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不㆑好㆑犯㆑上。而好㆑作ナスヲ㆑亂ヲ者。未ダザル㆓之レ有ラ㆒也。 【集疏】伊藤源佐曰。亂謂㆓逆㆑理反㆑常之事㆒。 君子ハ務ム㆑本ヲ。本立チテ而道生ズ。 【集解】何晏曰。本基也。基立。而後可㆓大成㆒也。 孝弟也ナル者モノハ其レ爲㆑仁ヲ之本與カ。 【集解】包咸曰。先能事㆓父兄㆒。然後仁道可㆑成也。…

　　若人信歸佛　如來不欺誑 　　亦無貪嫉意　斷諸法中惡 　　故佛於十方　而獨無所畏 　　我以相嚴身　光明照世間 　　無量衆所尊　爲説實相印 　　舍利弗當知　我本立誓願 　　欲令一切衆　如我等無異 　　如我昔所願　今者已滿足 　　化一切衆生　皆令入佛道 　　若我遇衆生　盡教以佛道 　　無智者錯亂　迷惑不受教 　　我知此衆生　未曾修善本…

シメ）豈​（ニ）遠（カラン）学​（ハ）不​（ス）㆓啻潤​（ノミ）＿㆑身、興㆓隆​（シ）於国家​（ヲ）㆒栄㆓茯​（スルノ）於子孫​（ヲ）㆒本​（ト）也本立​（テ）而道生（ナル）則​（ンハ）、運​（シ）㆓乾坤​（ヲ）於掌握​（ニ）㆒、通​（ス）㆓古今​（ヲ）於胸中​（ニ）㆒不​（スヤ）㆓亦​（タ）道​（…

謂レ良也。朱熹云。此其志有レ所レ不レ爲。而其材足二以有一レ爲者也。 曰敢テ問フ二其次ヲ一。曰宗族稱シレ史孝ヲ焉。鄉黨稱スレ弟ヲ焉。 集疎 朱熹云。此本立而材不レ足者。故爲二其次一。 曰敢問二其次ヲ一。曰言ヘバ必信。行ヘバ必果。硜硜然トシテ小人ナル哉。抑亦可キ二以為ス一レ次ト矣カ。 集解…

）らずして慍（うら）みず、亦君子（くんし）ならずや。〉 一之二 有子曰：「其爲人也孝弟，而好犯上者，鮮矣；不好犯上，而好作亂者，未之有也！君子務本，本立而道生；孝弟也者，其爲仁之本歟？」 〈有子（いうし）曰く、其の人（ひと）と爲（な）りや孝弟（かうてい）にして、而して上（かみ）を犯（おか）すを好（こ…

策曰去京近而爲地便者莫若伏見宜起大城爲幕府以衛皇京也西有攝津和泉備之以 船艦以制山陽南海西海東有伊勢尾張備之以船艦以制東海陸奥北有若狹越前備之 以船艦以制山陰北陸出羽於是制諸道之本立矣諸道又備以船艦於是制諸夷之具張 矣諸夷從諸道朝皇京而覲幕府首至尾至唯意所欲可以進攻矣可以退守矣非若夫武 藏專受海于一面三面皆山一爲賊扼海々運爲絶也近世論輿地者或曰非山東無以制…

矣。若移レ此就レ彼。兩章文義完全。伊川説洵是也。皇本。崇徳下無二也字一。兩生下死下。並有二也字一。今從二邢本。正平本。縮臨本一。 朱注 主二忠信一則本立。徙レ義則日新。」愛惡人之常情也。然人之生死有レ命。非レ可二得而欲一也。以二愛惡一而欲二其生死一則惑矣。既欲二其生一又欲二其死一。則惑之甚也。」誠不…

て慍（うら）まず、亦（また）君子（くんし）ならずや。〉 一之二 有子曰：「其爲人也孝弟，而好犯上者，鮮矣；不好犯上，而好作亂者，未之有也！君子務本，本立而道生；孝弟也者，其爲仁之本歟？」 〈有子（いうし）曰（いは）く、其（そ）の人（ひと）と爲（な）りや孝弟（かうてい）にして、上（かみ）を犯（おか）す…

りを堂（どう）と打ちながら「寒月だ」と大きな声を出す。陰士は毛布（けっと）を落して、出した足を急に引き込ます。障子の影に細長い向脛（むこうずね）が二本立ったまま微（かす）かに動くのが見える。主人はうーん、むにゃむにゃと云いながら例の赤本を突き飛ばして、黒い腕を皮癬病（ひぜんや）みのようにぼりぼり掻（…

安土御普請首尾仕之事】　安土山御天主之次第 石くらの高さ十二間余也　石くら之内を一重土蔵に御用是より七重也 二重石くらの上広さ北南へ廿間西東へ十七間高さ十六間ま中有柱数二百四本立本柱長さ八間ふとさ一尺五寸六寸四方一尺三寸四方木　御座敷之内悉布を着（きせ）黒漆也　西十二畳敷（しき）墨絵に梅の御絵を　狩野永徳に被仰付かゝせられ候…

安土御普請首尾仕之事】　安土山御天主之次第 石くらの高さ十二間余也　石くら之內を一重土藏に御用是より七重也 二重石くらの上廣さ北南へ廿間西東へ十七間高さ十六間ま中有柱數二百四本立本柱長さ八間ふとさ一尺五寸六寸四方一尺三寸四方木　御座敷之內悉布を着（きせ）黒漆也　西十二疊敷（しき）墨︀繪に梅︀の御繪を　狩野永德に被仰付かゝせら…

「そうだよ。君は今夢を見ているんだよ。夢の証拠には、吾輩の眼で見ると、あの解放治療場内には先刻（さっき）から人ッ子一人いないんだよ。ただ、枯れ葉をつけた桐の木が五六本立っているきりだ……解放治療場は、昨日の大事変勃発以来、厳重に閉鎖されているんだからね……」 「……………」 「……こうなんだ……いいかい。これは、す…

ざ）しにした筆立一個に、歯磨（はみがき）の函（はこ）と肩を比（なら）べた赤間（あかま）の硯（すずり）が一面載せてある。机の側（かたわら）に押立たは二本立（だち）の書函（ほんばこ）、これには小形の爛缶（ランプ）が載せてある。机の下に差入れたは縁（ふち）の欠けた火入、これには摺附木（すりつけぎ）の死体（…