コンテンツにスキップ

検索結果

  • 日陰る 作者:於泉信夫 1938年 姉妹プロジェクト:データ項目 底本:盾木氾編・著『ハンセン病叢書 ハンセン病に咲いた花 戦前編』皓星社、2002年。ISBN 4-7744-0280-X。 初出:『山桜』昭和十三年一月号~同十二月号 註: この文書ではルビが使用
    699バイト (6,755 語) - 2020年3月18日 (水) 13:56
  • 其上紺搔(こんかき)はいやしきしよくにあらず、目出度(めでたき)仔細あり。こんかきのおこりを語つて聞かせん。是は奥州信夫(あうしうしのぶ)といふより始る。彼しのぶと云所に、一人の侍(ぶらひ)有り、都へのぼり大宅(おほやけ)の事につかふまつるに依て、いとまを得ず、年月を送る程に、古郷へ下る事かき絶え…
    438バイト (15,045 語) - 2024年2月1日 (木) 14:12
  • ゞゆん)の間やゝ大也。三年の後車輪の如く、もて余物をみれ、皆丘山(みなきうざん)也。則えんかくの弓、朔蓬(さくほう)のかんをもて是を射る。虱(しらみ)のこゝろをつらぬいてかけて絶せず。論語に三年まなんでよきに到らずんば可なりといへり人一度せ、おのれ千度してよくせんに、などか物をしらざらん。はいし…
    438バイト (12,051 語) - 2024年2月1日 (木) 14:10
  • いづみ)に広大なる堂塔(だうたふ)を建立(こんりふ)し、たくはへ置きたる珍宝(ちんぽう)を残ず、皆(みな)仏師運慶(ぶつしうんけい)に取らする。鷲(わし)の羽(は)、あだちぎぬ、狭布(けふ)のほそぬの、信夫(しのぶ)もぢずり、白布(しらぬの)、ぬかべの駿馬(しゆんめ)、七間(けん)まなか有る水豹(…
    438バイト (14,434 語) - 2024年2月1日 (木) 14:11
  • れたると也。長門の牛とは東大寺の柱を引きたる車牛也。額玉搔とてひたひに玉あり。長門しろたの庄より出でたり。我朝に金出来はじめは、天平(てんぴやう)二十年の春、奥州信夫郡(しのぶごほり)にて掘出し、皇へゞけ奉る。重宝に思召し大伴家持(おほともやかもち)に歌めれけれ、すべらぎの御代栄えん
    438バイト (15,562 語) - 2024年2月1日 (木) 14:10
  • 信夫山へ対陣し、夜明け切懸らんと支度せり。景勝、会津に居られけるが、政宗、大軍にて小山へ出でたりと聞きて、八千の軍勢を引率し、会津を立ち、昨廿六日の晩、簗川へ著き聞かるれ、福島表へ、政宗取詰めたりと聞き、翌廿七日、福島さして押れけり。政宗は之を知らず、信夫
    3キロバイト (116,548 語) - 2024年2月3日 (土) 18:43
  • 、継信も兄弟ながら未だある心地してこそ思ひつれ。年の内は思へ幾程もなし。人も命有り、我も存命へたら、明年の正月の末、二月の初めには陸奥へ下らんずれ、御辺も下りて、秀衡をも見よかし。又信夫の里に留め置きし妻子をも、今一度見給へかし」と仰せられけれ、「
    482キロバイト (112,842 語) - 2023年1月24日 (火) 19:22
  • 二十八に分つたその西方の一を云ふ、毎日を二十八宿に當てはめてある。〕なり。この宿、清明なる故に、月をもてあそぶに良夜とす。 240 しのぶの浦〔岩代信夫郡の濱〕の蜑のみるめ〔海松と布(め)、共に海の植物、しのぶを人目を忍ぶとかけ、之を人の見る目とかけたのだ。〕も所狹く、くらぶの山〔山城の暗部山、暗路…
    253キロバイト (51,502 語) - 2024年2月25日 (日) 09:53