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  • を、それも尋ねず、家主なれば、案内を知りて、開けてけり。あやしく嗄ればみ、さわぎたる声にて、「さぶらはむはいかに。さぶらはむはいかに」と、あまたたびいふ声にぞ、驚きて見れば、几帳の後に立てたる燈台の光はあらはなり。障子を五寸ばかり開けて、いふなりけり。いみじうをかし。さらに、かやうのすきずきしきわざ…
    6キロバイト (1,213 語) - 2019年5月13日 (月) 18:04
  • [仮名]はりぶくろ これはばりぬ すりぶくろ いまはえてしか おきなさびせむ [左注]なし [校異]なし [事項]天平勝宝1年12月15日 作者:大伴池主 年紀 贈答 書簡 大伴家持 戯歌 高岡 富山 [訓異]はりぶくろ,[寛]はりふくろ, これはばりぬ,[寛]これははりぬ, すりぶくろ,[寛]すりふくろ…
    127キロバイト (28,069 語) - 2023年9月5日 (火) 15:43
  • 此日日がけの集めを休ませ貰ひて、三五郎が大頭(おほがし)の店を見舞ふやら、團子屋の背高が愛想氣のない汁粉やを音づれて、何うだ儲けがあるかえと言へば、正さんお前好い處へ來、我れが饀この種なしに成つて最う今からは何を賣う、直樣煮かけては置いたけれど中途(なかたび)お客は斷れない、何うしような、と相…
    93キロバイト (21,243 語) - 2023年10月17日 (火) 13:34
  • ゝへてなど。《古今戀三 友則 しきたへの枕のしたに海はあれと人をみるめはおひすそありける》やさしくかきて。  もろともにめかり鹽燒浦ならは中々袖に波はかけしを 此人も安嘉門院にさぶらひしなり。つゝましくする事どもをおもひつねてかきたるもいとあはれにもおかし。ほどなく年くれて春にもなりにけり
    489バイト (9,806 語) - 2020年7月26日 (日) 02:52
  • 侍従などいひし御乳母子のみこそ、年ごろあくがれ果てぬ者にてさぶらひつれど、通ひ参りし斎院亡せまひなどして、いと堪へがたく心細きに、この姫君の母北の方のはから、世におちれて受領の北の方になりたまへるありけり。 娘どもかしづきて、よろしき若人どもも、「むげに知ぬ所よりは、親どももまうで通ひしを」と思ひて、時…
    33キロバイト (7,114 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • 女御の御ありさまなどよりも、はなやかにめでたくあらまほしければ、北の方、さぶらふ人びとなどは、心よからず思ひ言ふもあれど、何の苦しきことかはあらむ。按察使の北の方なども、かかる方にて、うれしと思ひきこえまひけり。 かくて、六条院の御いそぎは、二十余日のほどなりけり。対の上、御阿礼に詣うでたまふとて、例の御方々いざなひ…
    32キロバイト (6,884 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • のいみきいはたけ)の館に会(つど)ひて飲宴(うたげ)す。その時主人(あろじ)、百合の花縵(はなかづ)三枚(みつ)を造りて、豆器(あぶらつき)に畳ね置き、賓客(まひと)に捧贈(ささ)ぐ。各(おのもおのも)此(そ)の縵をよめる歌三首 4086 燈火(あぶらひ)の光に見ゆる我が縵早百合の花の笑まはしきかも…
    39キロバイト (7,296 語) - 2019年4月2日 (火) 14:40
  • まひにし。なにがしも、かの御送りに、麓まではさぶらひしかど、皆返したまひて、僧一人、童二人なむ、御供にさぶらはせたまふ。今はと世を背きたまひし折を、悲しきとぢめと思うたまへしかど、残りはべりけり。 年ごろ行なひの隙々に、寄り臥しながら掻き鳴したまひし琴の御琴、琵琶とり寄せまひて、掻い調べ
    146キロバイト (31,415 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • からき浮(うき)世(よ)の鹽(しほ)の味(あぢ) 出(で)船入船(ねいりぶね)えまなき 商(しやう)業繁華(げふはんくわ)の三田(み)尻(じり)は 山陽線(さんやうせん)路(ろ)のをはりにて 馬(ば)關(くわん)に延(の)ばす汽(き)車(しや)のみち 少(すこ)しくあとに立()ちかへり 徳山港(とくやまかう)を船(ふな)出(で)して…
    19キロバイト (3,728 語) - 2023年9月5日 (火) 14:46
  • ← 蛍 篝火 → 源氏物語 (渋谷栄一校訂) 常夏 常夏 いと暑き日、東の釣殿に出でまひて涼みたまふ。中将の君もさぶらひたまふ。親しき殿上人あまたさぶらひて、西川よりてまつれる鮎、近き川のいししやうのもの、御前にて調じて参らす。例の大殿の君達、中将の御あたり尋ねて参りたまへり。…
    31キロバイト (6,734 語) - 2022年12月1日 (木) 08:10
  • ぶらひ参るも重き咎めあり、わづはしきことまされば、所狭く集ひし馬、車の方もなく、寂しきに、「世は憂きものなりけり」と、思し知る。 台盤なども、かへは塵ばみて、畳、所々引き返したり。「見るほどだにかかり。ましていかに荒れゆかむ」と思す。 西の対に渡りたまへれば、御格子も参
    60キロバイト (12,881 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • なく、公方の御後見はさらにもいはず、明け暮れにつけて、こまかなる御心ばへの、いとあはれに見えたまふを、頼もしきものに思ひきこえまひて、いとあつしくのみおはしませば、参りなどしたまひても、心やすくさぶらひたまふこともかきを、すこしおとなびて、添ひさぶらはむ御後見は、かならずあるべきことなりけり。…
    46キロバイト (10,030 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • けり。むかし龜山院に御子など產み奉りてさぶらひし女房、この頃は后の宮の御方にて民部卿三位と聞ゆる御腹に當代の御子もいでものし給へり。山の前の座主にて今は大塔の二品法親王尊雲と聞ゆる、いかでならはせ給ひけるにか弓ひく道にもたけく、大か
    398バイト (103,351 語) - 2022年10月1日 (土) 00:56
  • 前斎宮の御参りのこと、中宮の御心に入れてもよほしきこえたまふ。こまかなる御とぶらひまで、とり立てたる御後見もなしと思しやれど、大殿は、院に聞こし召さむことを憚りまひて、二条院に渡したてまつむことをも、このたびは思し止まりて、ただ知らず顔にもてなしたまへれど、おほかのことどもは、とりもちて親めききこえたまふ。…
    26キロバイト (5,692 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
  • 上にさぶらひけるを、御遊びありけるついでに、 「今日は、六日の御物忌明く日にて、かならず参りたまふべきを、いかなれば」 と仰せれければ、ここに、かう泊まひにけるよし聞こし召して、御消息あるなりけり。御使は、蔵人弁なりけり。 「月のすむ川のをちなる里なれば 桂の影はのどけかるむ うやましう」…
    29キロバイト (6,363 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
  • 1196 苞(つと)もがと乞はば取せむ貝拾(ひり)ふ吾(あれ)を濡らすな沖つ白波 1197 手に取るがからに忘ると海人の言ひし恋忘れ貝言にしありけり 1198 あさりすと磯に棲む鶴(たづ)明けゆけば浜風寒み己妻(おのつま)呼ぶも 1199 藻刈舟(もかりぶね)沖榜ぎ来し妹が島形見の浦に鶴(たづ)翔る見ゆ…
    48キロバイト (8,916 語) - 2019年4月2日 (火) 14:37
  • まし。指さし放せ給ひて」とうめしげに氣色ばみ聞え給ふ。あなたの御まへを見遣り給へればかれがれなる前栽の心ばへも殊に見渡されて、のどやかに眺め給ふむ御有樣かたちもいとゆかしく哀にてえ念じ給はで「かくさぶらひたるついでを過ぐし侍むは志なきやうなるをあなたの御とぶらひ聞ゆべかりけり
    325バイト (281,775 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • べかしと云、其時いそほ笑て云、汝が慾念みだりがわし、今より以後は停止(ちやうじ)せしめよとて、さらば汝につかはすとて、三分二をば主しに返し、三分一を拾手にあふ、其時ふくろをひきみれば、日記すなはち三貫目也、前代未聞のけんだん也と、人々感じ給けり、 第十四 中間とさぶらひと馬をあらそふ事…
    535バイト (33,838 語) - 2021年6月2日 (水) 17:35
  • 六条わたりの御忍び歩きのころ、内裏よりまかでたまふ中宿に、大弐の乳母のいたくわづひて尼になりにける、とぶらはむとて、五条なる家尋ねておはしたり。 御車入るべき門は鎖したりければ、人して惟光召させて、待せたまひけるほど、むつかしげなる大路のさまを見わたしたまへるに、この家のかたはに、桧垣といふもの新しうして、上は半蔀四五間ばか…
    68キロバイト (14,694 語) - 2022年12月1日 (木) 08:09
  • 「なにがし律師のめづらしう下りたなるに、せちに語らふべきことあり。御息所の患ひたまふなるもとぶらひがて、参うでむ」 と、おほかにぞ聞こえて出でたまふ。御前、ことことしからで、親しき限り五、六人ばかり、狩衣にてさぶらふ。ことに深き道ならねど、松が崎の小山の色なども、さる巌ならねど、秋のけしきつきて、都…
    101キロバイト (22,093 語) - 2022年12月1日 (木) 08:09
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