ニカイア以前の教父たち/第3巻/倫理的論文/祈りについて/要約
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第3巻
[編集]祈りについて。
[S. テルウォール牧師による翻訳]
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第9章 要約[1]
こんなに短い言葉の要約で、預言者、福音書、使徒たちのどれほど多くの言葉、主のどれほど多くの説教、例え話、たとえ話に触れていることでしょう。どれほど多くの義務が同時に果たされていることでしょう。「父」における神の栄誉、「御名」における信仰の証、「意志」における従順の捧げ物、「王国」における希望の記念、「パン」における生命の嘆願、「赦し」の祈りにおける負債の完全な承認、「保護」の願いにおける誘惑への不安な恐怖。何の不思議でしょう?神だけが、ご自身がどのように祈られたかを教えることができるのです。したがって、祈りという宗教的儀式は、神自身によって定められ、神の口から発せられた瞬間から神自身の精神によって活気づけられ、その特権によって天に昇り、子が教えたことを父に伝えるのです。
脚注
[編集]- ↑ ここで、アンブロジアヌス写本に「ここからテルトゥリアヌスによるさまざまな必要事項に関する論文が始まる」という題名が付けられ、そこから残りの章の見出しが取られています。(エーラーとラウスを参照。)
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