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  • [訓読]我が宿の一群萩を思ふ子に見ずほとほと散らしつるかも [仮名]がやどの ひとむらはぎを おもふこに みずほとほと ちらしつるかも [左注]なし [校異]歌 [西] 謌 [事項]秋雑歌 作者:大伴家持 日置長枝娘子 恋歌 恋情 比喩 植物 [訓異]がやどの,[寛]わかやとを, ひとむらはぎを…
    183キロバイト (38,151 語) - 2023年9月5日 (火) 15:40
  • ふをとりて忍びてよひのまぎれにかしこに參りぬ。おとゞはかしこきおこなひ人葛城山よりさうじ出でたる、待ちうけ給ひて加持參らせむとし給ふ。みずほふどきやうなどもいとおどろおどろしうさぎたり。人の申すまゝにさまざまひじりだつげんざなどの、をさをさ世にも聞えず深き山に籠りたるなどをも、弟の君だちをつかは…
    318バイト (320,784 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • えさわぐを、宮いと侘しうこの事により身の徒らになりぬべき事と覺し歎くに御心地もいと苦しくて惱み給ふ。中將の君はいとゞ思ひ合せてみずほふなど〈脫歟〉ざとはなくて所々に給ふ。世の中の定なきにつけてもかくはかなくてや止みなむと取り集めて歎き給ふに、二月の十日あまりの程に男みこ生れ給ひぬれば、名殘…
    325バイト (281,775 語) - 2022年12月1日 (木) 08:14
  • たらず、あやしけれどこれがとが心に任ていふ人もなければ、所えいみじきおもゝちして事を行ひなどするに。 小一條院をば今內裏とぞいふ。おはします殿は淸凉殿にて、その北なる殿におはします。西東はわたどのにて渡らせ給ふ。常にまうのぼらせ給ふおまへはつぼなれば、前栽などうゑ、ま
    460バイト (88,604 語) - 2022年6月8日 (水) 05:21
  • の、いしたてなどにめされて、まゐり給ひけるとかや。梵字などもよくかき給ふとぞきこえ給ひし。ならに玄覚僧正と申ししもおはしき。う給ひしほどに、仁和寺の寛運とかいひし人、みずほうの賞に、僧都になりし、いかなりしことにか。たれが御つかひとかやとて、ひごとに、みてぐらたてまつらるゝことありと、きこしめした…
    473キロバイト (109,801 語) - 2023年8月17日 (木) 14:23
  • らせ給へる御姿もうつくしう、いとめづらかなる雲ゐのはるになむ侍りける。卯月の廿八日に大內やうやう造り出だしてわたらせ給ふ。しろがねのうてな玉のみはし、磨きたてられたる有樣、いときよらにて、あきらけき御世の曇りなきもいとゞあらはれ侍るなるべし。御格子も御簾も、あたらしくかけわた
    398バイト (106,040 語) - 2022年10月18日 (火) 09:02
  • (何うにでもなれ)  炭俵に、身体を凭かけて、足許へ置いておいた腕を懐へ入れた。腕はもう冷たくなって、切口からは骨が尖り出ていた。  庄吉は、自分の命が、この腕の中に籠っているように感じた。この腕に、書類を握らせておいたら、自分が持っているよりも安心だし―― (ひょっとしたら
    1.47メガバイト (284,070 語) - 2023年11月2日 (木) 05:59