に人にとふべし、 第二十一 と狐の事 あるとき、狐ゑじきをもとめかねて、こゝかしこさまよふ處に、しゝむらをくはへて、木の上に居れり、狐心に…
    535バイト (33,838 語) - 2021年6月2日 (水) 17:35
  • ・惶根尊。此時男女の形有といへ共更に婚合の儀なし。其後伊弉諾伊弉冊の男神女神の二神、天の浮橋の上にして、此下に豈国なからむやとて、天瓊鉾を差下して、大海を掻捜り給ふ。其鉾の滴、凝て一の島となる、をのころ島是也。次に一の州を産給ふ。此州余りに少かりし故、淡路州と名付、吾恥の国と云心なるべし。二神此島に…
    38キロバイト (9,440 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • 3026 君は来ず吾(あれ)は故なみ立つ波のしばしば侘びしかくて来じとや 3027 淡海(あふみ)の海(み)浜(へた)は人知る沖つ波君をおきては知る人もなし 3028 大海の底を深めて結びてし妹が心は疑ひもなし 3029 佐太(さだ)の浦に寄する白波間なく思ふを如何で妹に逢ひがたき 3030 思ひ出でてすべなき時は天雲の奥処(おくか)も知らに恋ひつつそ居る…
    50キロバイト (9,376 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • 初雪の眉(まゆ)にせまりし朝を思ひぬ ひでり雨さらさら落ちて 前栽(せんざい)の 萩(はぎ)のすこしく乱(みだ)れたるかな 秋の空廓寥(くわくれう)として影もなし あまりにさびし (からす)など飛べ 雨後(うご)の月 ほどよく濡(ぬ)れし屋根瓦(やねがはら)の そのところどころ光るかなしさ われ饑(う)ゑてある日に 細き尾を掉(ふ)りて…
    67キロバイト (13,278 語) - 2022年4月5日 (火) 21:39
  •  今先づ単に其の先出の書たる理由によりて、左に三国志魏書第三十九の本文を掲ぐべし。        倭人伝 倭人在㆓帯方東南大海之中㆒。依㆓山島㆒為㆓国邑㆒。旧百余国。漢時有㆓朝見者㆒。今使訳所㆑通三十国。従㆑郡至㆑倭。循㆓海岸㆒水行。歴㆓韓国㆒。乍南乍東。到㆓其北岸狗邪韓国…
    44バイト (20,114 語) - 2024年5月3日 (金) 14:31
  • [原文]八隅知之 吾大王乃 神随 高所知流 稲見野能 大海乃原笶 荒妙 藤井乃浦尓 鮪釣等 海人船散動 塩焼等 人曽左波尓有 浦乎吉美 宇倍毛釣者為 濱乎吉美 諾毛塩焼 蟻徃来 御覧母知師 清白濱 [訓読]やすみしし 我が大君の 神ながら 高知らせる 印南野の 大海の原の 荒栲の 藤井の浦に 鮪釣ると 海人舟騒き…
    166キロバイト (35,332 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
  • を打懸け、鎧の袖に袖を重て、東西南北四十余町が間、錐を立る許の地も不見、身を峙て打囲たり。義貞朝臣弓杖にすがり被下知けるは、「敵の勢に御方を合れば、大海の一滴、九牛が一毛也。只尋常の如くに軍をせば、勝事を得難し。相互に面をしり被知たらんずる侍共、五十騎づゝ手を分て、笠符を取捨、幡を巻て、敵の中に紛れ…
    56キロバイト (13,578 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • 疋走進ける間、阿難鉢を地に棄て、這々帰給しかば、其日も梨軍支餓にけり。第六日に、目連尊者梨軍支が為に食を乞て帰給に、金翅鳥空中より飛下て、其鉢を取て大海に浮べければ、其日も梨軍支餓にけり。第七日に、舎利弗又食を乞て、梨軍支が為に持て行給に、門戸皆堅く鎖して不開。舎利弗以神力其門戸を開て内へ入給へば、…
    57キロバイト (14,114 語) - 2022年12月1日 (木) 07:59
  • [仮名]しらたまの あひだあけつつ ぬけるをも くくりよすれば のちもあふものを [左注](以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出) [校異] -> 白 [万葉考] [西(右書)] 焉 / 後 (塙) 復 [事項]作者:柿本人麻呂歌集 略体 比喩 恋情 [訓異]しらたまの,[寛]ぬはたまの…
    319キロバイト (67,183 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
  • 「ふふん……」  曹操も、持前の皮肉がつい鼻先へ出て、こう揶(や)揄(ゆ)した。 「――先生、池の魚は毎度鑑(み)ておいでらしいが、まだ大海の巨鯨は、この部屋で鑑たことがありませんね」  すると、許子将は、学究らしい薄べったくて、黒ずんだ唇から、抜けた歯をあらわして、…
    74キロバイト (15,882 語) - 2023年9月3日 (日) 08:57
  • とは没交渉の沙汰であります。しかるところあのは惚れてるなと感じるのは、つまりがどうのこうのと云う訳じゃない、必竟(ひっきょう)自分が惚れているんでさあ。虚子自身が美しい女の行水(ぎょうずい)しているところを見てはっと思う途端にずっと惚れ込んだに相違ないです。さあ自分が惚れた眼で
    1.06メガバイト (208,385 語) - 2022年11月4日 (金) 04:57
  • には差伏き、真中を指て射矢をば二振の太刀を相交て、十六迄ぞ切て被落ける。其有様、譬ば四天王、須弥の四方に居して同時に放つ矢を、捷疾鬼走廻て、未其矢の大海に不落著前に、四の矢を取て返らんも角やと覚許也。小山田太郎遥の山の上より是を見て、諸鐙を合て馳参て、己が馬に義貞を乗奉て、我身徒立に成て追懸る敵を防…
    76キロバイト (18,469 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • おきつなみ[寛], きみをおきては[寛], しるひともなし[寛], [歌番号]12/3028 [題詞](寄物陳思) [原文]大海之 底乎深目而 結<義>之 妹心者 疑毛無 [訓読]大海の底を深めて結びてし妹が心はうたがひもなし [仮名]おほうみの そこをふかめて むすびてし いもがこころは うたがひもなし…
    242キロバイト (50,920 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
  • 右に随へ、直黒に成て突かゝり、万卒に面を進め一挙に死を争ひ苦戦せし有さま、たとへていはんかたもなし、痛しや其心さしは勇みしか共、敵に御方を合すれは、大海の一滴九牛か一毛なれは、引つゝんて一人も不㆑漏うち留にけり、寔二百騎計にて池田高山中川か大勢にさし向ひ令㆓苦戦㆒、忠死をとけたりし御牧か心中、類ひす…
    75バイト (11,562 語) - 2024年3月25日 (月) 14:30
  • 面ハ馬ニヒトシク口広クシテ五寸計歯ハ馬ノ歯ノ如シ馬上ニ在テ鞍ノ上ニ立テ行己カ爪ヨリ火ヲ出シテ多葉粉ヲ吸ヒ或ハ樹ノ上ニ抔スハリタルヲ見テ馬ヲスヽムルニ其動カス遂ニ其枝ヲ手折テ持ニ不動シテ造付タルカ如シ其外種々ノ幻術ヲ作シ奇妙ノ目ヲ驚サシム双方安土ニ到テ期日ヲ定メ其時刻ニ及テ諸宗ノ僧侶列坐スレハ…
    47バイト (14,617 語) - 2024年4月5日 (金) 23:04
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