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  • 王(いくさのおほきみ)の山を見てよみたまへる歌 0005 霞立つ 長き春日(はるひ)の 暮れにける 別(わ)きも知らず    むらきもの 心を痛み 子鳥(ぬえことり) うら嘆(な)げ居(を)れば    玉たすき 懸けのよろしく 遠つ神 我が大王の    行幸(いでまし)の 山越しの風の 独り居(を)る 吾(あ)が衣手(ころもて)に…
    32キロバイト (5,788 語) - 2019年4月2日 (火) 14:37
  • 、座中の興をぞ促しける。或時月深夜閑て、荻葉を渡風身に入たる心地しける時節、真都と覚都検校と、二人つれ平家を歌けるに、「近衛院の御時、紫宸殿の上に、と云怪鳥飛来て夜な/\鳴けるを、源三位頼政勅を承て射て落したりければ、上皇限なく叡感有て、紅の御衣を当座に肩に懸らる。「此勧賞に、官位も闕国も猶充に…
    50キロバイト (12,063 語) - 2022年12月1日 (木) 08:00
  • 藪 やぶ。(大澤(だいたく)。) 鯡 にしん。(魚(うを)の子(こ)。) 鯛 たひ。(一種(しゆ)の魚(うを)。) ぬえ。(雉(きじ)に似(に)た鳥(とり)。) 鵼 ぬえ。(ぬえ)に同(おな)じ。(一種(しゆ)の怪鳥(くわいてう)。) 襠 まち。衣服(いふく)や袴(はかま)などの幅(はば)…
    234バイト (3,144 語) - 2024年1月23日 (火) 05:23
  • 喚子鳥は春のものなりとばかりいひて、いかなる鳥ともさだかにしるせるものなし。ある眞言書の中に、よぶ子鳥なくとき招魂の法をば行ふ次第あり。これはなり。萬葉集の長歌に、「霞たつながき春日の」などつゞけたり。鳥も喚子鳥のことざまにかよひてきこゆ。 萬の事はたのむべからず。愚なる人はふかくものを賴むゆゑに、怨み怒ることあり。勢…
    457バイト (41,862 語) - 2020年7月26日 (日) 02:55
  •    卯の花の にほへる山を 外(よそ)のみも 振り放け見つつ    近江路(あふみぢ)に い行き乗り立ち 青丹よし 奈良の吾家(わがへ)に    鳥(ぬえとり)の うら嘆(な)げしつつ 下恋に 思ひうらぶれ    門に立ち 夕占(ゆふけ)問ひつつ 吾(あ)を待つと 寝(な)すらむ妹を 逢ひて早見む…
    55キロバイト (10,481 語) - 2019年4月2日 (火) 14:39
  • 精進と魚類あらば、精進を先に、魚類をあとに出すなり、其次に樽を出すなり 鳥類魚類は頭の方を先に、肴の台にすへて可㆑出なり 時の太皷は、源三位頼政(ぬゑ)をいけるときより始まる也 申の頭   寅の尾とうつなり    申はひるなり   寅は夜のひるなり   右口伝有㆑之 湯浸(ゆつけ)之事   菜(さい)数七五三なり…
    297バイト (5,122 語) - 2024年2月2日 (金) 18:14
  • に、喚子鳥なくとき招魂の法〔死者の魂を呼び招く秘法〕をば行ふ次第あり。これは(ぬえ)〔梟の類〕なり。萬葉集の長歌(ながうた)に、「霞たつ永き春日(はるび)の〔同卷一、「ぬえこどりうらなけ居れば」云々〕。」など續けたり。鳥も喚子鳥の事樣に通ひて聞ゆ。 211…
    253キロバイト (51,502 語) - 2024年2月25日 (日) 09:53
  • 八の日を射落せり。我朝の古、堀川院の御在位時、有反化物、奉悩君しをば、前陸奥守義家承て、殿上の下口に候、三度弦音を鳴して鎮之。又近衛院の御在位の時、と云鳥の雲中に翔て鳴しをば、源三位頼政卿蒙勅、射落したりし例あれば、源氏の中に誰か可射候者有。」と被尋けれ共、射はづしたらば生涯の恥辱と思けるにや、…
    57キロバイト (13,747 語) - 2022年12月1日 (木) 08:02
  • (な)でて行こうかと思ったが、どこにあるか忘れてしまったので、本堂へ上(あが)って、魚河岸(うおがし)の大提灯(おおぢょうちん)と頼政(よりまさ)の(ぬえ)を退治(たいじ)ている額だけ見てすぐ雷門(かみなりもん)を出た。敬太郎の考えではこれから浅草橋へ出る間には、一軒や二軒の易者はあるだろう。も…
    677キロバイト (132,287 語) - 2022年4月2日 (土) 11:15
  • 同泉北郡高石町 山川七左衛門 銅製神獸鏡吳永安五年ノ銘アリ 一面 同上 磁製古九谷色繪鶉文󠄃樣大皿 一枚 兵庫縣武庫郡精道󠄃村 山口吉郞兵衛 銅製鳴尊󠄄 一箇 同住󠄃吉村 男爵󠄄 住󠄃友吉左衛門 銅製𧃰󠄁龍󠄇饕餮文󠄃卣 一合 同上 銅製饕餮文󠄃爵󠄄 一箇 同上 銅製乳󠄃虎卣…
    237キロバイト (1,920 語) - 2023年8月26日 (土) 20:25
  • 「兄貴を、じっと見た眼はどうだ、おめかしをして――」 「おうおう、誰の仮声(こわいろ)だ」 「師匠のよう」 「笑わせやがらあ、そんなのは、糞色(ばばいろ)といってな――」 「鳴く声、(ぬえ)に似たりけりって奴だ」 「俺(おいら)、あの口元が好きだ。きりりと締まってよ」 「その代り、裾の方が開けっ放しだ。しかもよ、御倹約令の出るまでは、お前、内股まで白粉を塗ってさ」…
    1.47メガバイト (284,070 語) - 2023年11月2日 (木) 05:59
  • 同本鄕󠄃區金助町 大塚  稔 絹本著色釋迦如來十六羅漢圖 三幅 同駒込󠄃西片町 麻󠄃田駒之助 額面著色源三位賴政退󠄃治圖高嵩谷筆天明七年丁未夏五月穀旦ノ年記アリ 一面 同淺區淺公󠄃園地三區 淺寺 額面著色堀河夜討圖菊池容齋筆嘉永初元年秋ノ年記アリ 一面 同上 紙本著色繩暖󠄃簾圖二曲屛左扇󠄃 一扇󠄃…
    84キロバイト (1,419 語) - 2023年8月26日 (土) 20:41
  • の毛をよだて恐れける。まして変化の者も退きける。其の後は人武威も薄くなり、信心も少くなりて、彼の相伝の通りしても、不思議あらはれず。頼政卿の時さへ、をば箭にて射落し給ふ。況んや末【 NDLJP:182】代には、能々狙ひて射落すに如かず。然れども鳴弦弓法の秘事、神道古法なりとぞ聞えし。   氏綱公方を聟に取る事…
    3キロバイト (70,791 語) - 2024年2月3日 (土) 11:08
  • ぞ。此時大位小職(だいゐせうしよく)の人々日々歩行をうながされて御幽栖へとぶらはれ、さま〴〵の物がたりはじめて、なぐさめ参らせられけるとなん。頼政が(ぬえ)をいたりと申事両度なり。皆射おほせて比類なき名をのこし候。ことに闇夜におよびて目ざすともしらぬ比、かゝる怪鳥(けてう)をいたる事、是はそも何…
    3キロバイト (53,374 語) - 2024年1月31日 (水) 13:56