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- 新漢字版 → さんふらんしすこの御作業 (新漢字) さん◦ふらんしすこの御作業 世は堯季(ぎようき)〔澆季〕に及ぶといへども◦御(おん)扶(たすけ)手(て)の御(ご)被(ひ)官(くわん)なる*ふらんしすこの上に◦でうす のがらさ輝き給ふと見へたり。おん慈悲の御親にて在(ま…50キロバイト (11,322 語) - 2024年6月10日 (月) 18:07
- さん◦ふらんしすこの御作業 世は堯季(ぎようき)〔澆季〕に及ぶといへども◦御(おん)扶(たすけ)手(て)の御(ご)被(ひ)官(くわん)なる*ふらんしすこの上に◦でうす のがらさ輝き給ふと見へたり。おん慈悲の御親にて在(まし)ます でうす 莫太(ばくたい)の御恩を以てかのさんとを世界の暗(やみ)より実(ま…51キロバイト (11,302 語) - 2024年6月10日 (月) 18:11
- まふさま、容貌の、うつくしうあらまほしきを、明け暮れの御慰めにて、おのづから見過ぐしたまふ。 後に生まれたまひし君をば、さぶらふ人びとも、「いでや、折ふし心憂く」など、うちつぶやきつつ、心に入れても扱ひきこえざりけれど、限りのさまにて、何ごとも思し分かざりしほどながら、これをいと心苦しと思ひて、…53キロバイト (11,512 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
- NDLJP:549】共。三段(だん)にわかち。はた本(もと)は二陣(ぢん)に有て。前後(ぜんご)数(す)十町に目を付。下知(げぢ)したまふされ共時刻(じごく)により。事に望(のぞ)んで定(さだ)まらざるが。下総(しもおさ)の国の。高野台(かうのだい)合戦(かつせん)には氏康(やす)氏政(まさ)両旗本(…198バイト (14,134 語) - 2023年11月20日 (月) 01:50
- まふ御声も聞こゆ。いとあてに限りもなく聞こえて、心ばへある古言などうち誦じたまひて過ぎたまふほど、すずろにわづらはしくおぼゆ。移し馬ども牽き出だして、宿直にさぶらふ人、十人ばかりして参りたまふ。 上、いとほしく、うたて思ふらむとて、知らず顔にて、 「大宮悩みたまふ…92キロバイト (19,970 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
- ふ)語(ご) 〈勅傳第二十五巻に載す。或女房とは法性寺左京の太夫信實朝臣の伯母なりとあり。〉 【一】念佛(ねんぶつ)行者(ぎやうじや)のぞんじ候(さふらふ)べきやうは、後世(ごせ)ををそれ往(わう)生(じやう)をねがひて念佛(ねんぶつ)すれば、をはるときかならず來迎(らいかう)せさせ給(たまふ…5キロバイト (1,001 語) - 2023年8月19日 (土) 16:57
- して。誰もみゆることかたうあるに。いとくらい夜。六はら([らうイ])にあな([たイ])るをいのきたるに。めづらしうおぼえて。 月も出てやみにくれたるをはすてに何とて今宵尋きつらん とぞいはれにける。ねむごろにかたらふ人のかうて後音づれぬに。 今は世にあらし物とや思ふらん哀なく〳〵なをこそはふれ…445バイト (20,332 語) - 2020年7月26日 (日) 02:36
- まふらむ。ここにもことに恥づかしげなる人はうち混じらねど、おのおの思ふらむが、人笑へにをこがましきこと」 と思ひ乱れたまふに、心地も違ひて、いと悩ましくおぼえたまふ。 正身は、たまさかに対面したまふ時、限りなく深きことを頼め契りたまひつれば、「さりとも、こよなうは思し変ら…127キロバイト (27,499 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
- し悩まじ、と忍びたまふ。御行なひのほどにも、「同じ道をこそは勤めたまふらめ」など思しやりて、かかるさまになりたまて後は、はかなきことにつけても、絶えず聞こえたまふ。 御寺のかたはら近き林に抜き出でたる筍、そのわたりの山に掘れる野老などの、山里につけてはあはれなれば、たてまつれたまふとて、御文こまやかなる端に、…27キロバイト (5,716 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
- られて、下りて、御馬の口を取る。 「ひき連れて葵かざししそのかみを 思へばつらし賀茂の瑞垣」 と言ふを、「げに、いかに思ふらむ。人よりけにはなやかなりしものを」と思すも、心苦し。 君も、御馬より下りたまひて、御社のかた拝みたまふ。神にまかり申したまふ。 「憂き世をば今ぞ別るるとどまらむ 名をば糺の神にまかせて」…60キロバイト (12,881 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
- まふべかめれば、二の町の心安きなるべし。片端づつ見るに、「かくさまざまなる物どもこそはべりけれ」とて、心あてに「それか、かれか」など問ふなかに、言ひ当つるもあり、もて離れたることをも思ひ寄せて疑ふも、をかしと思せど、言少なにてとかく紛らはしつつ、とり隠したまひつ。 「そこにこそ多く集へたまふら…66キロバイト (14,372 語) - 2022年12月1日 (木) 08:10
- まふべき心を、願文に作らせたまへり。 さては、阿弥陀経、唐の紙はもろくて、朝夕の御手慣らしにもいかがとて、紙屋の人を召して、ことに仰せ言賜ひて、心ことにきよらに漉かせたまへるに、この春のころほひより、御心とどめて急ぎ書かせたまへるかひありて、端を見たまふ人びと、目もかかやき惑ひたまふ。…20キロバイト (4,413 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
- 尚侍の君の御近きゆかり、そこらこそは世に広ごりたまへど、なかなかやむごとなき御仲らひの、もとよりも親しからざりしに、故殿、情けすこしおくれ、むらむらしさ過ぎたまへりける御本性にて、心おかれたまふこともありけるゆかりにや、誰れにもえなつかしく聞こえ通ひたまはず。 六条院には、すべて、なほ昔に変らず数ま…58キロバイト (12,577 語) - 2022年12月1日 (木) 08:12
- くて月日を経るに、心も皆くづほれにけり。かかる人ものしたまふとは、ほの聞きながら、いたづら人をばゆゆしきものにこそ思ひ捨てたまふらめと、思ひ屈しつるを、さらば導きたまふべきにこそあなれ。心細き一人寝の慰めにも」 などのたまふを、限りなくうれしと思へり。 「一人寝は君も知りぬやつれづれと 思ひ明かしの浦さびしさを…56キロバイト (12,117 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
- 六条わたりの御忍び歩きのころ、内裏よりまかでたまふ中宿に、大弐の乳母のいたくわづらひて尼になりにける、とぶらはむとて、五条なる家尋ねておはしたり。 御車入るべき門は鎖したりければ、人して惟光召させて、待たせたまひけるほど、むつかしげなる大路のさまを見わたしたまへるに、この家のかたはらに、桧垣といふもの新し…68キロバイト (14,694 語) - 2022年12月1日 (木) 08:09
- [訓読]くへ越しに麦食む小馬のはつはつに相見し子らしあやに愛しも [仮名]くへごしに むぎはむこうまの はつはつに あひみしこらし あやにかなしも [左注]或本歌曰 宇麻勢胡之 牟伎波武古麻能 波都々々尓 仁必波太布礼思 古呂之可奈思母 [校異]なし [事項]東歌 相聞 異伝 動物 序詞 恋情 [訓異]くへごしに,[寛]くへこしに, むぎはむこうまの…161キロバイト (35,527 語) - 2023年9月5日 (火) 15:42
- ま)見(み)ると、その鴉が何羽(なんば)となく輪を描いて高い鴟尾(しび)のまはりを啼(な)きながら、飛びまはつてゐる。殊に門の上の空が、夕燒(ゆふや)けであかくなる時(とき)には、それが胡麻(ごま)をまいたやうにはつきり見えた。鴉(からす)は、勿論、門の上にある死人(し…470バイト (4,494 語) - 2019年11月4日 (月) 02:26
- いとつつましげに思したれど、かやうの人にもの言ふらむ心ばへなども、夢に知りたまはざりければ、命婦のかう言ふを、あるやうこそはと思ひてものしたまふ。乳母だつ老い人などは、曹司に入り臥して、夕まどひしたるほどなり。若き人、二、三人あるは、世にめでられたまふ御ありさまを、ゆかし…45キロバイト (9,784 語) - 2022年12月1日 (木) 08:11
- まふべき五、六の発剌を、いとおもしろく澄まして弾きたまふ。さらにかたほならず、いとよく澄みて聞こゆ。 春秋よろづの物に通へる調べにて、通はしわたしつつ弾きたまふ。心しらひ、教へきこえたまふさま違へず、いとよくわきまへたまへるを、いとうつくしく、おもだたしく思ひきこえたまふ。…145キロバイト (31,496 語) - 2022年12月1日 (木) 08:13
- 乱れて匂(にほ)ふ傘のうち 恋の一雨(ひとあめ)ぬれまさり ぬれてこひしき夢の間(ま)や 染めてぞ燃ゆる紅絹(もみ)うらの 雨になやめる足まとひ 歌ふをきけば梅川よ しばし情(なさけ)を捨てよかし いづこも恋に戯(たはぶ)れて それ忠兵衛(ちゅうべえ)の夢がたり こひしき雨よふらばふれ 秋の入日の照りそひて…77キロバイト (15,236 語) - 2019年9月29日 (日) 05:25