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  • 己 戸 古 呼 固 股 虎 孤 弧 故 枯 個 庫 湖 雇 誇 鼓 錮 顧 五 互 午 呉 後 娯 悟 碁 語 誤 護 口 工 公 勾 孔 功 巧 甲 交 光 向 后 好 江 考 行 坑 孝 抗 攻 更 効 幸 拘 肯 侯 厚 恒 洪 皇 紅 荒 郊 香 候 校 耕 航 貢 降 高 康 控 梗…
    83キロバイト (4,122 語) - 2020年11月23日 (月) 03:18
  • 漸(やうや)く世俗(せぞく)の皆(みな)(くう)なることを覚(さと)る、 策馬来時。只思風煙之可翫。 逢僧談処。漸覚世俗之皆。 遊円成寺上方序 源英明 ひとはてうろのくもをうがちていづるがごとく、 ちはこれりようもんみづををひてのぼる、 人(ひと)は鳥(てうろ)の雲(くも)を穿(うが)ちて出(い)づるが如(ごと)く、…
    324キロバイト (63,686 語) - 2019年11月19日 (火) 14:37
  • これを読みこなさなければ気が済まん。手帳をランプのホヤに押しつけて透(す)かして見る。二行目の棒の下からある字が三分の二ばかり食(は)み出している。の字らしい。それから骨を折ってようよう郵便局の三字だけ片づけた。郵便局の上の字は大※〈[#「郷-即のへん」、232-1]〉だけ見えている。これは何だ…
    134キロバイト (26,387 語) - 2023年10月17日 (火) 13:50
  • )い学友のうち、中津川の香蔵もすでに故人となって、今は半蔵より十年ほども早く生まれた景蔵だけが残った。この平田門人は代々中津川の本陣で、もっぱら人馬伝の事を管掌し、東山道中十七駅の元締(もとじめ)に任じて来た人で、維新間ぎわまでは同郷の香蔵と相携えて国事に奔走し、あるいは京都まで出て幾多の政変の…
    731キロバイト (142,362 語) - 2019年9月29日 (日) 05:05
  •  甲戌の歳に茶山が再び江戸に来た時には、波響蠣崎将監の宗家の当主松前若狭守章(あきひろ)が陸奥国伊達郡梁川の城主になつてゐて、波響は章に従つて梁川に往つてゐた。「憶昔東武再遊時。君従移封阿武湄。両地比旧差為近。卸鞍先報我新来。阿武東武猶千里。君云相告何太遅。置時時説近況。十書一面非可比。我去君来如相避。秋鴻春燕巧参差。」阿武は阿武隈川である。…
    1.54メガバイト (342,889 語) - 2024年3月25日 (月) 01:52
  • ろ)のものであったが、彼はわざとそれに切手を貼(は)らないのである。その代り裏に自分の姓名も書かずに投函(とうかん)していた。私はそれがために、倍の税を二度ほど払わせられた。最後に私は配達夫に彼の氏名と住所とを教えて、封のまま先方へ逆送して貰った。彼はそれで六銭取られたせいか、ようやく催促を断念したらしい態度になった。…
    181キロバイト (35,520 語) - 2021年5月13日 (木) 16:06
  • )の中から当番係の上等兵が取り出した手紙の中一通、妙なのが混っていた。赤いロシア活字で裏書した白い、大きな西洋封筒で、郵便切手が一枚も貼ってないのに税不足にもなっていないので上等兵は歩哨に見せて『何だろう』……と話し合った。たぶんゾロゾロ通っている毛唐の中の一人が、歩哨の気づかないうちに投げ込んで行ったものだったろう。…
    275キロバイト (52,068 語) - 2024年4月8日 (月) 03:42
  • すご)停車場前の休憇処に入(い)りて奥の一間なる縞毛布(しまケット)の上に温茶(ぬるちや)を啜(すす)りたりしが、門(かど)を出づる折受取りし三通の書の鞄(かばん)に打込みしままなるを、この時取出(とりいだ)せば、中に一通の M., Shigis――と裏書せるが在り。 「ええ、又寄来(よこ)した!」…
    1.02メガバイト (208,408 語) - 2024年1月28日 (日) 21:05